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2020年1月26日、中山競馬場でアメリカジョッキークラブカップ(GⅡ/芝2200m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの勝ち馬候補を予想していく。

レースを楽しむ上でも馬券を買う上でも、勝ち馬の予想は欠かせない要素だ。明らかな傾向や注目のデータから、主役候補を導き出していこう。

人気が想定されるスティッフェリオ、ステイフーリッシュ、ブラストワンピース、ミッキースワロー、ラストドラフトなどは過去の好走馬のデータと合致しているのだろうか?

なお、特に明記していない場合は過去10年のデータを対象とする。


アメリカジョッキークラブカップの勝ち馬傾向

過去10年のデータを見ると、1番人気が2勝、2番人気が3勝を含め、勝ち馬10頭中8頭が5番人気以内と人気馬の成績はまずまず。それでも、馬単万馬券が2回出ており、一筋縄ではいかない。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 芝2200m以上の重賞で連対実績が理想

まず重賞実績に目を向けると、勝ち馬10頭中7頭が芝重賞の勝ち馬。残る3頭には芝重賞で2着があった。

さらに距離実績を見ると、勝ち馬全10頭に芝2000m以上の重賞で3着以内があり、うち8頭が芝2200m以上の重賞で連対していた。芝2000m以上の重賞での好走実績は不可欠で、芝2200mで実績があればなおいい。

予想参考データ② GⅠ、GⅡから参戦する馬に注目

前走のクラス別成績は以下の通り。

1600万下(1-0-1-15)
勝率 5.9% │ 連対率5.9% │ 複勝率11.8%

オープン特別(0-2-1-22)
勝率 0.0% │ 連対率8.0% │ 複勝率12.0%

GⅢ(0-4-4-29)
勝率 0.0% │ 連対率10.8% │ 複勝率21.6%

GⅡ(3-0-2-18)
勝率 13.0% │ 連対率13.0% │ 複勝率21.7%

GⅠ(6-4-2-21)
勝率 18.2% │ 連対率30.3% │ 複勝率36.4%

前走の格が高ければ高いほど成績が良く、前年秋のGⅠに出走していた馬が中心になる。中でも、有馬記念から参戦した馬が5勝と強い。一昨年に優勝したダンビュライトは準オープンを勝っての参戦だったが、皐月賞3着を含め重賞で3着以内が4回あるなど、昇級初戦ながら高い実績があった。

予想参考データ③ 5、6歳が好成績

年齢別成績は以下の通り。

4歳(1-4-2-12)
勝率 5.3% │ 連対率26.3% │ 複勝率36.8%

5歳(4-0-3-17)
勝率 16.7% │ 連対率16.7% │ 複勝率29.2%

6歳(3-1-2-27)
勝率 9.1% │ 連対率12.1% │ 複勝率18.2%

7歳(2-2-1-22)
勝率 7.4% │ 連対率14.8% │ 複勝率18.5%

8歳以上(0-3-2-27)
勝率 0.0% │ 連対率9.4% │ 複勝率15.6%

予想参考データ④ 勝率は関西馬が優勢

美浦(5-8-7-66)
勝率 5.8% │ 連対率15.1% │ 複勝率23.3%

栗東(5-2-3-39)
勝率 10.2% │ 連対率14.3% │ 複勝率20.4%

勝率は関西馬が優勢も、連対率、複勝率では関東馬がリードしており、そう差はない。

2020年の主役候補は?

中心となるのは、昨秋に今回と同じ舞台のオールカマーを制したスティッフェリオ。前2走はGⅠで大敗したが、GⅡなら見直せる。

ブラストワンピースはメンバー唯一のGⅠ馬。有馬記念など重賞4勝の実績は抜けている。

ミッキースワローはセントライト記念を勝つなど、中山芝2200mのGⅡで【1・2・0・0】と適性の高さを示している。得意の条件に替わって前進が見込める。

ステイフーリッシュは重賞戦線の安定勢力。芝2200mで京都新聞杯を勝ち、昨年の京都記念でも2着と、この距離を得意としている。

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