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2019年3月23日、阪神競馬場で毎日杯(GⅢ/芝1800m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるヴァンドギャルド、ウーリリ、ケイデンスコール、マイネルフラップ、ランスオブプラーナ、ルモンドらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

なお、特に明記していない場合は過去10年のデータを対象とする。


毎日杯の人気馬成績

過去10年のデータを見ると、1番人気が勝ったのは5回、2着は1回、3着は2回と、信頼度は十分高い。

2番人気と3番人気がそれぞれ複勝率が6割となっており、上位人気の信頼度は高く、配当的にも堅さが目立つ。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 前走重賞出走馬は無視できない

前走GⅢ ( 8- 4- 1-20)
勝率 24.2% │ 複勝率 39.4%

去年こそ前走500万条件組が上位独占を果たしたが、基本的には重賞に出走した組が台頭しており、さすがに2年連続は考えにくい。

傾向としては、馬券圏外組は前走2番人気以内、もしくは掲示板、このいずれかに該当しておきたい。ただ、人気を裏切るにもタイム差的に小さい方が望ましい。

ちなみに前走GⅠ組は意外にも過去10年で1頭しかおらず、有力馬は本来もっと早く動く。動けない事情があった馬がここで始動すると言えそう。

前走新馬未勝利 ( 0- 0- 0-19)
勝率 0.0% │ 複勝率 0.0%

ちなみに、新馬未勝利を勝ち上がって参戦した馬はすべて着外に沈んでいるので、3連単の3着候補を探す人は参考にしていただきたい。

予想参考データ② 末脚さえあれば後方でも

上がり3F 1位 ( 5- 3- 2-1)
勝率 45.5% │ 複勝率 90.9%

阪神競馬場の外回りコースは最後の直線で最後方でも末脚さえあれば届く。力のある馬がチャンスを出せる場だ。

逃げが全く残らないのも外回りコースならではだが、先行でも中団でも後方でも勝ち馬の数はほとんど変わらない。

頭数の関係で複勝率が先行馬が抜きんでてるが、そこまで大差はない。末脚さえあれば、どこで競馬をしようと関係ない。

予想参考データ③ 500万条件組の取捨選択

去年3着まで独占した前走500万条件組だが、去年の3頭はいずれも1番人気もしくは2番人気で着差をつけて勝っており、それなりのレベルにあった。

人気で勝つのが基本的な条件だが、差のない競馬であれば問題はない。逆に言えば、多少人気が低い中で勝ったケースは危険が伴う。

前走2ケタ人気だった馬が毎日杯に出てきても、1頭も馬券圏内に絡んでいないことを考えても、人気は欲しい所だ。

皐月賞の最後の切符と言われ、波乱含みで出走確定ラインはかなり高くなった。そのあたりの部分は考慮しておきたい。

2019年の危険な人気馬は?

ウーリリは人気に支持される見込みだが、去年11月の新馬戦以来4か月の休み明け。マカヒキやウリウリと全く同じ血統なだけに人気は集まるが、データ的には全く推せない。毎日杯の好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、ケイデンスコールは1つ目の消しデータに合致している。左回りに良績が集まり、朝日杯では2秒1負け。これでは強調しにくく、割引で十分だろう。

反対にランスオブプラーナは危険なデータに一つも当てはまらない。毎日杯と同条件で逃げ切り勝ち、きさらぎ賞も逃げ残して3着としぶとさがある。毎日杯で逃げは鬼門だが、今回前に行く馬がそこまで多くなく、マイペースで楽逃げという目があって面白そうだ。人気馬の中で最も不安要素が少ないのが、ランスオブプラーナと言えそうだ。

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