フェアリーS2018の競馬予想データ分析…4つの注目点から浮上する激走馬とは?


(C)Ko-Mei

2018年1月7日、中山競馬場でフェアリーステークス(GⅢ/芝1600m)が行われる。レッドベルローズ、サヤカチャン、プリモシーン、トロワゼトワル、ジーナスイートらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

2009年からそれまでの12月から1月に開催時期を移して行われているが、勢力図が定まっていないこともあってか「荒れる金杯」よりも荒れるフェアリーステークスになることが多くなっている。

そこで、現在の実施条件となった過去9年のフェアリーステークスの結果を元としてデータ分析を行い、激走馬を見つけていく。


注目点① 前走距離は1600m

前走距離に注目した時に、1着馬過去9頭の内8頭が1600mを走っていることがデータからわかる。

まだ若駒と言える時期でもあり、やはり走ったことのある慣れた距離でこそ結果が出しやすいことが影響していると思われる。

前走距離別集計 フェアリーステークス 過去9年

前走平地距離着別度数勝率複勝率
1200m0- 0- 1- 11/ 120.0%8.3%
1400m0- 1- 1- 26/ 280.0%7.1%
1600m8- 5- 4- 63/ 8010.0%21.3%
1800m1- 1- 1- 10/ 137.7%23.1%
2000m0- 2- 2- 7/ 110.0%36.4%

集計期間:2009年 ~ 2017年

注目点② 当日の単勝オッズは気にしないこと

荒れるフェアリーステークスということで当日の単勝オッズ別成績を見てもその傾向は顕著だ。

さすがに単勝万馬券になるような馬が馬券圏内に入ることはないもののそれ以外のオッズは万遍なく、馬券圏内に入っていることが読み取れる。

つまり、世間の評価の集大成であるオッズは気にせずに予想して気になった馬を買ってかまわないということをデータが示している。

単勝オッズ別集計 フェアリーステークス 過去9年

単勝オッズ着別度数勝率複勝率
1.0~ 1.40- 0- 0- 0/ 0
1.5~ 1.90- 0- 0- 0/ 0
2.0~ 2.91- 1- 1- 1/ 425.0%75.0%
3.0~ 3.90- 1- 1- 0/ 20.0%100.0%
4.0~ 4.92- 0- 1- 6/ 922.2%33.3%
5.0~ 6.91- 0- 1- 11/ 137.7%15.4%
7.0~ 9.91- 1- 2- 9/ 137.7%30.8%
10.0~14.90- 0- 1- 12/ 130.0%7.7%
15.0~19.90- 2- 1- 9/ 120.0%25.0%
20.0~29.90- 3- 0- 10/ 130.0%23.1%
30.0~49.92- 0- 1- 20/ 238.7%13.0%
50.0~99.92- 1- 0- 15/ 1811.1%16.7%
100.0~0- 0- 0- 24/ 240.0%0.0%

集計期間:2009年 ~ 2017年

注目点③ ほどほどのレース間隔

種牡馬別や馬主別成績で特徴が全く見られないフェアリーステークスで次に注目したのはレース間隔だ。

期待の素質馬と言われる馬が多いこの時期に間隔を詰めて使う必要はないし、長期休み明けにしては寒いこの時期の休み明け初戦から体が動く可能性は低い。

間隔別集計 フェアリーステークス 過去9年

間隔着別度数勝率複勝率
連闘0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%
2週0- 0- 2- 7/ 90.0%22.2%
3週0- 0- 0-18/180.0%0.0%
4週4- 2- 3-24/3312.1%27.3%
5~ 9週3- 4- 4-47/585.2%19.0%
10~15週2- 3- 0-17/229.1%22.7%
16~25週0- 0- 0-3/30.0%0.0%

集計期間:2009年 ~ 2017年

具体的に言うと前走が9月末から12月前半までのレースだった馬に絞られるということだ。

注目点④ 前走は18頭立て

通常、前走が何頭立てかでの成績にはあまり注目しないし、集計したとしてもあまり差は見られないが、フェアリーステークスでは前走18頭立ての馬が好成績を収める傾向にある。

GⅠ・阪神ジュベナイルフィリーズはもちろん、東京競馬場の秋競馬の18頭立て新馬戦を勝ち上がってきた馬たちが該当することになる。


おそらくはレース経験の浅い馬が多い中で、多頭数で揉まれる経験を積んだ馬のほうが活躍できるということを示していると思われる。

前走頭数別集計 フェアリーステークス 過去9年

前走頭数着別度数勝率連対率複勝率
7頭立0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%0.0%
8頭立0- 0- 0- 0/ 0
9頭立0- 0- 1- 0/ 10.0%0.0%100.0%
10頭立0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%0.0%
11頭立1- 0- 1-10/128.3%8.3%16.7%
12頭立0- 2- 0- 6/ 80.0%25.0%25.0%
13頭立0- 0- 1- 6/ 70.0%0.0%14.3%
14頭立0- 0- 1-17/180.0%0.0%5.6%
15頭立2- 0- 0- 9/1118.2%18.2%18.2%
16頭立0- 3- 2-31/360.0%8.3%13.9%
17頭立0- 1- 0- 5/ 60.0%16.7%16.7%
18頭立6- 3- 3-31/4314.0%20.9%27.9%

集計期間:2009年 ~ 2017年

まとめ

今年の出走予定馬ですべての注目点に一致した馬はここまでで次の5頭。

オハナ      前走10月15日  2歳新馬戦   1着
サヤカチャン   前走12月10日  GⅠ・阪神ジュベナイルフィリーズ 14着
テトラドラクマ  前走11月19日  2歳未勝利戦  1着
ライレローズ   前走11月 5日  2歳未勝利戦  1着
レネット     前走11月25日  2歳未勝利戦  1着

ただし、阪神ジュベナイルフィリーズ組はサヤカチャン1頭のみだが、関西馬の関東遠征で馬券圏内に入ったのは過去9年間に6頭いた中で1頭のみとなっている(2009年・ジェルミナル・1着)。

しかも、阪神ジュベナイルフィリーズで2桁着順の馬が巻き返したことはなく、ここでは対象から除外する。

また、前走が東京競馬場の未勝利戦を勝ち上がって馬券圏内に入ったのは過去9年間で12頭中1頭のみとなっている(2016年・ダイワダッチェス・3着)。

それらを踏まえてここでは以下の1頭に激走馬候補を絞りたい。

オハナ


荒れているレースの過去データであるだけに傾向が掴みづらかったが、データとしての裏付けは取れている。

父ディープインパクトに祖母ノースフライトを持つ血統馬であるオハナが久々の競馬でどのようなレースを見せてくれるのかに注目したい。


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