福島牝馬S2019の競馬予想分析!2つのデータから導く穴馬候補

2019年4月20日、福島競馬場で福島牝馬ステークス(GⅢ/芝1800m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向から、激走の可能性がある穴馬を予想していく。

馬券を買って回収率100%超を目指す上でカギになるのが、正確に穴馬をピックアップできるかどうかだ。

人気馬ばかり買っていても馬券では勝てない。穴馬選定の精度を高めることが、馬券で勝つことに直結してくるのだ。

今回、人気が想定されるのはランドネ、フローレスマジック、ダノングレース、デンコウアンジュらだが、上位に割って入るのはどの人気薄馬になるのか?

なお、今回は他場開催となった2011年を除いた9年を対象とした。また、登録馬が少数であるため、穴馬の選定は2頭とした。


目次

福島牝馬SSの配当傾向

過去9年を見ると、三連単の最高額配当は2009年の792,960円で、その他に2016年(735,970円)、2015年(599,360円)、2014年(238,230円)で50万超えの馬券が出ている。全ての年で万馬券決着となっており波乱の傾向が非常に強い。

単勝オッズは2016年(5,310円)で波乱の決着となっている。人気薄の馬が優勝が多く見られるものの人気薄の馬が勝利する年もあり警戒する必要がある。

馬連は最高配当が2009年(13,060)で万馬券が出ている。2016年(11,130円)も万馬券決着となっている他に4桁配当の年が6回と穴馬の出番が十分にあると言える。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 関西所属騎手騎乗馬に注目

激走馬の鞍上に注目すると近年は関西所属騎手のケースが多い。関東圏のレースでありながら今年もこの傾向には注意したい。

2018年 キンショーユキヒメ(7人気/秋山真一郎騎手)
2016年 マコトブリジャール(15人気/北村友一騎手)/オツウ(13人気/加藤祥太騎手)
2015年 メイショウスザンナ(13人気/松田大作騎手)
2013年 ピュアブリーゼ(10人気/古川吉洋騎手)
2009年 ブラボーデイジー(7人気/生野賢一騎手)

予想参考データ② 中山・福島芝1600-1800m実績のある馬に注目

激走馬の距離・コース実績を見ると中山や福島1600-1800mの実績馬が来るケースが多い。コース相性も穴馬選定の際の重視したい。
2018年 キンショーユキヒメ(7人気/デイジー賞1着)
2016年 マコトブリジャール(15人気/福島テレビオープン3着)/オツウ(13人気/ターコイズステークス3着)
2015年 リラヴァティ(9人気/フェアリーステークス3着)/メイショウスザンナ(13人気/ターコイズステークス3着)
2014年 フィロパトロール(16人気/中山 1000万下1着)

条件戦での勝利もしくはオープン特別以上の馬券県内の実績のある馬には警戒したい。

2019年の穴馬候補は?

以上のデータから面白そうなのはカワキタエンカ、カレンシリエージョだ。

カワキタエンカは関西所属の鮫島騎手、中山牝馬S勝ちの実績があり、今回の出走馬で唯一条件を全て満たす。ここでの巻き返しに期待だ。

カレンシリエージョは関西所属の秋山騎手騎乗馬、こちらは関東圏での実績に乏しいものの鞍上の手腕に期待したい。

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