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2018年1月14日、中山競馬場で京成杯(GⅢ/芝2000m)が行われる。ジェネラーレウーノ、ダブルシャープ、デルタバローズ、コスモイグナーツらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

開催に際し、競馬TIMES編集部では予想の参考になりそうなデータをいくつかピックアップして紹介する。

人気、血統、枠順、ローテーションなど、予想のポイントになりそうなデータとは?


ポイント1 極端な人気薄は消し!

京成杯は「極寒期の中山」というシチュエーションで行われる。皐月賞と同じ舞台とはいえ、開催時期が全く違い、求められる要素も異なるため、クラシックで好走しないタイプの馬が走ることが多い。

ただし、「タフな馬場コンデイション」「若駒には厳しい2000m」という舞台設定のため、力が足りない馬が大駆けすることは少ない。

人気着別度数
1番人気3- 3- 1- 3/ 10
2番人気3- 0- 2- 5/ 10
3番人気1- 1- 1- 7/ 10
4番人気0- 0- 2- 8/ 10
5番人気2- 2- 0- 6/ 10
6番人気0- 0- 1- 9/ 10
7番人気1- 2- 1- 6/ 10
8番人気0- 1- 0- 9/ 10
9番人気0- 0- 1- 9/ 10
10番人気0- 0- 0- 10/ 10
11番人気0- 0- 0- 10/ 10
12番人気0- 1- 0- 9/ 10
13番人気0- 0- 1- 8/ 9
14番人気0- 0- 0- 7/ 7
15番人気0- 0- 0- 7/ 7
16番人気0- 0- 0- 5/ 5
17番人気0- 0- 0- 1/ 1
18番人気0- 0- 0- 0/ 0
人気勝率複勝率単回値複回値
1番人気30.0%70.0%102101
2番人気30.0%50.0%14888
3番人気10.0%30.0%5353
4番人気0.0%20.0%051
5番人気20.0%40.0%186112
6番人気0.0%10.0%027
7番人気10.0%40.0%126155
8番人気0.0%10.0%069
9番人気0.0%10.0%064
10番人気0.0%0.0%00
11番人気0.0%0.0%00
12番人気0.0%10.0%072
13番人気0.0%11.1%0157
14番人気0.0%0.0%00
15番人気0.0%0.0%00
16番人気0.0%0.0%00
17番人気0.0%0.0%00

集計期間:2008. 1.20 ~ 2017. 1.15

原則として10番人気以内から選んでいくのがいいだろう。

※以降、10番人気以内を対象に集計

ポイント2 前走上がり3位以下は消し!

日本の競馬において「速い上がりを使えるかどうか」は才能を図るための一つの指標だ。

キャリアの少ない若駒たちの能力を見極める上で、この上がりに着目しない手はない。実際、京成杯でも前走しっかりと上がりの脚をまとめている馬が好走するパターンが多い。

前走脚質着別度数
3F 1位3- 1- 3- 21/ 28
3F 2位6- 4- 4- 10/ 24
3F 3位0- 1- 0- 11/ 12
3F ~5位0- 1- 1- 14/ 16
3F 6位~1- 2- 1- 16/ 20
前走脚質勝率複勝率単回値複回値
3F 1位10.7%25.0%7154
3F 2位25.0%58.3%142158
3F 3位0.0%8.3%014
3F ~5位0.0%12.5%030
3F 6位~5.0%20.0%3660

集計期間:2008. 1.20 ~ 2017. 1.15

ご覧の通り、上がり2位以上と3位以下とでは大きな差がある。上がり2位以内の馬に着目していくことにしよう。

ポイント3 前走1700m以下は消し!

京成杯は極寒期の中山で行われる。とてもタフな舞台設定であるため、ある程度距離を走りきれる保証がないと厳しい。となると、注目されるのが前走の距離だ。

前走平地距離着別度数
1600m1- 1- 0- 16/ 18
1700m0- 0- 0- 1/ 1
1800m2- 2- 2- 15/ 21
1900m0- 0- 0- 0/ 0
2000m7- 6- 7- 40/ 60
前走平地距離勝率複勝率単回値複回値
1600m5.6%11.1%4026
1700m0.0%0.0%00
1800m9.5%28.6%7585
1900m
2000m11.7%33.3%6482

集計期間:2008. 1.20 ~ 2017. 1.15

少なくとも1800m以上を経験していないと厳しい。「スタミナもスピードも問われる1800m以上で、速い上がりを使えている(=惰性の粘り込みではない=実力)という馬を買うべきなのだ。

ポイント4 キャリア2戦以下は消し!

3歳重賞では毎度のことになるが、キャリアが少なすぎる馬を選ぶのはリスクが高い。

・単純に弱い可能性がある
・経験不足が競馬に響く可能性がある

以上の観点から、あまりおすすめできない。

キャリア着別度数
1戦0- 0- 1- 12/ 13
2戦1- 1- 2- 19/ 23
3戦5- 4- 2- 21/ 32
4戦4- 3- 0- 4/ 11
5戦0- 1- 2- 9/ 12
6戦0- 0- 1- 5/ 6
7戦0- 0- 1- 1/ 2
8戦0- 0- 0- 1/ 1
キャリア勝率複勝率単回値複回値
1戦0.0%7.7%023
2戦4.3%17.4%1626
3戦15.6%34.4%12085
4戦36.4%63.6%175173
5戦0.0%25.0%0109
6戦0.0%16.7%025
7戦0.0%50.0%095
8戦0.0%0.0%00

集計期間:2008. 1.20 ~ 2017. 1.15

実際、京成杯でもキャリア1戦馬は(0−0−1−12)と結果が出ていない。また、2戦に広げても回収率は低く、一部の人気馬しか走っていないことが分かる。

キャリアは3戦以上重ねている馬がオススメだ。

ポイント5 前走ダートは消し!

3歳のこの時期はダートの選択肢がないため、芝の重賞に参戦してくるダート馬が多い。

しかし、なかなか結果は出せておらず、京成杯では(0−0−0−5)。4番人気に支持された馬が2頭いたが、いずれも馬券圏外に敗れている。

無難に前走芝馬を選ぶのがいいだろう。

まとめ 消しデータを取り除くと?

では、ここまで挙げてきた消しデータを取り除くと、どのような成績になるのだろうか?

人気着別度数
指1-18人8- 5- 4- 8/25
勝率複勝率単回値複回値
32.0%68.0%201182

集計期間:2008. 1.20 ~ 2017. 1.15

なんと、好走率は68%超、回収率も190%オーバーという極めて優秀な成績となっている。

今年はこのデータに該当する馬を軸に添えてみても、いいかもしれない。

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