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2018年12月23日、中山競馬場で有馬記念(GⅠ/芝2500m)が行われる。

シュヴァルグランは昨年のジャパンカップを制覇。続く有馬記念でも前年の6着から大きく前進し、勝ったキタサンブラックから0.2秒差の3着と好走した。

連覇を狙った前走のジャパンCでは、前年に手綱を取ったヒュー・ボウマン騎手が急遽騎乗できなくなる不運もあって4着。今回はそのボウマン騎手とコンビを再結成し、巻き返しが期待されるが、データなどからは不安が浮かび上がってくる。


不安① 高齢馬は不振

有馬記念の過去10年で6歳以上は【0・1・2・33】と不振。既にこのレースを勝っていたゴールドシップが6歳時の2015年に1番人気で8着、同じくマツリダゴッホが6歳時の2009年に3番人気で7着など、上位人気に推されて敗れた例もある。

シュヴァルグランは6歳となった今年は未勝利。今秋も、京都大賞典で昨年3着→今年4着、ジャパンCで昨年1着→今年4着と着順を落としているだけでなく、レース内容を見てもパフォーマンスに陰りが見えている。もともと叩いて良くなるタイプとはいえ、上積みが見込めるかどうかが微妙なところだろう。

不安② 実績に欠ける中山コース

持久力勝負なら現役屈指の実力を誇り、エンジンがかかれば息の長い脚を繰り出すが、その半面でトップスピードに乗るまでにはやや時間がかかる。東京でジャパンC、アルゼンチン共和国杯を勝つなど、良績を残しているのは広くて直線が長いコース。逆に、オープンクラスに昇格してから複勝圏外となったのは4回あり、一昨年の有馬記念(6着)、阪神内回りの宝塚記念(2016年9着、17年8着)、大阪杯(今年13着)と、いずれも器用さが求められる小回りコースだった。

キャリアで最も充実していたと言える昨年時の有馬記念でさえ、(直線で不利があったものの)前でレースを進めた馬を捕らえられずに3着。昨年のジャパンCで好騎乗を見せて優勝に導いたヒュー・ボウマン騎手が再び手綱を取る今回、得意の消耗戦に持ち込むことができるか。

不安③ 不運な外枠

中山芝2500mはスタートしてすぐにコーナーを迎えるコース形態で、基本的に内枠が有利。有馬記念の過去20年を見ても、フルゲートの16頭立てで行われた12回で8枠だった馬は【0・0・0・24】と3着すらない。

シュヴァルグランの枠順は8枠15番に決まった。外々を回らされるロスが生じると、得意のロングスパートをかけるのも難しくなりそうだ。

まとめ

有馬記念には3年連続の出走となるシュヴァルグラン。6歳となった今年は条件が厳しそうだが、大舞台で再び輝くことができるか。

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