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2018年3月25日、中山競馬場でマーチS(GⅢ/ダート1800m)が行われる。ゴールデンバローズ、ロンドンタウン、ハイランドピーク、エピカリス、コスモカナディアン、センチュリオン、ディアデルレイらが出走するが、どんなレースが展開されるのか?台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

開催に際し、競馬TIMES編集部では予想の参考になりそうなデータをいくつかピックアップして紹介する。

人気、血統、枠順、ローテーションなど、予想のポイントになりそうなデータとは?


ポイント1 極端な人気薄は消し!

年間で2レースしかないダートのハンデ重賞の一つであるマーチSはハンデ戦らしい混戦となることが多く単勝人気別で見ても1番人気から3番人気まで1勝ずつしかしていないが、それでも、11番人気以下の極端な人気薄は結果をほとんど残していない。

人気着別度数
11-16人気0- 2- 1- 55/ 58
人気勝率複勝率単回値複回値
11-16人気0.0%5.2%088

集計期間:2007. 3.25 ~ 2017. 3.26

過去10回の結果から見ると、昨年2017年の3着馬アルタイルは単勝11番人気だったが、その前は2012年に単勝16番人気で2着となったメイショウタメトモまで遡ることになり、基本的には消しと判定していいだろう。

※以降、10番人気以内を対象に集計

ポイント2 父・ニアークティック系・ネイティブダンサー系は消し

血統からポイントを探すと父・ニアークティック系・ネイティブダンサー系出走馬の成績が奮わない。

特にニアークティック系といえば現在の代表種牡馬はトランセンドで、どちらかと言うと「ダート」「中距離」が得意分野ということもあり、マーチSの条件には一見向いていそうであるが、データはイメージを覆す結果となっている。

父系統着別度数
上記2- 3- 7-39/ 51
父系統勝率複勝率単回値複回値
上記3.9%23.5%3455

集計期間:2007. 3.25 ~ 2017. 3.26

なお、今回消しとした過去のマーチSで馬券圏内に入った12頭はすべて前走で5着以内、10頭が3着以内となっている。

ポイント3 ノーザンファーム・社台ファーム生産馬は消し

馬産地について注目をすると、クラシック戦線で中心となる距離になると社台グループが現在の日本競馬界を席巻していて、中小の個人牧場の生産馬が馬券圏内に食い込んでくるのはなかなか難しいが、ダート路線ではその傾向は薄れる。

生産牧場着別度数
上記2- 2- 3-17/24
生産牧場勝率複勝率単回値複回値
上記8.3%29.2%13183

集計期間:2007. 3.25 ~ 2017. 3.26

なお、昨年2017年に単勝2番人気で2着に入ったディアデルレイはその後年末に福島民友カップ、師走SとOPEN特別で2連勝するも現在まで重賞ウィナーにはなっていない。

ポイント4 前走馬体重480kgから520kg以外は消し

前走馬体重に注目するとスタミナが要求されることが多いダート戦では馬格がしっかりしている馬、馬体重が480kg以上となるような馬が活躍できている。

ただし、馬格がしっかりしすぎても後半でペースが上がったときのスピードが足りず活躍できない結果となっている。

前走馬体重着別度数
~479kg・521kg~0- 3- 4-32/39
前走馬体重勝率複勝率単回値複回値
~479kg・521kg~0.0%17.9%038

集計期間:2007. 3.25 ~ 2017. 3.26

なお、前走馬体重520kg~530kgまでであれば3着以内に入ってくることも時折見られるもののそれ以外の馬体重ではほとんど結果を残していない。

ポイント5 前走1番人気2番人気は消し!

前走単勝1番人気か2番人気に支持された馬は、前走での結果にかかわらず、既に実力が証明されている馬であることが多いことからマーチSでハンデに反映されやすいものの、好走ににつながっているかというとデータ上は見られない。

前走人気着別度数
1番~2番人気2- 2- 4-21/29
前走人気勝率複勝率単回値複回値
1番~2番人気10.0%27.0%14182

集計期間:2007. 3.25 ~ 2017. 3.26

むしろ、前走単勝二桁人気の馬が過去10回の内5回で優勝しており、前走で人気がなかったからといって即消しと判断するほうが危険と言える。

ポイント6 前走後方馬は消し!

ダートは芝よりも先行馬が有利と言われているが、マーチSも同様に後方からレースを進める馬の結果は奮わない。

前走脚質着別度数
後方2- 1- 1- 1/15
前走脚質勝率複勝率単回値複回値
後方13.3%26.7%11082

集計期間:2007. 3.25 ~ 2017. 3.26

2012年には単勝6番人気のサイレントメロディが2013年には単勝2番人気のグランドシチーが勝利を飾ったが、その後は後方からレースを進める馬が馬券圏内に入ってきたことはない。

まとめ 消しデータを取り除くと?

では、ここまで挙げてきた消しデータを取り除くと、どのような成績になるのだろうか?

着別度数
6- 3- 1- 6/16
勝率複勝率単回値複回値
37.5%62.5%578237

集計期間:2007. 3.25 ~ 2017. 3.26

なんと、好走率は6割超、回収率も約410%を弾き出し極めて優秀な成績となった。

今年はこのデータに該当する馬を軸に添えてみても、いいかもしれない。

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