2018年10月28日、京都競馬場でJBCスプリント（GI／ダート1200m）が行われる。モーニン、レッツゴードンキ、キタサンミカヅキ、グレイスフルリープ、マテラスカイらが出走するが、どんなレースが展開されるのか？ 台頭する可能性を秘めた伏兵とは？
当コーナーでは、過去のデータやレース傾向から勝ち馬を導き出していく。なお、特に明記していない場合、過去10年を対象とする。
目次
データ① 実績
勝ち馬10頭中９頭がダート1600m以下の重賞を勝っていた。例外の１頭は、ダートのオープン特別を５勝し、GⅠでも２着が２回あった。
データ② 前走
勝ち馬10頭中９頭の前走がダートのGⅠかGⅡで、うち８頭が３着以内に好走していた。前走が重賞でなかった１頭は、オープン特別を３連勝中だった。
データ③ 年齢
５歳が最多の４勝。６歳が２勝で続く。
データ④ 性別
牝馬は【１・０・１・12】。
データ⑤ 所属
勝ち馬10頭中９頭が栗東所属。
データ⑥ 人気
勝ち馬全10頭が３番人気以内で、うち８頭が１番人気か２番人気。
結論
中心となるのはマテラスカイ。７月のプロキオンＳを日本レコードで勝っており、最重要ステップの東京盃（４着）から臨む臨戦過程は理想的だ。
その東京盃を制した大井所属のキタサンミカヅキ、同３着のグレイスフルリープも、８歳ながらチャンスは十分。
別路線組では、一昨年のフェブラリーＳ優勝馬で、韓国GⅠコリアスプリントを勝って臨むモーニン、昨年の覇者ニシケンモノノフが有力になる。
