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2018年5月12日、東京競馬場で京王杯SC(GⅡ/芝1400m)が行われる。毎年安田記念での好走馬が出ており、本番に直結するレースとして注目される。今年はサトノアレス・ダンスディレクター・グレーターロンドンなどが出走を予定している。

開催に際し、どのような血統の馬がいい成績を残しているのか、同コースでどのような血統の馬が台頭しているのか、過去のデータをもとに見ていくことにしよう。

今回、好走血統は過去10年、コース・距離別種牡馬成績は2013年以降のレースより集計を行った。


過去10年好走馬血統

着順人気種牡馬母父馬
12スウェプトオーヴァーボードサンデーサイレンス
211ダンスインザダークダンシングブレーヴ
34ステイゴールドDynaformer
13ディープインパクトStorm Cat
27ダイワメジャーDeputy Minister
32フジキセキBig Shuffle
15サクラプレジデントCure the Blues
22ディープインパクトニホンピロウイナー
37ゼンノロブロイホワイトマズル
110タイキシャトルStorm Cat
22ダンスインザダークダンシングブレーヴ
37フジキセキCaerleon
11ダイワメジャーLaw Society
25スペシャルウィークダンシングブレーヴ
36マンハッタンカフェジェネラス
14フジキセキエリシオ
211サクラバクシンオーサンデーサイレンス
313フサイチコンコルドブライアンズタイム
14シンボリクリスエスSmart Strike
23ホワイトマズルサンデーサイレンス
32マンハッタンカフェフサイチコンコルド
110サクラバクシンオーHalo
25ダンスインザダークMiswaki
33マンハッタンカフェAffirmed
18Giant's Causewayフレンチデピュティ
23ラストタイクーンサクラバクシンオー
32Kingmamboサンデーサイレンス
12ロドリコデトリアーノエルセニョール
26アドマイヤベガノーザンテースト
31サンデーサイレンスFairy King

解析・分析:注目血統は?

昨年のレッドファルクスを除くと過去5年は全てヘイロー系(サンデーサイレンス系種牡馬とタイキシャトル[1頭])での決着という偏りをみせている。レッドファルクスの母父もサンデーサイレンスであり、近年の傾向からは同系統に逆らわないのが無難だろう。

サンデー系の好走馬の母系としてニアークティック系×ナスルーラ系との相性が良い。
2017年 クラレント(母父ダンシングブレーヴ、母母父テスコボーイ)
2016年 サンライズメジャー(母父Deputy Minister、母母父Runaway Groom)/ロサギガンティア(母父Big Shuffle、母母父シャーディー)
2014年 クラレント/エールブリーズ(母父Caerkeon、母母父Bold Forbes)
2013年 トライアンフマーチ(母父ダンシングブレーヴ、母母父プレイヴェストローマン)

今年の該当馬はサトノアレス1頭となる。府中マイルで惜敗が続いているが、距離短縮で久々の勝利を挙げられるか注目したい。

非サンデー系で母系にサンデーサイレンスの血を持つ馬をピックアップすると、タガノブルグ、ダンスディレクター、テオドール、トーキングドラム、ブラックスピネルが挙げられる。好走例の少ない非サンデー系であるが近走での優勝実績やGⅠでの上位実績を持つ馬が本レースで好走する傾向にあり、これらの中からはダンスディレクターの走りに期待したい。

出走予定馬・種牡馬コース成績

種牡馬着別度数勝率複勝率
ローレルゲレイロ3-0-1-727.3%36.4%
ハーツクライ5-5-6-557.0%22.5%
ステイゴールド6-10-6-538.0%29.3%
Encosta de Lago0-0-0-10.0%0.0%
ディープインパクト23-17-20-13711.7%30.5%
キンサシャノキセキ7-5-13-846.4%22.9%
アドマイヤムーン7-7-12-1025.5%20.3%
ロードアルティマ1-1-1-98.3%25.0%
ヨハネスブルグ4-1-1-546.7%10.0%
アグネスデジタル0-1-1-200.0%9.1%
アルデバランⅡ0-0-0-200.0%0.0%
ハービンジャー3-1-7-287.7%28.2%
キングカメハメハ7-14-13-915.6%27,2%
アンライバルド3-0-0-730.0%30.0%
アドマイヤオーラ0-1-1-110.0%15.4%
ダイワメジャー36-28-18-19712.9%29.4%
Fasten Rock1-0-0-233.3%33.3%
タニノギムレット5-2-5-606.9%16.7%
ジョーカプチーノ2-0-0-433.3%33.3%
スウェプトオーヴァーボード6-4-2-509.7%19.4%

集計期間:2013.1. 1 ~ 2017. 12. 28

解説・分析:注目血統は?

サンデーサイレンス系ではダイワメジャー、ディープインパクトと勝率・複勝率で優れているのがわかる。逆に短距離実績のあるアドマイヤムーンやキンシャサノキセキはこの条件では成績は見劣りする印象を受け、割り引く必要があるだろう。一方でハービンジャーはこれらを上回る成績を残しており、相性の良い条件として狙うのも良いだろう。

出走回数の少ない種牡馬では高い勝率・複勝率を残している馬がいるなかでアルデバランⅡは複勝圏内での成績を残せていないのが気がかりだ。人気を集めるであろうダンスディレクターの取捨は慎重に判断する必要がありそうだ。

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