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重賞制覇へ、毎日王冠4着の力は如何に――。

2018年1月6日、中山競馬場で中山金杯(G3/芝 2000m)が行われる。新年の幕開けとなる重賞となるが、ウインブライト、セダブリランテス、デニムアンドルビーなど有力馬が多く出走する。

ダイワキャグニーは初めての古馬混合戦だった毎日王冠で、リアルスティールに0.2秒差の4着、前走のOP戦ではG1馬サトノアレスを競り落として見事優勝を果たした。

ここでも人気になることが予想される。初重賞制覇となるか、ダイワキャグニーの期待と不安、そして好走へのポイントについて考察して行こう。


期待 毎日王冠での好走

毎日王冠ではリアルスティール、サトノアラジン、グレーターロンドンに続く4着に入った。展開的には向いたものの、この一線級相手にここまで粘ったのは評価できる。

リアルスティールは次走の天皇賞・秋で4着、サトノアラジンは昨年の安田記念を勝っている。相手が毎日王冠よりも落ちるのは明確で、同じように力を発揮できればここでも十分勝ち負けが期待できる。

不安① 中山での敗戦

ダイワキャグニーは報知杯弥生賞以来の中山となる。弥生賞では2番人気に推されながらも9着と大敗した。ここで痛い目を見た競馬ファンも少なくないのではないか。

スローペースの逃げとなり、展開は有利だったにも関わらず、直線で失速してしまった。これは初めての右回りだったことに起因する可能性があり、右回りは2戦目、どこまで改善できているかが鍵となる。

また、弥生賞でのテンションの高さや4角で垣間見えた幼さについても、中山で敗戦した要因と考えられる。まだまだキャリア3戦目だった弥生賞、あの敗戦から右回りを不安視するのは時期尚早か?

中山での敗戦は不安要素に間違いないが、あれから時間が経っており、陣営も課題として克服に取り組んだことだろう。これには調教師のコメントや当日のテンションに注目する必要がある。

不安② ハンデ

中山金杯はハンデ戦だが、ダイワキャグニーは56kgを背負うことになる。重賞未勝利ながら、毎日王冠での好走やOP戦での勝利から少々見込まれた感が否めない。

重賞2勝のウインブライトは56kg、重賞1勝とアルゼンチン共和国杯3着のセダブリランテスは55kgである。4歳の中で右回り実績が最も少ないとも言えるダイワキャグニーだが、見込まれたこの1kgが大きな分かれ道になる可能性がある。

ポイント ペース

ドスローは前に付ける馬にとってプラスとなるのが一般的だ。しかし、この馬にとってはある程度前半のペースが流れた方が好ましい可能性がある。距離との兼ね合いもあるが、凡走した弥生賞の前半3Fは36.6秒、1000m通過は63.2秒だった。

今回逃げるとすればマイネルミラノあたりだろうか。この馬がペースを握る可能性が高く、オールカマーのような中盤に大きく緩みを持たせることが予想される。この場合はダイワキャグニーにとっては厳しい流れとなるのではないか。

その場合は自ら行ってペースを作るようなレースをしても面白い。先行馬ではあるが、ある程度流れたラップを刻んで後ろに脚を使わせたほうがいいタイプか。

この馬にとっては緩みすぎないレースラップがポイントとなる可能性がある。

まとめ

毎日王冠での好走から地力があるのは証明済みである。しかし、右回りや斤量など不安要素も少なくない。今後の選択肢を広げて行くためにも、ダイワキャグニーはこれらの不安を払拭する競馬を見せられるか。

新年の幕開けとなる重賞レース中山金杯は、1月6日15時35分にスタートが切られる。

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