京都新聞杯2021の競馬予想分析!3つのデータから導く危険な人気馬
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2021年5月8日、中京競馬場で京都新聞杯(GⅡ/芝2200m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるマカオンドール、ルペルカーリア、レッドジェネシス、ヴェローチェオロ、ゲヴィナーらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

今年は中京開催のため、去年の神戸新聞杯などのデータを参考に予想をしていく。


京都新聞杯の人気馬成績

過去10年のデータを見ると、1番人気は2勝、2着は2回、3着は1回。1倍台の信頼度はあまり高くないが、一本被りをしにくいレースであるため、参考程度でいい。

伏兵馬が意外と勝っており、単勝10倍台前半の馬が3勝しており、狙い目と言える。思いっきりぶん回してもいいだろう。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 神戸新聞杯や大寒桜賞の傾向からわかること

京都競馬場の改修工事の影響で今年は中京2200メートルでの開催となった。去年は神戸新聞杯が行われたが、3歳限定戦といえば大寒桜賞が浮かぶ。この傾向を見ていきたい。トーセンホマレボシ、ラストインパクト、タンタアレグリアなど大寒桜賞の勝ち馬はのちに活躍しやすい。

すでに2000メートル以上で勝った経験のある馬、2200メートル以上で好走歴のある馬などが大寒桜賞で勝っている。それに該当しない馬は、重賞で好走歴があるか、前走重賞で1番人気に支持された馬。

すでに今年の大寒桜賞は終わり、勝ち馬マカオンドールが登場しており、人気はやむなし。大寒桜賞の勝ち馬は青葉賞との相性が抜群だが、今年の京都新聞杯の勝ち馬も同じことが言えるか。

予想参考データ② ルーラーシップ産駒が狙い目

血統別の中京2200メートルでの結果を見ると、着度数を見ればやはりディープインパクト産駒が強い。しかし、回収率ベースでみると、とても優秀だったのがルーラーシップ産駒だった。あとはハービンジャー産駒もいい。

一方でハーツクライ産駒はなかなか勝てず、回収率は低め。弟とは対照的にブラックタイド産駒もさほどよくなく、オルフェーヴル産駒も同様。ステイゴールド産駒が元々苦戦傾向にあったため、オルフェーヴルもそれを受け継いだか。

その理論で行くとゴールドシップ産駒もきつそうに見えるが、マカオンドールはゴールドシップ産駒なので鵜呑みにできない。ゲヴィナーがオルフェーヴル産駒。ちなみにルーラーシップ産駒にワイドエンペラー、ハーツクライ産駒にハードオブアシティがいる。

予想参考データ③ 人気馬たちの前走レベル

マカオンドールの前走は大寒桜賞だったが、重馬場にしては速く流れたが、逃げたタマモネックタイが早々にバテ、マイペース逃げ状態のバジオウが押し出されるように先頭に。しかし、明らかに重馬場適性のある馬3頭で決まり、その中で前目にいたマカオンドールが勝っている。中京は2戦2勝だが、いかんせん鋭さがない。持ち時計がなく末脚も切れない。開幕週はどうなのか。

ルペルカーリアの前走は毎日杯だったが、前半は57秒台で流れ、2番手につけていたのがルペルカーリアだった。しかし、流れていたこともあってか直線で伸びきれず、4着。上がり決着ではあったが、タイムは1分43秒9、日本レコードタイ記録だった。ちなみに最初に記録を樹立したのがグランデッツァだったが、この後1年間勝ち切れなかった。この時の2着馬がディサイファで、1秒近く負けていたからかノーダメージのようで、次走のエプソムカップを制している。ルペルカーリアはコンマ5秒負け。中5週でダメージはなくなったか。

レッドジェネシスの前走はゆきやなぎ賞だったが、稍重の中、やや遅めに流れる。前目の馬たちはマイペースに走っていたが、道中で一気にポジションを上げたのがレッドジェネシスだった。結果的に4コーナーまでに3番手につけて最後の直線で一気に抜け出した。勝ちタイムは稍重ながらいいタイムだった。最後の切れ味勝負に持ち込まれてもやれないことはない。

ヴェローチェオロの前走はひめさゆり賞だったが、7頭立てながらスローにはならず平均ペースで流れた。新潟の外回り、ラスト600メートルの駆け引き勝負になりやすいが、足比べの状態になり、ヴェローチェオロが最後に抜け出して勝利を収めた。予定になかった新潟開催だったものの、タイムはそれなりによかった。ダート戦で惨敗した以外は堅実に走っている。すでに中京2200メートルで結果を残しており、タイムも悪くない。狙ってみる価値はある。

ゲヴィナーの前走は未勝利戦だったが、重馬場もあってペースは遅め。逃げたクリノキコウシは結構2番手を置き去りにした逃げで、2番手ゲヴィナーはマイペース逃げに。ペース的にも前目にいた馬で決着しやすく、ゲヴィナーが押し切ったが、タイムは重馬場にしてもやや遅めだった。母はカウアイレーン、距離はマイルまでだったが、半兄のステイフーリッシュは距離的に問題ない。血統的には問題なさそうだが、どうか。

2021年の危険な人気馬は?

ルペルカーリアは人気になる見込みだが、3歳春の時点で古馬の日本レコードと並ぶようなレースを経験するとダメージがありそう。人気になりそうだが、反動があっても不思議ではない。京都新聞杯の好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、マカオンドールは3つ目の消しデータに合致している。時計勝負になった時、1枚足りない。切れ味勝負は避けたいが。

反対にレッドジェネシスは危険なデータに一つも当てはまらない。前走が好騎乗だったが、外枠にいるため、相手の出方を見ながら競馬ができる。一線級がいるわけではないため、十分チャンスはある。人気馬の中で最も不安要素が少ないのが、レッドジェネシスと言えそうだ。

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