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唯一2連覇の権利を持つ馬。

2018年5月13日、東京競馬場でマイル女王を決めるヴィクトリアマイルが行われる。東京マイル2戦2勝のリスグラシューを始め、昨年のNHKマイルカップを制したアエロリット、重賞3連勝中のミスパンテールや昨年のオークス馬ソウルスターリングなどの有力馬の影に隠れた存在となりそうなのが、連覇を目指すアドマイヤリードだ。

昨年のヴィクトリアマイル以降、クイーンS6着、府中牝馬S3着、東京新聞杯12着、阪神牝馬4着と人気を大きく裏切る結果が続いているアドマイヤリードに今回は焦点を当てて、復活へのポイントを挙げていく。


ポイント① 昨年の覇者

過去のデータからも分かるようにヴィクトリアマイルは、同じ競争馬がよく馬券に絡むことが挙げられる。

2012年のヴィクトリアマイルで1着、続く2013年では2着に好走したホエールキャプチャ、2013年と2014年のヴィクトリアマイルを勝ったヴィルシーナや2015年からヴィクトリアマイルを2連覇したストレイトガールなど、とにかく同じ馬が好走をしやすいレースである。

アドマイヤリードに関しても、ヴィクトリアマイルを制して以降、不甲斐ない競馬が続いているものの、過去のデータから紐解くと激走しても全く驚けない1頭であるといえるだろう。

ポイント② 前走の内容

前走の阪神牝馬Sは敗れたものの、1着のミスパンテールとは0.1秒差の4着と惜しい競馬を披露していることから、不調な時期は脱し、復活に向けて歩みを進めていると思わせる内容のレースであった。

昨年も阪神牝馬Sを叩き台としヴィクトリアマイルに臨んでいるアドマイヤリードだが、昨年は54キロで出走して2着、今年は56キロでの出走であった。その点も考慮すると昨年制したヴィクトリアマイルの舞台に合わせて調子・状態が上向きで、連覇に向けて照準を合わせているといえるだろう。

ポイント③ M.デムーロ騎手の連続騎乗

現在、騎手リーディング首位をひた走るM・デムーロ騎手が前走の阪神牝馬Sに引き続き騎乗することはアドマイヤリード陣営からすると、吉報だろう。昨年のヴィクトリアマイル以降、藤岡康騎手、戸崎騎手へと乗り替わりが行われていたが、本番に向けて大一番で頼りになる男を鞍上に迎えることができた。

M・デムーロ騎手といえば、スワーヴリチャードで大阪杯を制しているようにGIレースでもきっちりと結果を残している騎手でもあり、今回のヴィクトリアマイルでもきっとアドマイヤリードを上手にエスコートしてくれるだろう。

まとめ

精彩を欠く内容が続いているアドマイヤリード。果たして香港のチャンピオンズマイルを蹴ってまで参戦を決めたヴィクトリアマイルで、1年ぶりの美酒の味を噛み締めることができるのか。その答えは今週末の競馬開催で明らかになるだろう。

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