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2018年8月26日、札幌競馬場でキーンランドカップ(GIII/芝1200m)が行われる。ダノンスマッシュ、ナックビーナス、ムーンクエイク、レッツゴードンキ、キャンベルジュニアらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

当コーナーでは、過去のデータやレース傾向から勝ち馬を導き出していく。なお、特に明記していない場合、過去10年を対象とする。


データ① 実績

勝ち馬10頭中7頭が芝重賞の勝ち馬。残る3頭には、芝1200m以下でオープン特別勝ちか重賞2着の実績があった。

また、勝ち馬9頭に札幌芝か函館芝で勝利経験があり、うち7頭は準オープン以上のレースで勝っていた。2008年に16番人気で勝ったタニノマティーニ、2017年に12番人気で勝ったエポワスも、ともに函館か札幌の芝1200mのオープン特別を勝っていた。洋芝実績がある馬は有利になり、近走が不振でも軽視できない。

データ② 前走

勝ち馬10頭中8頭が、同年の函館スプリントS以降のレースに出走。残る2頭は既に芝重賞を勝っていた。夏競馬を使っている馬が中心になり、レース間隔が空いている馬は重賞実績に注目したい。

また、勝ち馬10頭中6頭が前走で連対。残る4頭は札幌か函館の芝1200mで準オープン以上のレースを勝っていた。洋芝実績がある馬なら、前走着順が悪くても巻き返しを警戒したい。

データ③ 年齢

3歳  【1・1・1・19】(勝率 4.5%、連対率 9.1%)
4歳  【3・3・3・17】(勝率10.7%、連対率25.0%)
5歳  【4・1・4・27】(勝率11.1%、連対率13.9%)
6歳  【0・3・0・32】(勝率 0.0%、連対率 8.6%)
7歳  【0・1・1・18】(勝率 0.0%、連対率 5.6%)
8歳以上【2・0・0・10】(勝率16.7%、連対率16.7%)

3勝2着3回で連対率トップの4歳と、4勝2着1回で勝率トップの5歳が中心になる。

データ④ 性別

牡・騸馬【4・6・5・83】(勝率 4.1%、連対率10.2%)
牝馬  【6・4・5・40】(勝率10.9%、連対率18.2%)

牝馬は出走頭数が牡・騸馬の約半数ながら6勝。勝率は大きくリードしている。

データ⑤ 所属

美浦【3・1・4・60】(勝率 4.4%、連対率 5.9%)
栗東【7・9・6・60】(勝率 8.5%、連対率19.5%)

勝率、連対率とも大きく上回る関西馬が優勢。

データ⑥ 人気

1番人気【1・4・3・2】
2番人気【3・2・0・5】
3番人気【2・0・1・7】

勝ち馬10頭中6頭が4番人気だが、12番人気や16番人気も優勝しており、波乱含み。

結論

中心となるのはタマモブリリアン。栗東所属の5歳牝馬で、函館芝1200mでレコード勝ちの実績が光る。前走でオープン特別・バーデンバーデンCを勝って勢いがあり、重賞初制覇の絶好機と言える。

4歳牝馬のデアレガーロは、2走前に函館芝1200mで準オープンを勝ち、夏競馬で順調に使われている。重賞でも2月の京都牝馬Sで2着の実績があり、こちらも有力候補の1頭になる。

5歳牝馬のナックビーナスはオープン特別を4勝し、重賞でも高松宮記念3着を含め2着2回3着3回の実績がある。洋芝で勝利こそないものの、キーンランドCで一昨年5着、昨年3着、函館スプリントS3着と、適性を示している。

関西馬のレッツゴードンキも、一昨年の函館スプリントSとキーンランドCでともに3着。桜花賞勝ちに加えて、スプリントGⅠでも2着が3回あるように、実績は抜けており、6歳でも十分にチャンスはある。

ティーハーフは8歳と高齢ながら、2015年に函館スプリントSを勝ち、キーンランドCでも3着。2走前に鞍馬Sを勝って健在ぶりを示しており、人気がなくても軽視はできない。

今年のオーシャンSを勝ったキングハートは、昨年の函館スプリントSで2着と洋芝適性の高さを証明している。2桁着順が続いているが、巻き返しの可能性はある。

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