ファルコンS2019の競馬予想分析!3つのデータから導く穴馬候補

2019年3月16日、中京競馬場でファルコンステークス(GⅢ/芝1400m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向から、激走の可能性がある穴馬を予想していく。

馬券を買って回収率100%超を目指す上でカギになるのが、正確に穴馬をピックアップできるかどうかだ。

人気馬ばかり買っていても馬券では勝てない。穴馬選定の精度を高めることが、馬券で勝つことに直結してくるのだ。

今回、人気が想定されるのはローゼンクリーガー、ヴァッシュモン、ダノンジャスティス、ドゴール、ハッピーアワーらだが、上位に割って入るのはどの人気薄馬になるのか?

なお、今回はコースが改修された2012年以降7年のデータを対象とした。


目次

ファルコンSの配当傾向

(C)Ko-Mei

過去7年を見ると、三連単の最高額配当は2015年の638,950円で、その他に2012年(320,140円)や2013年(150,580円)に十万馬券が出ている。その他の年も全て4万越えの波乱が続くレースで積極的に人気薄を狙いたいレースだ。

単勝オッズは2015年(7,830円)や2012年(1,270円)で人気薄の馬が勝利しているが、それ以外は300円-820円と人気馬の優勝が多い。波乱のレースといえど人気馬もしっかり押さえる必要はある。

馬連は2015年(24,640円)と2012年(19,180円)で万馬けんが出ている。2014年(850円)のように人気サイドで決着するケースもあるが、相手候補にも人気薄の馬は選定する必要がある。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 先行馬に注目

人気薄での激走馬に注目すると先行馬が多く、今年も先行馬に注目したい。以下に人気と道中の位置取りを挙げた。

2018年 マサクサゲンキ(7人気/4-4)
2017年 メイソンジュニア(6人気/3-3)
2016年 シゲルノコギリザメ(9人気/2-2)
2015年 タガノアザガル(14人気/4-3)
2013年 カシノピカチュウ(11人気/7-6)

予想参考データ② 関西所属騎手騎乗馬に注目

鞍上に注目すると人気馬・人気薄共に関西所属騎手の騎乗馬が目立つ。こちらも見逃せない傾向だ。

2018年 アサクサゲンキ(7人気/武豊騎手)
2017年 メイソンジュニア(6人気/菱田裕二騎手)
2016年 シゲルノコギリザメ(9人気/太宰啓介騎手)
2015年 タガノアザガル(14人気/松田大作騎手)
2014年 アルマエルナト(11人気/藤岡佑介騎手)
2012年 レオンビスティー(12人気/国分優作騎手)

予想参考データ③ ノーザンダンサー系の血を持つ馬に注目

コース改装後の成績ではサンデーサイレンス系以外にノーザンダンサー系種牡馬の活躍が目立ち、ミスタープロスペクター系はキングカメハメハ以外は苦戦している状況である。

ノーザンダンサー系の産駒の好走傾向は
2018年アサクサゲンキ(父Stormy Atlantic/母父Dixieland Band)
2017年メイソンジュニア(母母父Anabaa)
2013年インパルスヒーロー(母母父ノーザンテースト)/カシノピカチュウ(母父Belong to Me)
といった母系も含めての好走ケースが多くみられる。

2019年の穴馬候補は?

(C)MAZIMICKEY

以上のデータから面白そうなのはグルーヴィット、シングルアップ、ジャカランダシティだ。

グルーヴィットはダートで連勝しているがキングカメハメハ系のロードカナロア産駒で人気の盲点となりそうだ。関西所属の北村騎乗、先行馬で条件も合致する。

シングルアップは関西所属の中谷騎手騎乗、母父クロフネでノーザンダンサーの血を持つ。こちらも先行策をとり期待される一頭だ。

ジャカランダシティは父ヨハネスブルグ、関西所属荻野騎手、先行馬とこちらも条件を満たす一頭で激走に期待だ。

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