2026年10月25日(日)の第87回菊花賞(京都芝3000m)に向けて、出走馬の最終追い切りが21日(水)・22日(木)に行われた。本記事では、全18頭の最終追い切りの時計とコース、調教後の馬体重を一覧にし、編集部の予想で印を打った馬を中心に、時計と馬体重から見えることを整理する。
全18頭の最終追い切り
| 馬番 | 馬名 | 日・コース | 時計 | 併せ馬 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | エムズビギン | 21日 栗東P | 6F 83.0-67.1-52.6-38.3-11.9 | 単走 |
| 2 | コンジェスタス | 21日 栗東坂路 | 800m 54.3-39.2-25.2-12.2 | ― |
| 3 | アウダーシア | 21日 美浦W | 5F 67.4-51.9-37.6-12.0 | 内 |
| 4 | ショウナンガルフ | 21日 栗東CW | 6F 84.5-67.8-52.5-37.3-11.5 | 内 |
| 5 | ジャスティンシカゴ | 21日 美浦W | 5F 66.6-52.2-38.2-11.9 | 内 |
| 6 | バステール | 21日 栗東CW | 6F 85.8-69.2-53.2-37.8-11.6 | 内 |
| 7 | ラージアンサンブル | 21日 美浦W | 6F 81.3-66.5-51.9-1F12.1 | 内 |
| 8 | ロブチェン | 21日 栗東CW | 4F 52.5-36.9-11.1 | 外 |
| 9 | ゴーイントゥスカイ | 22日 美浦W | 6F 84.9-68.6-53.2-37.8-11.9 | 3頭の中 |
| 10 | ダノンヒストリー | 21日 美浦W | 5F 67.6-51.6-37.3-11.7 | 外 |
| 11 | アスクエジンバラ | 21日 栗東CW | 6F 81.5-66.2-51.3-36.6-11.3 | 単走 |
| 12 | サノノグレーター | 21日 美浦W | 6F 88.3-72.2-55.9-40.1-12.6 | 単走 |
| 13 | キンググローリー | 21日 美浦W | 6F 82.6-67.6-52.5-38.0-11.9 | 外 |
| 14 | マジョレルブルー | 21日 栗東坂路 | 800m 54.1-39.5-26.2-12.7 | ― |
| 15 | シートゥサミット | 21日 栗東坂路 | 800m 57.8-42.2-27.4-13.6 | ― |
| 16 | ショウナンハヤナミ | 21日 栗東坂路 | 800m 52.9-38.3-24.6-12.0 | ― |
| 17 | チャリングクロス | 21日 美浦W | 5F 67.7-52.4-37.5-11.6 | 3頭の中 |
| 18 | ナリタエスペランサ | 21日 栗東CW | 4F 51.7-36.7-11.8 | 単走 |
終いの1F(坂路は最後の200m)が最も速かったのはロブチェンの11.1秒で、アスクエジンバラの11.3秒、ショウナンガルフの11.5秒が続く。坂路の4頭では、ショウナンハヤナミが800m52.9秒、ラスト200m12.0秒と全体も終いも最も速い。ただし、コースや追い切った距離が違う馬どうしの時計は、そのままでは比べられない。同じコースの中で見るのが基本になる。
調教後の馬体重
| 馬番 | 馬名 | 調教後 | 前走 | 増減 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | エムズビギン | 512 | 508 | +4 |
| 2 | コンジェスタス | 534 | 528 | +6 |
| 3 | アウダーシア | 502 | 506 | -4 |
| 4 | ショウナンガルフ | 480 | 474 | +6 |
| 5 | ジャスティンシカゴ | 509 | 508 | +1 |
| 6 | バステール | 464 | 472 | -8 |
| 7 | ラージアンサンブル | 481 | 476 | +5 |
| 8 | ロブチェン | 524 | 518 | +6 |
| 9 | ゴーイントゥスカイ | 510 | 502 | +8 |
| 10 | ダノンヒストリー | 483 | 478 | +5 |
| 11 | アスクエジンバラ | 484 | 470 | +14 |
| 12 | サノノグレーター | 472 | 470 | +2 |
| 13 | キンググローリー | 480 | 466 | +14 |
| 14 | マジョレルブルー | 492 | 486 | +6 |
| 15 | シートゥサミット | 530 | 524 | +6 |
| 16 | ショウナンハヤナミ | 460 | 456 | +4 |
| 17 | チャリングクロス | 497 | 506 | -9 |
| 18 | ナリタエスペランサ | 478 | 470 | +8 |
前走から減っているのは、チャリングクロス(-9kg)、バステール(-8kg)、アウダーシア(-4kg)の3頭だけ。アスクエジンバラとキンググローリーは+14kgと、18頭で最も増えている。調教後の馬体重は輸送の前の数字で、レース当日の馬体重とは違う。当日の馬体重は、発走の約70分前に発表される。
ロブチェン|終い11.1秒は全18頭で最速
最終追い切りは21日(水)の栗東CW。4F52.5秒、3F36.9秒、ラスト1F11.1秒で、併せ馬の外だった。4Fからの追い切りで全体の時計は控えめだが、終いの11.1秒は全18頭で最も速い。調教後の馬体重は524kgで、神戸新聞杯の518kgから+6kg。減らさずに来ている。
ダノンヒストリー・ゴーイントゥスカイ|美浦Wの上位人気馬
ダノンヒストリーは21日の美浦Wで5F67.6秒、ラスト1F11.7秒。併せ馬の外だった。美浦Wで5Fから追った4頭の中では、4F51.6秒が最も速い。馬体重は+5kgの483kg。ゴーイントゥスカイは1頭だけ22日(木)に追い切り、美浦Wの6F84.9秒、ラスト1F11.9秒。3頭併せの真ん中に入った。馬体重は+8kgの510kg。
印を打った穴馬の追い切り
○のジャスティンシカゴは美浦Wで5F66.6秒、ラスト1F11.9秒。併せ馬の内で、5Fの全体時計は美浦Wの5F組で最も速い。馬体重はセントライト記念から+1kgとほぼ変わらない。▲のバステールは栗東CWで6F85.8秒、ラスト1F11.6秒。併せ馬の内に入った。馬体重は前走から-8kgの464kgで、前走より減ったのは18頭で3頭だけ。当日の発表で、輸送のあとの数字を確かめたい。
☆のショウナンハヤナミは、栗東坂路で800m52.9秒、ラスト200m12.0秒。坂路で追った4頭の中で、全体も終いも最も速い。☆のマジョレルブルーは坂路で54.1秒、ラスト200m12.7秒。△のシートゥサミットは坂路で57.8秒、ラスト200m13.6秒と、4頭の中で最もゆったりした時計だった。3頭とも馬体重は前走から+4〜6kgの範囲に収まっている。
まとめ
ロブチェンは終い11.1秒と全18頭で最も速く、馬体重も前走から増えて臨む。穴馬では、ショウナンハヤナミの坂路の時計が坂路組で最も速かった。馬体重では、▲バステールの-8kgが目立つ。馬場状態と天気は「菊花賞2026の馬場状態と天気」、印と買い目は「菊花賞2026予想」の記事にまとめている。

