東海S2020の競馬予想分析!4つのデータから導く勝ち馬候補

2020年1月26日、京都競馬場で東海ステークス(GⅡ/ダート1800m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの勝ち馬候補を予想していく。

レースを楽しむ上でも馬券を買う上でも、勝ち馬の予想は欠かせない要素だ。明らかな傾向や注目のデータから、主役候補を導き出していこう。

人気が想定されるインティ、ヴェンジェンス、エアアルマス、スマハマ、モズアトラクションなどは過去の好走馬のデータと合致しているのだろうか?

なお、特に明記していない場合は、同時期、同条件で行われた過去7年のデータを対象とする。


目次

東海ステークスの勝ち馬傾向

過去6年のデータを見ると、1番人気が5勝、4番人気が2勝と、人気馬が強い。ただ、2着に2桁人気馬が2頭入るなど、2、3着に入った14頭中6頭が8番人気以下と、紐荒れになるケースが多い。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① ダート重賞勝ち馬に注目

まず重賞実績に目を向けると、勝ち馬6頭中5頭がダート重賞の勝ち馬。残る2頭のうち、1頭はダートのオープン特別を勝っており、もう1頭は未勝利から準オープンまで5連勝中だった。

予想参考データ② GⅠから参戦する馬が中心

前走のクラス別成績は以下の通り。

1600万下(1-0-1-5)
勝率 14.3% │ 連対率14.3% │ 複勝率28.6%

オープン特別(2-2-3-46)
勝率 3.8% │ 連対率7.5% │ 複勝率13.2%

GⅢ(0-2-0-12)
勝率 0.0% │ 連対率14.3% │ 複勝率14.3%

GⅠ(2-1-3-12)
勝率 11.1% │ 連対率16.7% │ 複勝率33.3%

交流重賞(2-2-0-7)
勝率 18.2% │ 連対率36.4% │ 複勝率36.4%

また、前走着順は以下の通り。

前走1着(2-1-1-9)
勝率 15.4% │ 連対率23.1% │ 複勝率30.8%

前走2着(3-0-2-8)
勝率 23.1% │ 連対率23.1% │ 複勝率38.5%

前走3着(1-0-0-5)
勝率 16.7% │ 連対率16.7% │ 複勝率16.7%

前走4着(0-2-2-5)
勝率 0.0% │ 連対率22.2% │ 複勝率44.4%

前走5着(1-0-0-3)
勝率 25.0% │ 連対率25.0% │ 複勝率25.0%

前走6~9着(0-3-0-20)
勝率 0.0% │ 連対率13.0% │ 複勝率13.0%

前走10着以下(0-1-2-32)
勝率 0.0% │ 連対率2.9% │ 複勝率8.6%

前走がGⅠで3着以内だった馬に限れば【3・0・0・2】と信頼度が高い。

予想参考データ③ 5歳に注目

年齢別成績は以下の通り。

4歳(1-1-2-10)
勝率 7.1% │ 連対率14.3% │ 複勝率28.6%

5歳(4-3-3-11)
勝率 19.0% │ 連対率33.3% │ 複勝率47.6%

6歳(1-0-2-27)
勝率 3.3% │ 連対率3.3% │ 複勝率10.0%

7歳(1-2-0-21)
勝率 4.2% │ 連対率12.5% │ 複勝率12.5%

8歳以上(0-1-0-13)
勝率 0.0% │ 連対率7.1% │ 複勝率7.1%

予想参考データ④ 関西馬が優勢

美浦(1-4-1-20)
勝率 3.8% │ 連対率19.2% │ 複勝率23.1%

栗東(6-3-6-62)
勝率 7.8% │ 連対率11.7% │ 複勝率19.5%

関東馬で優勝した1頭は1番人気だった。

2020年の主役候補は?

中心となるのは、連覇を狙うインティ。昨年V後、フェブラリーSを制し、前走のチャンピオンズCで3着。今年も堂々の主役になる。

ヴェンジェンスは2走前、今回と同じ舞台のみやこSで重賞初制覇。前走のチャンピオンズCは7着だったが、GⅡなら見直せる。

重賞勝ちの実績があるスマハマモズアトラクションアナザートゥルースにもチャンスがある。

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