スプリンターズS2018の競馬予想分析!過去の血統と種牡馬、明確な共通点とは?

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2018年9月30日、中山競馬場でスプリンターズS(GⅠ/芝1200m)が行われる。スプリントGⅠ春秋制覇のかかるファインニードル、同一G13連覇を目指すレッドファルクス、スプリントGⅠでの善戦が続くレッツゴードンキ、香港馬のラッキーバブルズなどの注目馬が出走する。

開催に際し、どのような血統の馬がいい成績を残しているのか、同コースでどのような血統の馬が台頭しているのか、過去のデータをもとに見ていくことにしよう。

今回、好走血統は過去9年(新潟で開催された2014年を除く)、コース・距離別種牡馬成績は2013年以降のレースより集計を行った。


目次

過去10年好走馬血統

着順 人気 種牡馬 母父馬
1 1 スウェプトオーヴァーボード サンデーサイレンス
2 5 キングカメハメハ マーベラスサンデー
3 7 アドマイヤムーン ヘクタープロテクター
1 3 スウェプトオーヴァーボード サンデーサイレンス
2 2 ディープインパクト ロックオブジブラルタル
3 9 ダイワメジャー ジャングルポケット
1 1 フジキセキ タイキシャトル
2 11 サクラプレジデント Cure the Blues
3 9 オンファイア フサイチコンコルド
1 1 キングカメハメハ Storm Cat
2 2 アドマイヤムーン サクラバクシンオー
3 15 キングヘイロー キンググローリアス
1 2 キングカメハメハ Storm Cat
2 1 クロフネ トニービン
3 9 ロージズインメイ マイネルラヴ
1 3 クロフネ トニービン
2 9 スウェプトオーヴァーヴォード フジキセキ
3 7 ファルブラヴ サンダーガルチ
1 10 Encosta de Lago Sir lvor
2 3 フジキセキ Pleasant Colony
3 7 シンボリクリスエス Crafty Prospector
1 5 キングヘイロー テンビー
2 1 チーフベアハート Westminster
3 6 サクラバクシンオー Woodman
1 1 クロフネ Nureyev
2 2 フジキセキ Pleasant Colony
3 6 チーフベアハート Westminster

解析・分析:注目血統は?

昨年はミスタープロスペクター系が上位を独占、昨年・一昨年はサンデーサイレンス系が独占と両系統から候補を絞るのが賢明と言えるだろう。

父ミスタープロスペクター系の産駒は母父サンデー系との相性が良いのは去年・一昨年の結果を見れば明確であり、今年もレッドファルクス、レッツゴードンキには期待が集まる。
2017年 レッドファルクス(母父サンデーサイレンス)/レッツゴードンキ(母父マーベラスサンデー)
2016年 レッドファルクス
2011年 パドトロワ(母父フジキセキ)
また、父ミスタープロスペクタ系×母父ナスルーラ系の組み合わせもハクサンムーンの例があり、こちらも注目したい。人気を集めるであろうファインニードルの他にラインスピリットが該当する。

父サンデー系は母父ロイヤルチャージャー系との相性が良い。ダイワメジャー産駒のナックビーナスの構想にも期待したいところだ。
2015年 ストレイトガール(母父タイキシャトル)/サクラゴスペル(母父Cure the Blues)

出走予定馬・種牡馬コース成績

種牡馬 着別度数 勝率 複勝率
ディープインパクト 6–1–5-41 11.3% 22.6%
Encosta de Lago 0-0-0-0 0.0% 0.0%
アドマイヤコジーン 2–3–3-23 6.5% 25.8%
アドマイヤムーン 8-11-7-56 9.8% 31.7%
キングヘイロー 2-1-1-34 5.3% 10.5%
ストーミングホーム 0-1-2-22 0.0% 12.0%
ダイワメジャー 12-13-8-94 9.4% 26.0%
マンハッタンカフェ 4-4-2-27 10.8% 27.0%
スウェプトオーヴァーボード 6-3-2-39 12.0% 22.0%
Sebring 0-0-0-0 0.0% 0.0%
ショウナンカンプ 2-5-3-36 4.3% 21.7%
キングカメハメハ 5-4-2-44 9.1% 20.0%

集計期間:2013.1. 1 〜 2017. 12. 28

解説・分析:注目血統は?

アドマイヤムーンが勝率・複勝率共に高い数字を残しているのがわかる。ファインニードルだけでなく、他のアドマイヤムーン産駒にも注意する必要があるだろう。次いでマンハッタンカフェ、ダイワメジャーといったサンデーサイレンス系種牡馬が続く。過去の傾向からもこれらの産駒にも注目したい。

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