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2018年3月11日、阪神競馬場でフィリーズレビュー(GⅡ/芝1400m)が行われる。モルトアレグロ、ラテュロス、アマルフィコースト、アンコールプリュ、アリア、アルモニカ、デルニエオール、コーディエライトらが出走するが、どんなレースが展開されるのか?台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

モルトアレグロは前走で、出世レースとして知られる紅梅Sを快勝。勢いそのままに重賞初制覇を狙う。

上位人気は確実だが、まだ未知の部分が多く、全幅の信頼を置けるかは微妙なところ。その不安材料について分析する。


不安① 速い上がりへの対応力

ここまで5戦3勝、2着1回、さらに阪神ジュベナイルフィリーズでも5着と安定した成績を残しているが、上がり速い勝負への対応力は未知数だ。

初戦はダート、2戦目は洋芝の札幌、3戦目は不良馬場と、時計のかかる馬場で良績を挙げてきた。一転して瞬発力勝負となった阪神ジュベナイルフィリーズでは、自身最速の上がり3F34.1秒をマークしたが、勝ったラッキーライラックからは0.7秒差をつけられての5着と、決め手で見劣った。

勝った前走にしても、レースの上がり3Fは35.1秒で、自身の上がり3Fが34.7秒。京都芝外回りとしては平凡だった。桜花賞を目指す重賞級のメンバーと再び対戦し、瞬発力が求められる展開になったときに持ち味を発揮できるか。

不安② 3戦連続の長距離輸送

阪神ジュベナイルフィリーズ、紅梅Sに続いて、3戦連続の関西圏での競馬となる。それでも2戦連続で馬体重が増えているタフな馬だが、繊細な3歳牝馬だけに、ガレたり、カイ食いが細くなったり、テンションが上がったりする不安はある。

しかも、この後には桜花賞が控えており、再び中3週で阪神への長距離輸送をすることになる(栗東に滞在するという選択肢もあるが)可能性が高い。例年であれば春のクラシックに出走できるだけの獲得賞金を既に持っているだけに、ここはある程度、余裕を残した仕上げで臨む可能性は十分に考えられる。

ここまでは無事に輸送をクリアしているとはいえ、当日の馬体重と、パドックや返し馬での気配はしっかりとチェックしておきたい。

不安③ 田辺騎手の関西成績

コンビを組む田辺裕信騎手はリーディングの常連で、今年も現在、全国リーディング3位と好調だ。ただ、関西圏の主場(京都・阪神)における芝重賞の騎乗成績は【1・0・3・35】。関東圏でのレースに比べると、関西圏ではやや信頼度が下がる感は否めない。

まとめ

昨年のNHKマイルCで波乱を起こしたリエノテソーロと同じく、武井厩舎に所属する、スパイツタウン産駒の外国産馬。チューリップ賞でも上位を独占した阪神JFの上位馬と再び相まみえるためにも、ここは結果が求められる。

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