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2018年12月2日、中京競馬場でチャンピオンズカップ(GⅠ/ダート1800m)が行われる。チャンピオンズカップ過去4年を見ると、三連単の高額配当は2015年の318,430円が最高で、10万円以上になったのは4年で2回だ。三連複でも4年すべて万馬券になるなど、穴馬は必ず出てくるとみていいだろう。

単勝オッズは2014年の590円が最低で、最高は2015年の6,640円だ。単勝10倍以上の馬が勝ったのは4年で3回、1番人気の信用度も低く、馬連を見てもいかに人気サイドで決まらないかがわかる。ダート界のオールスターが揃うにもかかわらず、これだけ荒れる。穴党にとっては面白い。

先週のジャパンカップは世界をも驚愕させるタイムでアーモンドアイが勝ってみせた。今週はパヴェルが参加するなど、ここでも日本のダートにおける力を見せてほしいものだ。


データ① 地方G1と中央重賞勝ちの実績

過去4年で穴を開けたといっても、実はよく見るとかなりの実績馬である。例えば2014年8番人気2着のナムラビクターはこの年に重賞勝ち、中央の重賞だけで安定した成績を残している。2015年12番人気1着のサンビスタはその前年に15番人気4着と健闘、JBCレディスクラシックも制している。2016年10番人気3着のアスカノロマンは同じ舞台の東海ステークスを勝利。コパノリッキーやサウンドトゥルー、ゴールドドリームは今更説明するまでもない。

ここはサンライズソアを狙いたい。平安ステークスを勝利し、京都開催のJBCクラシックでも見せ場を作る3着だった。出遅れでの惨敗もあるが、今回はモレイラ騎手が騎乗するのでその心配は無用だ。逃げたい馬がおらず、単騎で逃げられる可能性がある。先週のキセキではないが、マイペースでスルスルと逃げれば前が残りやすく、ケイティブレイブなどの追撃を許さない展開も考えられる。

データ② 中京ダート1800メートルの実績

中京ダートは改修後も逃げが残りやすい。芝は以前と比べて後ろでも平気で届くが、ダートは普通届かない。チャンピオンズカップだけはその傾向が少し変わるが、基本的には前残りだ。チャンピオンズカップで穴を開ける馬は中京ダート1800メートルで実績を残す。アスカノロマンのように東海ステークスを勝てばそれで十分だが、ナムラビクターやサウンドトゥルーも勝利実績があった。

勝ってはいないが、2着があるセンチュリオンに注目したい。去年の名鉄杯で2着があるが、着実に力を付けてきた印象があり、それなりのレベルにはいるだろう。いかにも中山巧者という成績で走るイメージを持たれないかもしれないが、中京で実績があるのはあとはゴールドドリームなどになる。JBCクラシックで大敗をした分、相当人気を落とすだろうが、左回りでもそれなりに走るので侮ってはならない。

データ③ レーティングは嘘をつかない

馬の力を見る上でレーティングはとても大事な要素だ。日本では重要視されないが、海外ではこれを無視して競馬は出来ない。ちなみに今年はゴールドドリームの117がトップで、116に3頭が連なる。あくまでもこれは日本馬のものだが、そうなると外国馬パヴェルのレーティング117なら十分に勝負が出来るというわけだ。

パヴェルはドバイワールドカップにおいて日本の人気でブービー人気だったものの2着から差のない4着、チャーチルダウンズ競馬場でのハンデGⅠで3馬身以上の完勝だ。ブリーダーズカップでは大敗が目立つが、基本的には堅実の馬でアウォーディーにも先着している。意外と人気になっていないのが不思議で仕方ない。それならばおいしくいただこうではないか。

まとめ

サンライズソア、センチュリオン、パヴェルを取り上げたが、サンライズソアはかなり狙い目ではないか。アーモンドアイより後ろではどうにもならないように、おそらくルヴァンスレーヴの後ろでもしんどいだろう。そうなると前に行く馬が面白い。しかも単騎逃げが見込めるというのが大きい。直線は長く逃げが残りにくそうなイメージがあるかもしれないが、意外と中京はそうならない。

今年はJBC競走が京都開催だったためにイレギュラーな印象を与える。ちなみに2019年は浦和開催なのでJBCの結果はあまり信用しなくてもいいだろう。小回りで騎手の腕が問われるトリッキーな競馬場ではちょっとした判断が大事だ。その点、中京競馬場は馬の力が出やすい。レーティングでそのまま決まるとすればパヴェルも狙い目だろう。

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