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2018年1月6日、京都競馬場で京都金杯(GⅢ/芝1600m)が行われる。レッドアンシェル、ラビットラン、ブラックムーン、クルーガー、ウインガニオン、アメリカズカップ、キョウヘイらが出走するが、どんなレースが展開されるのか?台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

中央競馬の1年の初日を飾るメインレースであり、1年間に京都競馬場で行われるGⅢの中で最も盛り上がりを見せると言ってもいいレースが京都金杯だ。

従来、ハンデ戦ということもあって金杯と言えば「荒れる金杯」と言われてきていたが、前回2017年などはエアスピネルが単勝1.8倍の断トツ1番人気で勝利するなど近年は意外と堅いレースとなっている。

今年も傾向通りに、堅めに収まるのか、人気のない馬から激走馬が生まれるのかを過去10年の京都金杯の結果を元としてデータ分析する。


注目点① 前走は阪神か東京か京都か

前走どの競馬場でレースをしたかを集計すると、コース相性というよりはローテーション面からの影響もあって阪神競馬場か東京競馬場か京都競馬場以外の競馬場の成績は振るわないことがわかる。

前走場所別集計 京都金杯 過去10年

前走場所着別度数勝率複勝率
札幌0- 0- 0- 0/ 0
函館0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%
福島0- 0- 0- 0/ 0
新潟0- 0- 0- 2/ 20.0%0.0%
東京3- 0- 2- 19/ 2412.5%20.8%
中山0- 0- 0- 13/ 130.0%0.0%
中京0- 0- 1- 11/ 120.0%8.3%
京都2- 2- 1- 20/ 258.0%20.0%
阪神5- 8- 5- 63/ 816.2%22.2%
小倉0- 0- 1- 3/ 40.0%25.0%
地方0- 0- 0- 2/ 20.0%0.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年

注目点② 内枠が好成績

馬番別で集計をすると10番枠以降2桁馬番の馬の成績が振るわない。

京都競馬場の冬場の芝コースは1200mを中心として内枠の成績が概して良いことが知られているが、11月末まで行われたCコースからAコースに変わることで内目の芝が荒れていないことも関係していると思われる。

馬番別集計 京都金杯 過去10年

馬番着別度数勝率複勝率
1番1- 2- 0- 7/1010.0%30.0%
2番2- 1- 1- 6/1020.0%40.0%
3番0- 1- 0- 9/100.0%10.0%
4番2- 0- 1- 7/1020.0%30.0%
5番0- 2- 2- 6/100.0%40.0%
6番1- 1- 1- 7/1010.0%30.0%
7番2- 1- 0- 7/1020.0%30.0%
8番1- 0- 2- 7/1010.0%30.0%
9番1- 0- 0- 9/1010.0%10.0%
10番0- 0- 2- 8/100.0%20.0%
11番0- 0- 0- 9/ 90.0%0.0%
12番0- 0- 0-10/100.0%0.0%
13番0- 0- 0-10/100.0%0.0%
14番0- 1- 0- 9/100.0%10.0%
15番0- 0- 0-10/100.0%0.0%
16番0- 1- 1- 8/100.0%20.0%
17番0- 0- 0- 3/ 30.0%0.0%
18番0- 0- 0- 2/ 20.0%0.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年

注目点③ 前走は1600mか1800m

マイル戦ということでスプリント路線や中距離路線などからの挑戦もあり一定の成績をあげるのが普通だが前走距離での集計を行うと京都金杯では1600mか1800mにほぼ限定される。

前走距離別集計 京都金杯 過去10年

前走平地距離着別度数勝率複勝率
1200m0- 0- 0- 3/ 30.0%0.0%
1400m0- 2- 5- 30/ 370.0%18.9%
1600m5- 3- 3- 52/ 637.9%17.5%
1800m4- 5- 0- 28/ 3710.8%24.3%
2000m0- 0- 2- 17/ 190.0%10.5%
2200m0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%
3000m1- 0- 0- 2/ 333.3%33.3%

集計期間:2008年 ~ 2017年

ちなみに前走3000mは菊花賞に限定されるが、2018年は該当馬がいないので除外して考えて問題はない。

まとめ

今年の出走予定馬でここまでの条件に該当するのは前走がマイルチャンピオンシップ組かリゲルステークス組に絞られる。

ただし、過去10年で前走マイルチャンピオンシップから京都金杯で馬券圏内に入った馬4頭はマイルチャンピオンシップですべて1桁着順であった。

また、前走リゲルステークスからは2015年にウインプリメーラのみが馬券圏内に入っているが、これまで9頭が出走したうちの6頭が2桁馬番ということもありデータからは絞りづらい結果となる。

そこで、ここでは、頭数が多くなってしまうが最終的に次の5頭を推奨する。

キョウヘイ     前走 リゲルステークス      4着
クルーガー     前走 マイルチャンピオンシップ  7着
ブラックムーン   前走 リゲルステークス      5着
ベステンダンク   前走 リゲルステークス      11着
レッドアンシェル  前走 リゲルステークス      1着

あとは、当日の枠順と人気から考えれば軸になる馬が数頭に絞られそうだ。

ちなみに人気で絞る場合は過去10年の1着馬はすべて単勝15倍未満となっているので幸先の良いスタートを切るための軸馬選定の参考にしていただきたい。

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