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2018年5月6日、新潟競馬場で新潟大賞典(GⅢ/芝2000m)が行われる。トリオンフ、ステファノス、スズカデヴィアス、ハクサンルドルフ、トーセンマタコイヤ、ステイインシアトル、カレンラストショーらが出走するが、どんなレースが展開されるのか?台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

春の新潟開催唯一の重賞レースとして今も昔もこの時期に改修工事などで福島競馬場で行われた数回を除いて新潟競馬場で行われている名物ハンデ重賞が新潟大賞典だ。

配当傾向を過去10年で見てみると単勝1番人気は未勝利で更に遡っても2006年以来13連敗中2番人気も6連敗中となっていて、2014年を除き三連単はすべて万馬券、2015年は単勝5番人気→13番人気→6番人気の組み合わせで945,420円と高配当になっている。2018年も従来の傾向通りの荒れた決着となるのか、2014年のように一転して人気サイドの決着となるのか。

開催に際し、競馬TIMES編集部では予想の参考になりそうなデータをいくつかピックアップして紹介する。人気、血統、枠順、ローテーションなど、予想のポイントになりそうなデータとは?(対象データ:2008年~2017年に行われた新潟大賞典)


ポイント1 人気薄は消し!

主場開催の重賞がGⅠに直結するトライアルレースということもあって荒れる要素が少ないことも多い一方で、新潟大賞典はローカル開催のハンデ重賞らしく高配当となることが多いが、それでも単勝7番人気以下の極端な人気薄を検討の対象とすることは得策と言えない。

人気着別度数
7-16人気1- 5- 3- 89/ 98
人気勝率複勝率単回値複回値
7-16人気1.0%9.2%1973

過去10年の結果から見ると、2着3着に入ってくる馬はまあまあ見られるものの軸馬として絞りきれる要素もほとんど見ることができないこともあり基本的には消しと判定していいだろう。

※以降、6番人気以内を対象に集計

ポイント2 母父・ニアークティック系・ナスルーラ系は消し!

血統からポイントを探すと母父・ニアークティック系とナスルーラ系の出走馬の成績が奮わない。新潟大賞典では現在の日本種牡馬界の王道とも言えるロイヤルチャージャー系や競馬場・距離問わず比較的成績を残す万能型キングカメハメハに代表されるネイティブダンサー系などの成績が勝っていることを示している。

母父系統着別度数
上記2- 1- 1-18/ 22
母父系統勝率複勝率単回値複回値
上記9.1%18.2%7044

ニアークティック系は2011年の3着馬サンライズベガを最後に、そしてナスルーラ系は2014年の2着馬マジェスティハーツを最後に馬券圏内に入ってきたことはなく基本的には消しと判断していいだろう。

ポイント3 ハンデ57kg超の馬は消し!

ハンデ戦ということで斤量に注目すると、実績十分で重いハンデとなった馬が活躍するかというとそうでもなく、レースに出走する他馬との比較では普通か多少劣った能力とハンディキャッパーが判断した馬のほうが好走できていることがわかる。

斤量着別度数
57kg超0- 1- 0- 6/ 7
斤量勝率複勝率単回値複回値
57kg超0.0%14.3%025

斤量57kgを超えて馬券圏内に入ってきたことがあるのは2016年に単勝1番人気に支持されたが2着に敗退した斤量57.5kgのフルーキーのみとなっている。

ポイント4 前走5着以下は消し!

最後に前走の着順からポイントを探ると、前走で実力が発揮できず、結果を残せなかった馬が、新潟大賞典で好走できる可能性は少なく4着以内に入った馬が確実に活躍するレースといえる。

前走着順着別度数
5着以下1- 1- 1-21/24
前走着順勝率複勝率単回値複回値
5着以下4.2%12.5%2125

前走5着以下から挽回した馬は2010年の2着馬セイクリッドバレー(前走GⅢ・ダービー卿CT5着)が最後で直近7年間は1頭も見受けられないことからも消しと判断していいだろう。

まとめ 消しデータを取り除くと?

では、ここまで挙げてきた消しデータを取り除くと、どのような成績になるのだろうか?

着別度数
6- 2- 5- 7/20
勝率複勝率単回値複回値
30.0%65.0%232167

なんと、好走率は約7割、回収率も約200%を弾き出し極めて優秀な成績となった。

今年はこのデータに該当する馬を軸に添えてみても、いいかもしれない。

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