(C)MAZIMICKEY

2019年4月20日、福島競馬場で福島牝馬ステークス(GⅢ/芝1800m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるランドネ、フローレスマジック、ダノングレース、デンコウアンジュ、カワキタエンカ、ウインファビラスらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

なお、特に明記していない場合は過去10年のデータを対象とする。


福島牝馬ステークスの人気馬成績

過去10年のデータを見ると、1番人気が勝ったのは2回、2着も3着もそれぞれ2回と、信頼度は平均的だ。

2番人気が苦戦しているが、比較的上位人気はそれなりの結果を残している。最低人気でも突っ込んでくるぐらいなので、穴党の気合も入りやすい。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 中山牝馬ステークス組の取捨選択

前走中山牝馬S(9- 7- 4-51)
勝率 12.7% │ 複勝率 28.2%

これだけの数字を見せられると、中山牝馬ステークス組を無視することが暴挙に感じられるのではないか。それだけ数字が偏っている。

とはいえ、中山牝馬ステークス組だった馬の中にも傾向というものが存在する。着差がコンマ5秒以内にとどまることが多い点だ。

元々ハンデ戦なので、大混戦に終わることが多い。着順は特に気にせず、着差を見て判断をするといいだろう。

今年も大混戦で終わったが、人気馬には1秒以上負けていた馬もいる。こうした馬から買うのはあまりに危険だろう。

予想参考データ② 別路線組の取捨選択

中山牝馬ステークス組が席巻しているが、2016年のように中山牝馬ステークス組が1頭も絡まない年もある。別路線組で取捨選択をしておきたい。

意外と前走大敗した馬が巻き返しに成功し、条件馬も目立つ。傾向を見ていくと、前走2000メートル以上だった馬が多い。

2016年1着だったマコトブリジャールは愛知杯を17番人気シンガリ負けだった。単勝15番人気で53倍というのがいかに拮抗していたかを物語る。

そして、距離短縮馬の好走は先行していたかどうかも関係している。できれば3番手あたりで追走し、前残りを狙うのがいいかもしれない。

予想参考データ③ 距離延長組に厳しい

距離延長(0- 0- 4-39)
勝率 0.0% │ 複勝率 9.3%

中山牝馬ステークス組が幅を利かせているとはいえ、前走マイル以下だった馬の成績はあまりに酷く、これが今後も続くだろう。

どちらかといえばスピードは必要なく、ジリ脚というか、持続性のある脚が求められる。いわば中山競馬場で求められるそれに近い。

基本は小回りの平坦コースなので、コーナー4つの競馬に長けた馬が強い。ワンターンで結果を出した馬には厳しい舞台といえる。

2019年の危険な人気馬は?

ランドネは人気に支持される見込みだが、中山牝馬ステークスはあまりにも負けすぎ、1秒3負けではどうか。しかも斤量1キロ増なので、底がやや見えた感がある。福島牝馬ステークスの好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、カワキタエンカは1つ目の消しデータに合致している。2戦続けて大敗、逃げ残りの期待は高いが、鞍上は鮫島克駿騎手に乗り替わり。いきなりのテン乗りに対応できるか、そこが不安だ。割引で大丈夫だろう。

反対にフローレスマジックは危険なデータに一つも当てはまらない。前走中山牝馬ステークスは積極的に乗って惜しい結果に終わった。元々素質があり、ルメール騎手が乗り続けるなど期待は大きい。石橋脩騎手とも手が合ってるように感じる。人気馬の中で最も不安要素が少ないのが、フローレスマジックと言えそうだ。

おすすめの記事