福島牝馬S2020の競馬予想分析!3つのデータから導く危険な人気馬
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2020年4月25日、福島競馬場で福島牝馬ステークス(GⅢ/芝1800m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるエスポワール、サラキア、デンコウアンジュ、フェアリーポルカ、リュヌルージュらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

新潟開催だった2011年を除く過去10回のデータを参考にしていく。


福島牝馬ステークスの人気馬成績

過去10回のデータを見ると、1番人気は2勝、2着は3回、3着は1回。2倍台の信頼度は高く連対率は100%、ただそれ以降は段々と成績を落としており、2倍台以外の信頼度はそれなり。

伏兵馬が突っ込んできやすい福島牝馬ステークス、単勝万馬券レベルでも十分にチャンスがあるため、取捨選択が非常に重要だ。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 中山牝馬ステークス組の取捨選択

前走中山牝馬S組(9- 7- 4-50)
勝率 12.9% │ 複勝率 28.6%

福島牝馬ステークスという名の、中山牝馬ステークスパート2状態だが、前走での結果がどのようにつながっていくのか、非常に重要だ。

1つの大まかな傾向として、中山牝馬ステークスで2ケタ着順の馬は来ない、来たとしても過去に福島の重賞で結果を出した馬だけ。そして、中山牝馬ステークスで、人気よりも着順が上だった馬が目立っているという点。

該当するのはリュヌルージュだが、鞍上は引き続き団野大成騎手、同じことを2度やれるかは不安を残すが、中山牝馬ステークスで2ケタ人気で快走した馬がここでも走るケースは結構あるので、見逃せない。

予想参考データ② 別路線組の取捨選択

圧倒的に中山牝馬ステークス組が多かったが、やはりここでは別路線組からどんな馬が来やすいのか、これをチェックしていきたい。

牝馬は格より勢いという言葉もあるように、3勝クラスを差をつけて勝つ、これが1つの傾向。あとは結構大敗した馬も来ており、1頭1頭の馬のポテンシャル次第か。

今年は3勝クラスを快勝した馬の参戦がないため、別路線組は1頭1頭それぞれチェックし、福島実績などを加味しながら探していくべきだろう。

予想参考データ③ 意外と苦戦する4歳馬

年齢別の成績を見ると、5歳馬が大変優秀で、連対率は2割と高い。勝率の点では6歳馬もなかなか侮れないが、4歳馬がどうにも不振。

連対率まではいいものの、複勝率が悪い。勝つ馬がどういう馬かをチェックしていくと、前走勝ったか、重賞でコンマ3秒、4秒程度の負けにとどまっていたか、そのいずれかだ。

フェアリーポルカは該当するが、2キロ増がどうか。それ以外でもエスポワールなどもなんとか該当するが、前走は不良馬場。今年はどこまでデータが通用するか。

2020年の危険な人気馬は?

フェアリーポルカは人気になる見込みだが、52キロでの勝利だった前走。中山が得意である可能性も捨てきれず、また鞍上の和田竜二騎手が騎乗停止明け。無茶なことはしにくく、目に見えぬ疲れが残っていてもおかしくない。福島牝馬ステークスの好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、サラキアは2つ目の消しデータに合致している。弟サリオスは皐月賞で惜しい2着だったが、オープン以降の良績は直線の長いところで目立つ。意外と叩き初戦は走らない。ここは様子見か。

反対にデンコウアンジュは危険なデータに一つも当てはまらない。いわゆるリピーターで、去年の勝ち馬、2年前は3着だった。56キロでのレースが多く、今回は55キロで出られる。この馬も目に見えぬ疲れはあるかもしれず、後ろでの競馬がどうかだが、経験者だからこそ、そこまで気にしなくてもいいか。人気馬の中で最も不安要素が少ないのは、デンコウアンジュと言えそうだ。

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