毎日杯2018の競馬予想データ分析…5つの注目点から浮上する激走馬とは?


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2018年3月24日、阪神競馬場で毎日杯(GⅢ/芝1800m)が行われる。ブラストワンピース、ギベオン、ユーキャンスマイル、シャルドネゴールド、ファストアプローチ、インディチャンプ、スズカテイオーらが出走するが、どんなレースが展開されるのか?台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

クラシック第一弾GⅠ・皐月賞まで中3週となることから皐月賞へ向けてというよりは、その先のGⅠ・日本ダービーなどを見据えて出走馬が揃うことが多いのが毎日杯の特徴だ。

2008年の勝馬ディープスカイや2004年の勝馬キングカメハメハがNHKマイルカップ・日本ダービーと連勝するなど皐月賞ではなく5月の3歳マイル王決定戦GⅠ・NHKマイルカップを次走に選ぶことも多い。

それでも、昨年2017年の毎日杯の勝馬アルアインは皐月賞で単勝9番人気の低評価を覆して見事に優勝をし、古くは1999年にはテイエムオペラオーが毎日杯・皐月賞と連勝し古馬になってからの活躍は誰もが知るところとなっている。

配当傾向を過去10年で見てみると、単勝1番人気が5勝、2番人気が2勝、3番人気が1勝と人気と実力を兼ね備えた馬が勝利する傾向にあるものの、三連単でみると10万円を超える配当となった年も2回あるなど必ずしも堅く収まっていない。

2018年はどのような決着となるのか。

今回は過去10年の毎日杯の結果を元としてデータ分析するが、特に過去の穴馬の共通項から激走馬を探っていく。


過去10年の該当馬(2008年以降・単勝6番人気以下で3着以内)

着順馬名
20173キセキ
20151ミュゼエイリアン
20132ガイヤースヴェルト
20123スピルバーグ
20092ゴールデンチケット
20081ディープスカイ
20083ミダースタッチ

注目点① 人気薄を狙うなら単勝6番人気か7番人気を中心に

該当馬のリストを見てもわかるように、過去10年で馬券圏内に入った延べ30頭のうち単勝6番人気以下が7頭と約2割とやや少なめとなっている。

しかも、過去10年の内、1頭もリストアップされていない年が4回もあることから積極的に人気薄を狙うかどうかは慎重に考えなければならない。

また、人気別に見ると該当馬7頭中5頭が単勝6番人気か7番人気となっていることからも極端な人気薄を狙うことは得策でない。

人気別集計 毎日杯 過去10年

人気着別度数勝率複勝率
1番人気4- 2- 2- 2/ 1040.0%80.0%
2番人気2- 0- 3- 5/ 1020.0%50.0%
3番人気1- 3- 1- 5/ 1010.0%50.0%
4番人気0- 2- 1- 7/ 100.0%30.0%
5番人気1- 1- 0- 8/ 1010.0%20.0%
6番人気1- 1- 0- 8/ 1010.0%20.0%
7番人気1- 0- 2- 7/ 1010.0%30.0%
8番人気0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%
9番人気0- 0- 0- 9/ 90.0%0.0%
10番人気0- 0- 0- 9/ 90.0%0.0%
11番人気0- 0- 1- 7/ 80.0%12.5%
12番人気0- 1- 0- 6/ 70.0%14.3%
13番人気0- 0- 0- 7/ 70.0%0.0%
14番人気0- 0- 0- 5/ 50.0%0.0%
15番人気0- 0- 0- 2/ 20.0%0.0%
16番人気0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%
17番人気0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%
18番人気0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名人気単勝オッズ
2017キセキ732.8
2015ミュゼエイリアン714
2013ガイヤースヴェルト621.9
2012スピルバーグ714.4
2009ゴールデンチケット1281.9
2008ディープスカイ68.7
2008ミダースタッチ1167.5

注目点② 父・ロイヤルチャージャー系かネイティブダンサー系に注目

過去10年単勝6番人気以下で3着以内に入った7頭すべてがロイヤルチャージャー系かネイティブダンサー系種牡馬となっている。

ロイヤルチャージャー系といえば、ディープインパクトに代表されるように現在の日本種牡馬界の王道とも言える血統であり、ネイティブダンサー系の代表種牡馬はキングカメハメハで、競馬場・距離問わず比較的成績を残す万能型ということもあるだろう。

種牡馬系統別集計 毎日杯 過去10年

チェック種牡馬着別度数勝率複勝率
ロイヤルチャージャー系10- 6- 8-69/9310.8%25.8%
ネイティヴダンサー系0- 4- 2-12/180.0%33.3%
ナスルーラ系0- 0- 0- 9/ 90.0%0.0%
ニアークティック系0- 0- 0-10/100.0%0.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年
ソート:着別度数順

