ローズステークス2018の競馬予想分析!過去の血統と種牡馬の共通点

2018年9月16日、阪神競馬場でローズS(GⅡ/芝1800m)が行われる。秋華賞に向けての最重要ステップであり、今年はGⅠ馬の出走はないものの注目馬が多く出走する。サトノワルキューレ、サラキア、カンタービレ、トーセンブレスなどが出走を予定している。

開催に際し、どのような血統の馬がいい成績を残しているのか、同コースでどのような血統の馬が台頭しているのか、過去のデータをもとに見ていくことにしよう。

今回、好走血統は過去10年、コース・距離別種牡馬成績は2013年以降のレースより集計を行った。


目次

過去10年好走馬血統

着順人気種牡馬母父馬
18TapitDixieland Band
26ディープインパクトクロフネ
33ハーツクライAmerican Post
11ディープインパクトシングスピール
211ステイゴールドボストンハーバー
36エンパイアメーカーサンデーサイレンス
17ディープインパクトSadler’s Wells
21ディープインパクトGold Away
32キングカメハメハサンデーサイレンス
12ハーツクライスピニングワールド
215キングカメハメハサンデーサイレンス
39ゼンノロブロイシングスピール
11ディープインパクトキングカメハメハ
29キングヘイロートニービン
310ディープインパクトフレンチデピュティ
11ディープインパクトBertolini
22ディープインパクトMachiavellian
33ディープインパクトデインヒル
11クロフネサンデーサイレンス
210テレグノシスサンデーサイレンス
37ハーツクライSeeking the Gold
14ゼンノロブロイフレンチデピュティ
26ファルブラヴサンデーサイレンス
35キングカメハメハキャロルハウス
15アグネスタキオンCozzene
21マンハッタンカフェCaerleon
310ホワイトマズルトニービン
17ステイゴールドサクラユタカオー
29ダンスインザダークSharpo
31フレンチデピュティサンデーサイレンス

解析・分析:注目血統は?

近年はディープインパクトを筆頭としたサンデーサイレンス系種牡馬かミスタプロスペクター系種牡馬×母父サンデーサイレンスの組み合わせのいずれかという傾向が顕著に見られる。今年は後者の該当馬がなく、ディープインパクト産駒の取捨が重要となる。

特に相性の良い組み合わせは母父二アークティック系であり、欧州型・米国型・豪州型問わず活躍している。

2017年 カワキタエンカ(母父クロフネ)
2016年 シンハライト(母父シングスピール)
2015年 タッチングスピーチ(母父Sadler’s Wells)/ミッキークイーン(母父Gold Away)
2013年 ウリウリ(母父フレンチデピュティ)
2012年 ジェンティルドンナ(母父Bertolini)/ラスヴェンチュラス(母父デインヒル)

今年の出走予定馬の中ではサラキア、カンタービレ、トーセンブレス、フィフニティ、ラテュロスが該当する。過去の傾向と同様にこれらの馬達の活躍に期待したい。

出走予定馬・種牡馬コース成績

種牡馬着別度数勝率複勝率
ルーラーシップ2-5-3-285.3%26.3%
ディープインパクト65-45-45-24116.6%39.3%
エイシンフラッシュ1-1-0-320.0%40.0%
マンハッタンカフェ7-5-10-856.5%20.6%
ヴィクトワールピサ2-2–2-276.1%18.2%
ハーツクライ13-16-19-1267.5%27.6%
ベーカバド0–2–0-60.0%25.0%
ディープスカイ1-0-1-185.0%10.0%

集計期間:2013.1. 1 〜 2017. 12. 28

解説・分析:注目血統は?

複数の産駒が出走を予定しているディープインパクト産駒の成績が一つ抜けているのがわかる。今年もサトノワルキューレ、サラキア、カンタービレと注目馬も多く見逃せない。

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