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2018年8月5日、小倉競馬場で小倉記念(GⅢ/芝2000m)が行われる。出走予定馬には、七夕賞を優勝したメドウラーク、去年小倉記念2着のサンマルティン、阪神大賞典で2着のサトノクロニクルなどが出走を予定する。牝馬も実績馬が揃った。

ハンデ戦特有の傾向だが、時折びっくりするような大穴が飛び出す。2009年のダンスアジョイ、2016年のクランモンタナがそうだ。クランモンタナは先日現役引退が発表されたが、和田竜二騎手が3コーナーから追い通しで騎手が勝たせたことを印象付けた。1番人気が苦戦を強いられる小倉記念において、ここは穴馬を探して狙ってみたいところだ。

出走予定馬が12頭と究極の穴馬を見つけるにはやや少ないが、それでも過小評価を受ける馬は必ず存在する。そうした馬をうまく見つけて高配当をゲットしていきたい。どんな馬が来やすいのか、様々な角度から探す。


データ① しぶとい馬を狙え!

小倉記念の過去10年の上がり3ハロンの結果を見ると、35秒台や36秒台が目立つ。34秒台は1回しかなく、それも34秒9だ。前半5ハロンはやや速くなりやすく、60秒以上になったのはこの10年で2回しかない。それでいてタイムは1分57秒台などが目立つ。スピードは当然だが、スタミナもいる。クランモンタナのようなしぶとい馬を狙うのがいいだろう。

そうなると、マイネルサージュは狙い目だ。福島で最近は良績を残すなど、小回りコースでの結果が目立つが、それまでは2400メートルなどの長距離で結果を残してきた。ここ最近は鋭い末脚は見られないが、しぶとい脚はあり、七夕賞でも上がり最速をマークする。何よりクランモンタナを勝利に導いた和田竜二騎手が今回騎乗する。

データ② 小倉実績は気にせず

クランモンタナやダンスアジョイは小倉実績があったわけではない。ダンスアジョイに至っては初めての小倉が2009年の小倉記念だった。クランモンタナは1回だけ小倉で競馬をしたが、この時は4着だが上がり最速タイムをマークしていた。いかにも得意という馬より、その片鱗を見せてる程度で十分だろう。

小倉3勝で51キロのエーティーサンダーを狙いたくなるが、さすがに荷が重い。狙うならキンショーユキヒメか。小倉での新馬戦に勝利するなど実績はあるが、1200メートルなので巧者とまではいいがたい。それでも福島牝馬ステークスを制するなど小回り実績はある。全10場重賞完全制覇を達成した秋山真一郎騎手に再び手が戻るのも大きい。

データ③ 夏はハービンジャー?

札幌や函館は洋芝だが、ハービンジャー産駒を狙っていればいいという格言がある。如実な結果が出ているわけではないのが、ハービンジャー産駒の有力馬が条件戦などであっさり勝つことがある。夏はハービンジャーというのは覚えておいてよさそうだ。

実は小倉記念でもこの夏はハービンジャーというのが使える。勝ち星こそないが2着は3回ある。ハービンジャー産駒を探すと、サンマルティン、マイネルサージュ、レイホーロマンスがいる。

この中でもレイホーロマンスは51キロでの出走となる。データ的には51キロでは厳しいが、本来ハンデ戦は軽ハンデが強く、中山牝馬ステークスで3着もある。決して弱いわけではないのに51キロだ。条件戦の馬の51キロとは訳が違う。ハービンジャー産駒が絡むならこの馬か。

まとめ

クランモンタナは母エアトゥーレの良血馬だが、その勝ち方は泥臭いものだった。ダンスアジョイの初戦は500万条件とデビューが遅く、門別へ転入し賞金を得てから中央に再転入しそれから勝ち星を重ねて勝利を収めた。小倉記念で勝利した穴馬は状況こそ違えど、泥臭さがにじむ姿があった。

マイネルサージュ、キンショーユキヒメ、レイホーロマンスの中ではレイホーロマンスがダンスアジョイと重なる。3歳未勝利戦も勝ち切れず、1度は名古屋競馬に行き賞金を稼ぐことになった。戻ってきてからは何とか勝ち上がり、オープン馬の仲間入りである。

どう狙うかは人それぞれだが、クランモンタナやダンスアジョイからのヒントを活用したいところだ。

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