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2019年3月16日、中山競馬場でフラワーカップ(GⅢ/芝1800m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるエールヴォア、コントラチェック、ジョディー、シャドウディーヴァらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

2011年の阪神開催を除く、過去10回分のデータを対象とする。


フラワーカップの人気馬成績

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過去10回のデータを見ると、1番人気は1着4回、2着2回、3着は1回と、意外と1番人気の信頼度は高い。

2番人気と3番人気のアベレージもよく、上位人気はそれなりに結果を出しているが、伏兵の一発もたまに見られる。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 差をつけて勝つ!

2013年から6年連続続いていることがある。それは前走1着だった馬の勝利だ。しかも、未勝利や500万条件といった下級条件の馬が目立つ。

この6年の傾向を見ると、コンマ2秒差から5秒差をつけての価値が目立つ点にあり、タイム差なしの勝利だと物足りない点だ。

タイム差なし勝利 ( 0- 5- 2-6)
勝率 0.0% │ 複勝率 53.8%

ハイアベレージと見れないこともないが、未勝利というのはどうか。差を付けて勝つことが1つの条件ではないか。

予想参考データ② 逃げ馬天国、前残り必至

中山1800メートルはとにかく逃げが残りやすいが、フラワーカップはより極端なデータが出ている。

脚質・逃げ ( 4- 0- 1-5)
勝率 40.0% │ 複勝率 50.0%

2回に1回は3着以内に入り、しかも勝ち馬が多いとなると、何が逃げるのかはとても大事なファクターとなりそうだ。

脚質・先行 ( 5- 3- 2-27)
勝率 13.5% │ 複勝率 27.0%

先行馬も残りやすく、前残りは必至。特にこの5年は4コーナーで9番手にいた馬までが3着以内に入っており、より極端になっている。

前半1000メートルで一番速かったのが2009年の60秒6、良馬場で一番遅かったのが2014年の62秒1、平均61秒台。折り合いに専念できる馬かどうかも見どころだ。

予想参考データ③ 前走重賞馬の取捨選択

そもそもここを勝ってギリギリ桜花賞に間に合う時期のレースのため、桜花賞を狙う一線級はそもそもここは選ばない。だからこそ、条件馬上がりが活躍する。

では、前走重賞馬に上がり目はないかと言えば、そうとも言えない。求められる条件は、前走重賞で掲示板、もしくは上位人気だったケース。

去年2着のトーセンブレスは前走阪神ジュベナイルフィリーズで4着と健闘を見せた。ただ重賞の勝ち馬がここで勝てないのも事実だ。

できるだけ多頭数で掲示板に入る感じが良く、少頭数では少々割り引いてもいいかもしれない。

2019年の危険な人気馬は?

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ジョディーは人気に支持される見込みだが、手が合う武藤雅騎手がまたも騎乗停止になって乗り替わりになった。クイーンカップ3着は相手関係を見れば立派だが、乗り替わりでどうか。フラワーカップの好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

反対にコントラチェックは危険なデータに一つも当てはまらない。前走の菜の花賞はコンマ5秒差つけた逃げ切り勝ち。半姉には2014年の覇者、皐月賞にも挑戦したバウンスシャッセがいる。血統的にもこれは魅力だろう。人気馬の中で最も不安要素が少ないのが、コントラチェックと言えそうだ。

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