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2018年11月11日、福島競馬場で福島記念(GⅢ/芝2000m)が行われる。函館記念を制したエアアンセム、トップハンデ58キロのサトノノブレス、サマー2000シリーズチャンピオンのメドウラークなどが出走を予定する。ハンデ重賞らしく斤量はかなり分かれたが、メンバーは十分揃っている。

過去10回のデータを見ると、1番人気が勝ったのはこの10回で1回で、2着が3回、3着が1回で着外5回と信用はしにくい。ハンデ重賞らしくどの人気でも来やすく、シンガリ人気の馬も2着に入った年がある。大変難解な重賞の1つと言えるだろう。

福島記念を勝ってここからGⅡ、GⅠというのは傾向的になかなか厳しいものはあるが、来年のサマー2000シリーズなど楽に重賞に出られるよう、ここは頑張っておきたい。危険な人気馬がわんさかいるかもしれず、ここは容赦なく絞りたい。


データ① 前走1着馬は大苦戦?

ハンデ戦ということもあり、前走人気薄だったり着順的に大敗した馬が頻繁に勝利を挙げている。前走の人気別で見ると、7番人気が目立ち、6番人気以上はいなかった。10着以上の惨敗から1着になった馬も非常に多く、ここがハンデ重賞の面白いところともいえる。そして何より前走1着馬が大苦戦を強いられる状況だ。いずれの1着馬も前走は準オープンだった。オープン特別以上の1着馬は少し割引が必要か。

小倉日経オープンを勝ったレトロロックはかなり厳しいか。オープン特別を勝つことで斤量が見込まれることがある。2着馬はいずれも前走3歳重賞だったことから、オクトーバーステークス2着のマイネルハニーも一緒に消しておきたい。マイネルハニーの場合は同型が多く、どう捌くかも大変でマイネルミラノとの兼ね合いも難しそうで人気をするようなら思い切り切りたい。

データ② 東京競馬場が圧倒!

場所別成績を見ると、東京競馬場が圧倒している。過去10回において7勝2着2回3着6回と大変優秀だ。天皇賞秋組や富士ステークス組、毎日王冠組などそれぞれからやってくる。そこでしんどい競馬をした馬が福島で一変するという傾向になりやすい。一方でローカル開催から来た馬には厳しく、札幌は過去17頭が参戦し2着1頭のみ、新潟は過去12頭が参戦し3着1頭のみ。求められるものが違うのか。

新潟記念を使ったスズカディープとメドウラーク、藤田菜七子騎手が騎乗する前走丹頂ステークス組のトミケンスラーヴァとルミナスウォリアー、札幌記念を使ったマイスタイルが該当する。新潟や札幌でのレースが明らかに適鞍ではなかった馬は除外したいが、強いて会えればスズカディープぐらいで、何かしらの思惑や勝算があってレースを使った馬が多く、このあたりは消したい。

データ③ ハンデデータあれこれ

ハンデ別成績を見ると54キロが3勝、51キロと56キロが2勝ずつ、1勝で55キロ、57キロ、57.5キロが続く。アベレージ的には54キロが優秀だ。一方で53キロはこの中ではアベレージが低く未勝利。消すならこのゾーンか。サイモンラムセスやスズカディープが該当した。今回は軽ハンデはあまりいないが、51キロなどの軽ハンデで来るのは基本的に3歳馬であることは覚えておきたい。

圧倒的に斤量減の馬が多くなる福島記念だが、全体的に成績は変わらず、減れば減るほど成績が上がるわけではないが、減った馬にはチャンスがあると思って良さそうだ。一方で斤量増はやや苦戦。特に2キロ増以上は苦戦する。56キロから58キロになるサトノノブレスはさすがに厳しいか。実績的には勝ち負けでもおかしくはなく58キロもこなしたが、条件的にはいいわけではなく止む無し。

まとめ

オープン特別以上の1着馬は信用しにくいが、準オープン1着馬は信用しやすい。ドレッドノータスは面白い1頭ではないか。2走前はエリザベス女王杯にも出走するレッドジェノヴァの3着、前走は2着にコンマ5秒をつける圧勝と勢いがある。今回は55キロで乗れるのも大きく、母ディアデラノビアの血をいかんなく見せつけたいところだ。

今回も頭数が多く、紛れは起こりやすい。そうなると前目で競馬をした馬に有利になりそうだが、今年は逃げたい馬が多くて今まで以上に消耗戦になる恐れもある。そうなると後方からでも届くかもしれない。展開を十分に考えて予想をしたい。

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