2026年10月25日(日)15時40分発走の第87回菊花賞(京都芝3000m)。皐月賞・ダービーを勝ったロブチェンが、史上9頭目の三冠に挑む。本記事では、過去10年のデータ(人気・枠順・前走・血統)と今年の出走馬の実績をもとに、印と買い目を出す。データの詳細は「過去10年データ傾向」と「血統データ」の記事も参考にしてほしい。
菊花賞2026 予想の印
| 印 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 予想単勝 |
|---|---|---|---|---|
| ◎ | 8 | ロブチェン | 松山弘平 | 1.8 |
| ○ | 5 | ジャスティンシカゴ | 原優介 | 39.1 |
| ▲ | 6 | バステール | 川田将雅 | 26.2 |
| △ | 10 | ダノンヒストリー | C.ルメール | 5.2 |
| △ | 15 | シートゥサミット | 酒井学 | 58.1 |
| ☆ | 14 | マジョレルブルー | 戸崎圭太 | 35.7 |
| ☆ | 16 | ショウナンハヤナミ | 池添謙一 | 119.7 |
◎ ロブチェン|データに逆らう理由が見つからない
過去10年で1番人気は4-0-2-4(複勝率60%)、ダービー1〜3着馬は複勝率42.9%、前走1着馬からは4頭の勝ち馬が出ている。ロブチェンはそのすべてに当てはまる。ダービー馬の菊花賞は、2020年コントレイル1着、2023年タスティエーラ2着と、近年は崩れていない。父ワールドプレミアは2019年の菊花賞馬で、3000mへの不安は血統面でもある程度は打ち消せる。
不安を挙げるなら、神戸新聞杯がハナ差の辛勝だったことと、4枠が過去10年で未勝利(0-1-1-18)という点。単勝1倍台で配当の妙味はないが、馬券の軸としてはこの馬が最も信頼できる。
○ ジャスティンシカゴ|アーバンシックと同じ父、同じローテ
セントライト記念を12番人気で勝った。人気薄の勝利でフロック視されているのか、予想オッズは39.1倍にとどまる。だが2024年の勝ち馬アーバンシックは、父スワーヴリチャード、前走セントライト記念1着と、ジャスティンシカゴとまったく同じ条件だった。セントライト記念組は過去10年で3-3-2-32と、神戸新聞杯組(複勝率16.4%)より複勝率が高い(20.0%)。3枠(1-0-0-19)は割り引き材料だが、オッズとのバランスを考えて対抗に置く。
▲ バステール|タイトルホルダーの再現に期待
前走のセントライト記念は4番人気で13着。データでは前走4着以下の馬は苦戦するが、唯一の例外が2021年のタイトルホルダーで、同じセントライト記念13着から菊花賞を勝った。バステールは弥生賞ディープインパクト記念を勝ち、ダービーでは11番人気で3着。春のGⅠでの実績はダノンヒストリーより上で、26.2倍の予想オッズなら妙味がある。鞍上は川田将雅騎手で、昨年もエリキングで2着に来ている。
△ ダノンヒストリー|2着候補の筆頭
C.ルメール騎手は過去10年で菊花賞5勝、2023年から3連覇中。ただし2勝クラス組は過去10年で0-1-4-36と勝ち切れていない。父エピファネイアの産駒も0-2-1-6と、2・3着が多い。2020年に同じ2勝クラス勝ちから2着に来たアリストテレス(父エピファネイア、ルメール騎乗)と重なり、2・3着の候補として押さえる。
△ シートゥサミット/☆ マジョレルブルー|好枠の7枠
7枠は過去10年で3-2-5-19、3着以内10回で枠別の最多。シートゥサミットは神戸新聞杯で11番人気3着と、トライアルで結果を出している。マジョレルブルーは2勝クラスの能勢特別を勝って3連勝中。2勝クラス組は3着以内が5回あり、ヒモとして怖い存在だ。
☆ ショウナンハヤナミ|血統からの大穴
父レイデオロの産駒は、2024年アドマイヤテラ(7番人気)、2025年エキサイトバイオ(13番人気)と2年連続で人気薄から3着に来ている。母父ディープインパクトも過去10年で複勝率50%。前走の神戸新聞杯は10着で、データ上の条件は厳しいが、3着の穴として1頭加える。
評価を下げた人気馬
3番人気想定のゴーイントゥスカイは、青葉賞勝ち・ダービー4着の実績は上位だが、前走セントライト記念で1番人気6着。前走6着以下からの好走は過去10年で2回だけで、印は見送った。4番人気想定のコンジェスタスも、前走6着に加えて、過去10年で3着以内ゼロの1枠に入ったため評価を下げた。
菊花賞2026の買い目
| 券種 | 買い目 | 点数 |
|---|---|---|
| 3連複 | 8 ― 5,6,10,14,15,16(軸1頭流し) | 15点 |
| 3連単 | 8 → 5,6,10 → 5,6,10,14,15,16 | 15点 |
| 馬連 | 8 ― 5,6 | 2点 |
ロブチェンが1倍台なら、単勝やロブチェンとダノンヒストリーの組み合わせはほとんどつかない。人気薄の○ジャスティンシカゴ、▲バステールを相手の上位に置き、3連複・3連単で配当を狙う形にした。
雨で馬場が渋ったら
京都は24日(土)に雨、25日(日)もくもり時々雨の予報が出ている(10月23日朝の気象庁の予報)。不良馬場だった2017年は、1番人気キセキが勝った一方で、10番人気2着、13番人気3着と大きく荒れ、3連単は55万9,700円になった。稍重だった昨年も3連単は14万円台。馬場が渋るなら、ヒモの人気薄の比重を上げたい。当日の馬場発表とオッズを確認してから最終判断してほしい。
まとめ
本命はロブチェン。データ上の不安は少なく、三冠達成の可能性は高いと見る。そのうえで、アーバンシックと同じ条件のジャスティンシカゴ、タイトルホルダーと同じ前走13着からの巻き返しを狙うバステールを相手の上位に置いた。
※本記事の予想は過去のデータと公開情報をもとにした編集部の見解で、的中を保証するものではありません。馬券の購入はご自身の判断で、20歳になってから。

