2018年10月8日、盛岡競馬場でマイルチャンピオンシップ南部杯(交流GⅠ/ダート1600m)が行われる。
当コーナーでは、過去のデータやレース傾向から勝ち馬を導き出していく。なお、特に明記していない場合、過去10年を対象とする。
目次
データ① 実績
勝ち馬10頭中8頭がダートGⅠ馬。また、勝ち馬10頭中9頭が左回りのダートで重賞を勝っていた。
データ② 前走
勝ち馬全10頭の前走が、ダート重賞で連対していた。
データ③ 年齢
5歳が最多の3勝。4歳、7歳、8歳が2勝ずつで続く。
過去10年で連覇が3例あり、そのうちエスポワールシチーは2009、12、13年と3勝。2008年のブルーコンコルドも2006年からの3連覇だった。このレースで好走実績がある馬に注目。
データ④ 性別
牝馬は出走自体が少なく、馬券圏内は3着が1回あるのみ。
データ⑤ 所属
勝ち馬10頭中9頭が栗東所属。
データ⑥ 人気
1番人気【6・3・1・0】
2番人気【3・2・1・4】
3番人気【0・1・1・7】
4番人気【1・2・2・5】
1番人気は信頼度抜群。3着以内に入った30頭中23頭が4番人気以内。
結論
文句なしの中心になるのは、栗東所属の5歳牡馬ゴールドドリーム。左回りのダートGⅠを3勝し、前走は帝王賞で1着と、実績、臨戦過程ともに申し分ない。1番人気が濃厚で、崩れることは考えづらい。
逆転の候補の筆頭は、3歳のルヴァンスレーヴ。左回りのダート1600mは3戦全勝で、うち全日本2歳優駿、ユニコーンSと重賞を2勝している。
今年のフェブラリーSを制したノンコノユメや、このレースを2014、15年と連覇し、16年も2着と実績十分のベストウォーリアも、チャンスはある。