アンタレスS2020の競馬予想分析!3つのデータから導く危険な人気馬
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2020年4月19日、阪神競馬場でアンタレスステークス(GⅢ/ダート1800m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるクリンチャー、ベストタッチダウン、ロードゴラッソ、アナザートゥルース、ウェスタールンドらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

阪神開催になった2012年から8年間のデータを参考にする


アンタレスステークスの人気馬成績

過去8年のデータを見ると、1番人気は4勝、2着は1回、3着も1回。1倍台に支持されると複勝率100%、2倍台も連対率は高く、オッズが売れてる馬の信頼度は高そうだ。

単勝万馬券の馬が突っ込んでくることもあるが、基本的に人気の馬、10倍台前半の馬まで決まってもなんら不思議ではない。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 前走地方組の取捨選択

前走地方出走組(4- 4- 1-18)
勝率 14.8% │ 複勝率 33.3%

面白いのは、前走地方で走った馬の実績がいい点だ。ただし、そのほとんどは名古屋大賞典組で、逆にそれ以外を使った組はあまり走っていない。

5年連続で馬券に絡む名古屋大賞典組。その傾向だが、1番人気、もしくは3着以内。去年のアナザートゥルースを含めるとそうなるが、これを例外とするならば、コンマ1秒負けまでの2着が1つの目安になる。

去年の覇者アナザートゥルースはあまり相性が良くないダイオライト記念からの参戦。名古屋大賞典組は、ロードゴラッソのみが該当する。

予想参考データ② アテにならないマーチステークス

前走準オープン、3勝クラスの組がこの8年馬券に一切絡んでいないなど、結構はっきりした傾向が出るアンタレスステークス。マーチステークスもその1つ。

過去8年で49頭が参戦しながら未勝利、2着2回3着3回では少し心もとない部分がある。それでもこの3年はどうにか馬券に絡んでいる。コンマ3秒以内の負け、ここで区切ってみたい。

アテにはならないが、明確に絞りやすいのも特徴。該当馬はクリンチャーのみ。実は2週連続重賞勝利中で、デビューから1回も1ケタ勝利がなく20年近くキャリアを重ねている石橋脩騎手との相性もいい。

予想参考データ③ 前目で脚を見せたい

脚質の成功を見ると、アンタレスステークスはここ3年逃げ馬が惨敗するなど、あまり結果は出ていないが先行馬が結果を残しており、基本的には番手、その後ろあたりの競馬が理想。

後方から突っ込んでくる馬はいないわけではないが、上がり最速の脚があっても結果的には3着が精いっぱい。せめて10番手より前、ここで競馬をしたい。

上がり2位までの脚、これを見せないと少し厳しい。前目で末脚があるような馬は、ここだと相当強く、チャンスもそれだけ大きい。

2020年の危険な人気馬は?

アナザートゥルースは人気になる見込みだが、前走と過程が違う事や、今年は58キロでの参戦。去年と違う部分があまりにも大きいため、去年の勝ち馬だからと印を安直に重くするのはどうか。アンタレスステークスの好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、ベストタッチダウンは2つ目の消しデータに合致している。前走は条件戦で逃げ切り勝ち、現在3連勝の勢いは魅力で、ダートの新星になれる逸材かもしれない。ただ、いきなりの重賞挑戦、まして近年逃げが不振のこの状況だと、勢いだけではどうにもならない。

反対にロードゴラッソは危険なデータに一つも当てはまらない。前走は名古屋大賞典を快勝。まだ上位の馬とは壁があるが、去年シリウスステークスを勝つなど、力はしっかりとある。中央でも地方でも一定の成績を残せるのは実力がある証拠。川田将雅騎手がベストタッチダウンを選んだのは怖いが、浜中俊騎手なら乗り替わりの影響は少ないだろう。人気馬の中で最も不安要素が少ないのが、ロードゴラッソと言えそうだ。

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