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2018年2月4日、京都競馬場できさらぎ賞(GⅢ/芝1800m)が行われる。ダノンマジェスティ、グローリーヴェイズ、カツジ、レッドレオン、サトノフェイバー、ノーブルカリナンらが出走を予定しているが、どんなレースが展開されるのか?台頭する可能性を秘めた伏兵は果たしているのか?

ダノンマジェスティは阪神芝1800mの新馬戦で圧巻の勝利。1000m通過64.1秒の超スローペースの中、中団で折り合い、レースのラスト3Fが11.3秒-11.2秒-11.0秒という加速ラップを軽々と差し切り、2着に3馬身半差をつけた。初戦の内容だけ見ても、ポテンシャルはかなりのものだろう。

昨年の皐月賞馬アルアインの全弟で、血統背景も一流。早くもダービー候補の声が挙がっているほどだ。

キャリア1戦ながら、重賞のここでも1番人気の最有力候補。重賞制覇へのポイントを探る。


ポイント① キャリア1戦

きさらぎ賞でキャリア1戦だった馬は、過去20年までさかのぼっても【0・0・1・12】と不振。敗れた馬の中には1番人気が2頭おり、ハーツクライ(2004年3着)、カンパニー(2004年7着)と、のちのGI馬もいる。

どれだけ高い能力があっても、このレースでキャリア1戦は不利といえる。

ポイント② 乗り替わり

デビュー戦は3馬身半差の圧勝だったが、直線に向いて追い出されると、外へ大きく寄れた。

その初戦で手綱を取った和田騎手が騎乗停止となり、今回は急きょ松若騎手に乗り替わりとなる。折り合いの面などに不安はなさそうだが、初戦のレースぶりを見る限り、まだ幼い面があるだけに、乗り替わりはマイナス材料だ。

ただ、不安ばかりではない。松若騎手はこれまでに重賞を4勝しているが、うち3勝は乗り替わりで挙げたもの。乗り替わりで何度も結果を出している点は心強い。さらに、自厩舎ということもあり、最終追い切りにも騎乗するなど、調教では何度もコンタクトを取っている。

ポイント③ 初戦のレベル

デビュー戦の走破タイムは1.49.9とかなり平凡。これは超スローペースだっただけに、仕方のない面もあるが、負かした馬のうち、7頭が未勝利戦で延べ9戦して勝ち上がった馬は1頭もいない。レースのレベルは低かったと言わざるを得ない。

まとめ

デビュー戦で底知れぬ器の大きさを見せたダノンマジェスティにとっては、今回が試金石の一戦。決して楽な条件ではないが、この出世レースをキャリア1戦で勝つようなら、兄弟でのクラシック制覇はかなり現実味を帯びてくる。2戦目のレースぶりに大いに注目したい。

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