馬名父系統種牡馬
キセキネイティヴダンサー系ルーラーシップ
ミュゼエイリアンロイヤルチャージャー系スクリーンヒーロー
ガイヤースヴェルトロイヤルチャージャー系ダイワメジャー
スピルバーグロイヤルチャージャー系ディープインパクト
ゴールデンチケットネイティヴダンサー系キングカメハメハ
ディープスカイロイヤルチャージャー系アグネスタキオン
ミダースタッチネイティヴダンサー系Seeking the Gold

注目点③ 前走は4着以内

今回の該当馬7頭すべてが前走でも4着以内と好走している。

クラシックへ向けては勝ち抜き戦の様相が強いこともあり、毎日杯では他馬との比較で人気を落としていても前走で好走していた馬が、前評判を覆した場合に馬券圏内に入ってくることを示している。

前走着順別集計 毎日杯 過去10年


前確定着順着別度数勝率複勝率
前走1着1- 4- 5- 41/ 512.0%19.6%
前走2着2- 3- 0- 9/ 1414.3%35.7%
前走3着1- 0- 2- 9/ 128.3%25.0%
前走4着3- 0- 2- 11/ 1618.8%31.3%
前走5着1- 1- 0- 7/ 911.1%22.2%
前走6~9着2- 2- 0- 14/ 1811.1%22.2%
前走10着~0- 0- 1- 8/ 90.0%11.1%

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名前走着順
キセキ3
ミュゼエイリアン4
ガイヤースヴェルト2
スピルバーグ4
ゴールデンチケット1
ディープスカイ3
ミダースタッチ1

注目点④ レース間隔は6週以内

今回の該当馬を見てみると、いずれの馬もレース間隔が6週以内と比較的間をあけずに出走してきていることがわかる。

目標となるGⅠが皐月賞だけでなくNHKマイルカップや日本ダービーと様々な馬が集まる中でも毎日杯が春の始動戦ではなく、すでにレースを使われてきた馬が活躍することが言える。

レース間隔別集計 毎日杯 過去10年

間隔着別度数勝率複勝率
連闘0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%
2週0- 2- 1- 13/ 160.0%18.8%
3週1- 1- 4- 20/ 263.8%23.1%
4週2- 2- 1- 21/ 267.7%19.2%
5~ 9週5- 5- 3- 33/ 4610.9%28.3%
10~25週2- 0- 0- 12/ 1414.3%14.3%
半年以上0- 0- 1- 0/ 10.0%100.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名レース間隔
キセキ4
ミュゼエイリアン6
ガイヤースヴェルト6
スピルバーグ2
ゴールデンチケット2
ディープスカイ4
ミダースタッチ3

注目点⑤ 前走は主場で出走

最後に前走の競馬場別で集計をした場合、今回の該当馬7頭中6頭がいわゆる主場(中山・東京・京都・阪神各競馬場)で出走していた。

第三場と言われるローカル開催でも2歳戦3歳戦はもちろん行われているが、ある程度競走馬としての能力が見込まれている馬が主場で出走することも多く、毎日杯で人気を落としていても見込まれている馬が活躍しているといえる。

前走場所別集計 毎日杯 過去10年

前走場所着別度数勝率複勝率
札幌0- 0- 0- 0/ 0
函館0- 0- 0- 0/ 0
福島0- 0- 0- 0/ 0
新潟0- 0- 0- 0/ 0
東京4- 1- 2- 14/ 2119.0%33.3%
中山1- 0- 3- 18/ 224.5%18.2%
中京0- 0- 0- 4/ 40.0%0.0%
京都3- 4- 1- 20/ 2810.7%28.6%
阪神2- 4- 4- 35/ 454.4%22.2%
小倉0- 0- 0- 7/ 70.0%0.0%
地方0- 1- 0- 2/ 30.0%33.3%

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名前走場所
キセキ阪神
ミュゼエイリアン東京
ガイヤースヴェルト東京
スピルバーグ中山
ゴールデンチケット船橋
ディープスカイ阪神
ミダースタッチ阪神

まとめ

ここまでの5つの注目点から、人気薄で激走する可能性のある馬を選定すると次の2頭が該当する。


アルムフォルツァ
スズカテイオー

なお、本原稿は最終登録の段階で執筆しているため、仮に今回の該当馬が上位人気に支持されたり、出走回避した場合などは、人気薄が上位に食い込む可能性は低いと見て、素直に上位5番人気までの堅い決着を予想する方法もありそうだ。

後は予想時点での単勝人気やオッズも確認の上、検討を加えていくのも、面白いのではないだろうか。


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