(C)Yushi Machida

2018年11月18日、京都競馬場でマイルチャンピオンシップ(GⅠ/芝1600m)が行われる。マイルチャンピオンシップ過去10年を見ると、三連単の高額配当は2010年の473,970円が最高で、10万円以上になったことは4回もある。過去10年で1万円未満となったのは1回もなく、ここは穴党なら勝負をかけたい。

単勝オッズは2009年の230円が最低で、最高は2010年の5,240円となっている。単勝10倍以上の馬が勝ったのは4回、馬連万馬券は2回しかないが、それでも馬連が4ケタになることがほとんどで、ヒモ荒れも結構期待できる。

これまでにやってきた穴馬の中でおいしい馬を見つけていきたい。いよいよ暮れも迫ってきた。ここらあたりでGⅠのプラスを確定させてゆっくりと有馬記念に向けてのカウントダウンに入っておきたい。


データ① マイル実績なんか気にするな!

穴馬の傾向を見るとこれが実に面白い。例えば2008年10番人気3着のファイングレインは高松宮記念など1200メートルでの実績が強く、マイルへの対応をやや不安視された。2014年9番人気3着のグランデッツァは1800メートルの実績が多く、2016年7番人気3着のネオリアリズムは2000メートル、去年7番人気3着のサングレーザーはその当時は1400メートルの実績があった。いずれの馬もその距離での重賞勝ちがあるなど、強さは見せていた。

ここはアルアインを狙いたい。アルアインは最初の2戦はマイルで勝っているが、それ以降は距離の長いところを走らせている。ひょっとすると有馬記念のような非根幹距離が面白い馬かもしれないが、母ドバイマジェスティは短い距離で活躍しており、血統的にはマイルでも対応できそうだ。皐月賞の勝ちタイムは2018年時点で最速でありスピードはある。人気の盲点にならないか。

データ② 謎の人気落ちを狙え!

もちろんマイル実績のある馬も見ていきたいところだ。ここで注目なのが2014年8番人気1着のダノンシャークだ。マイルチャンピオンシップに5年連続参戦するなど息の長いところを見せたが、なぜかGⅠで人気を落とすことが多く、前走富士ステークスで1番人気に押されコンマ3秒差の7着に敗れて8番人気まで落とした。前年のマイルチャンピオンシップ1番人気馬なのに大した負けでもないのに人気を落とした。ここに注目したい。

ロジクライは富士ステークスを勝ったのに人気落ちがしそうな馬である。サマーマイルシリーズでは惜しい競馬が目立ったが、大変失礼だが浜中俊騎手がもう少しうまく乗れたレースが多く、中京記念は真っすぐ馬を走らせられなかったのかと疑問が残る。その点、外国人騎手との相性がよく、富士ステークスではルメール騎手が実力馬を相手に快勝した。今回はクリスチャン・デムーロ騎手が乗る。勝ちタイムは群を抜いてよかった。一線級相手でも勝ち負けになる。

データ③ 今週もリピーターを狙おう!

先週のエリザベス女王杯はものの見事にリピーターで決まった。クロコスミアは2年連続9番人気2着というあまりにもおいしい馬券をプレゼントしていた。着順的にパッとしない馬は簡単に人気が下がり、着順の見た目がいい馬は上がるというなんとも分かりやすい構図だが、リピーターはそんなものを気にしない。だからこそ、ここを狙うのがおいしいわけだ。

ここはエアスピネルでどうか。エアスピネルは掲示板をまだ1回も外していない馬主孝行な馬だが、どうにも勝てない。中団で粘り込みをかけるタイプで上がり最速タイムをマークしたのはデイリー杯2歳ステークスだけで、いわゆるジリ脚タイプだろう。人気になりやすいタイプだが、今回は活きのいい馬が揃ってエアスピネルはやや見栄えが悪くなって人気落ちが見込まれる。エアスピネルの馬券をおいしくいただく最後のチャンスか。

まとめ

アルアイン、ロジクライ、エアスピネルを挙げたが、普通はどの馬ももう少し評価が上がってもよく、穴馬とは言えない。しかし、これだけ有力馬が揃うと6番人気、7番人気ぐらいまで落ちて、おいしい思いをする可能性が高くなる。ここまで来れば十分だろう。本来上位人気でもおかしくない馬を7番人気などで仕留められれば馬券上手ということになるだろう。

今年のマイルチャンピオンシップはハイレベルの戦いになりそうだ。その中で何が勝ってもおかしくないレースになる可能性が高い。ワールドオールスタージョッキーズのようなメンツになっており、そこもまた注目だ。

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