セントライト記念2018の競馬予想分析!過去の血統と種牡馬の共通点

2018年9月17日、中山競馬場でセントライト記念(GⅡ/芝2200m)が行われる。春のクラシック先生で活躍してきたジェネラーレウーノ、コズミックフォース、ギベオンなどが秋初戦を迎える。復帰を挟んで3連勝中のレイエンダも初重賞挑戦となり注目を集める1戦だ。

開催に際し、どのような血統の馬がいい成績を残しているのか、同コースでどのような血統の馬が台頭しているのか、過去のデータをもとに見ていくことにしよう。

今回、好走血統は過去9年(新潟開催の2014年を除く)、コース・距離別種牡馬成績は2013年以降のレースより集計を行った。


目次

過去10年好走馬血統

着順人気種牡馬母父馬
12トーセンホマレボシジャングルポケット
21ディープインパクトEssence of Dubai
33ハーツクライIntikhab
11ディープインパクトブライアンズタイム
22ディープインパクトブライアンズタイム
33ディープインパクトStorm Cat
16ブラックタイドサクラバクシンオー
29スクリーンヒーローエルコンドルパサー
310ステイゴールドアフリート
13シンボリクリスエススペシャルウィーク
25ジャングルポケットサンデーサイレンス
36キングカメハメハサンデーサイレンス
11ステイゴールドデインヒル
214ブライアンズタイムノーザンテースト
34ディープインパクトPivotal
16ステイゴールドメジロマックイーン
23ディープインパクトLycius
31フジキセキエリシオ
14アグネスタキオンヘクタープロテクター
23サッカーボーイティンバーカントリー
32マンハッタンカフェハートレイク
12ステイゴールドタイトスポット
24タニノギムレットフジキセキ
37ダンスインザダークトニービン
15アグネスタキオンNureyev
21ブライアンズタイムZabeel
310アグネスタキオンMachiavellian

解析・分析:注目血統は?

父系は近年ほぼサンデーサイレンス系で占められている。逆にニアークティック系の活躍は皆無であり、軽視して良いだろう。父母問わず活躍しているのがロベルト系であり、こちらは父系問わずに注目してみたい。

2017年 サトノクロニクル(母父Intikhab)
2016年 ディーマジェスティ(母父ブライアンズタイム)/ゼーヴィント(母父ブライアンズタイム)
2015年 ミュゼエイリアン(父スクリーンヒーロー)
2013年 ユールシンキング(父シンボリクリスエス)
2012年 スカイディグニティ(父ブライアンズタイム)
2009年 セイクリッドバレー(父タニノギムレット)
2008年 マイネルチャールズ(父ブライアンズタイム)

今年の出走予定馬の中ではギベオン、レイエンダが該当する。また、前述の父二アークティック系も含めるとタニノフランケルも該当しており、これらの馬達の走りに注目だ。

出走予定馬・種牡馬コース成績

種牡馬着別度数勝率複勝率
ディープインパクト10-9-3-4415.2%33.3%
オウケンブルースリ0-0-0-00.0%0.0%
ハーツクライ3-5–9-464.8%27.0%
ハービンジャー2-3-4-305.1%23.1%
キングカメハメハ1–4–4-402.0%18.4%
スクリーンヒーロー2-2-0-816.7%33.3%
Frankel0-0-0-00.0%0.0%
マンハッタンカフェ5–2–0-2416.1%22.6%
ノヴェリスト0-0-0-00.0%0.0%

集計期間:2013.1. 1 〜 2017. 12. 28

解説・分析:注目血統は?

ディープインパクト・スクリーンヒーロー産駒の成績の良さが目立つ。中山重賞実績のあるジェネラーレウーノに期待がかかる。3連勝中のレイエンダの走りも注目が集まるが、キングカメハメハ産駒の同条件の成績は今ひとつであり割り引く必要があるだろう。

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