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2018年8月5日、新潟競馬場でレパードステークス(GⅢ/ダート1800m)が行われる。

第1回から、勝ち馬9頭中8頭が1番人気か2番人気で、1番人気は馬券圏外となったことがない。基本的には堅い重賞だが、昨年は単勝1.5倍の圧倒的な支持を集めたエピカリスが3着に敗れ、11番人気、12番人気で決着し、馬単25万円超、3連単80万円超の大荒れとなった。

今年も波乱はあるのか。当コーナーでは、過去のデータやレース傾向から高配当の使者となり得る穴馬を探していく。なお、第1回からの過去9年を対象とする。


データ① 人気の盲点になっている実績馬

6番人気以下で3着以内に入ったのは9頭。この9頭を見てみると、2017年に11番人気で勝ったローズプリンスダムは、2走前にオープン特別の鳳雛Sを勝っていながら評価が低かった。

ほかにも、2014年3着のランウェイワルツ(9番人気)はオープン特別2着、交流重賞3着と高い実績があったのをはじめ、2009年3着のスタッドジェルラン(7番人気)はオープン特別で2着、2016年3着のレガーロ(6番人気)は交流GⅠで2着の実績があった。まずは、オープンクラスで好走歴がありながら人気のない馬がいれば狙ってみたい。

データ② 近3走以内にVか、前走で上位人気

6番人気以下で3着以内に入った9頭のうち、4頭が前走1着。残る5頭中3頭は近3走以内にダート1800mのレースで1着があった。

また、同じ9頭のうち5頭が前走で1番人気、残る4頭中3頭も2番人気か3番人気だった。500万下を勝ったばかりで人気が上がっていない馬や、前走で上位人気に推されていたが負けて評価を落としているような馬が狙い目だ。

データ③ 先行馬

6番人気以下で3着以内に入った9頭のうち、5頭が4コーナー4番手以内。全体で見ても、3着以内に入った27頭中19頭が4コーナー4番手以内だったように、先行馬が中心になる。

データ④ ヘイルトゥリーズン系

6番人気以下で3着以内に入った9頭のうち、6頭がヘイルトゥリーズン系。6番人気で連対した4頭中3頭が、これに該当している。

ダートのレースは、キングカメハメハを代表とするミスタープロスペクター系が強く人気にもなりやすいが、このレースではヘイルトゥリーズン系が優勢だ。

データ⑤ 関東騎手

6番人気以下で3着以内に入った9頭のうち、7頭に美浦所属の騎手が騎乗していた。穴を狙うなら関東のジョッキーが騎乗している馬がおもしろい。

結論

最も魅力的なのはビッグスモーキーだろう。先行力があり、京都ダート1800mで2歳レコードをマークしたスピードは、いかにも新潟ダートに合いそう。2走前の交流GⅡで逃げて2着の実績がありながら、前走が2番人気で5着と人気を裏切ったこともあり、今回は人気の盲点になる可能性が高い。その前走にしても、年長馬と初めて対戦して準オープンで0.4秒差の5着なら上々と言える。

2勝馬はほとんどが抽選対象だが、ほかにも妙味のありそうな馬を挙げていきたい。コマビショウは、前走のユニコーンSで8着と大敗したこともあって評価を落としそうだが、オープン特別で3着2回の実績は威張れるもの。しかもそのオープン特別2戦ではそれぞれ2番人気、1番人気と高い評価を受けていた。勝った2戦はいずれも4コーナー3番手以内と先行力もあり、巻き返しがあっていい。

イダペガサスは、前走の1000万下・猪苗代特別で3戦連続となる1番人気に支持されていた。2着に敗れたが、好位で競馬ができ、4戦して2勝、2着1回に加えて、オープン特別で4着と安定感が光る。2014年に9番人気で3着のランウェイワルツ、2017年に12番人気で2着のサルサディオーネと同じゴールドアリュール産駒という点も強調材料になる。

チュウワウィザードも同じく、全4戦中3戦で1番人気に支持されており、前走も1000万下で1番人気だった。その前走はレコード決着で、前が止まらない馬場に泣いた感じだったが、勝った2戦はいずれも2着に3馬身以上の差をつける圧勝だった。

バクハツは前走が1番人気で1着。地方の交流戦ということであまり高くは評価されなそうだが、2011年に12番人気で3着のタナトス、2015年に11番人気で3着のタマノブリュネットも同様に、前走で地方の交流戦を勝っていた。父はスマートファルコンで、その父は前述のゴールドアリュール。血統も魅力で、侮れない。

オノリスショームはともにサンデーサイレンス系で、前走が2番人気で1着。抽選を突破して美浦所属の騎手が騎乗したら、高配当の使者として期待してみてもいいかも知れない。

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