2019年2月3日、京都競馬場できさらぎ賞(GⅢ/芝1800m)が行われる。JRAは開催に際し、出走馬と枠順を確定した。
今回は発表された出走馬と枠順・馬番の一覧を見ていく。また、過去のデータを振り返り、有利な枠や不利な枠の傾向を探っていこう。
果たしていい枠を引いたのは? 枠順に泣く有力馬はいるのか? 枠順発表の結果、浮上してくる穴馬とは?
なお、特別な注釈がない限り、データは過去10年のものとする。
目次
2019年:きさらぎ賞の出走馬・枠順
1枠1番 タガノディアマンテ 牡3 / 56kg 岩田騎手 鮫島厩舎
2枠2番 エングレーバー 牡3 / 56kg 藤岡佑騎手 中内田厩舎
3枠3番 ヴァンドギャルド 牡3 / 56kg Mデムーロ騎手 藤原英厩舎
4枠4番 ダノンチェイサー 牡3 / 56kg 川田騎手 池江厩舎
5枠5番 コパノマーティン 牡3 / 56kg 和田騎手 村山厩舎
6枠6番 ランスオブプラーナ 牡3 / 56kg 松山騎手 本田厩舎
7枠7番 アガラス 牡3 / 56kg 戸崎圭騎手 古賀慎厩舎
8枠8番 メイショウテンゲン 牡3 / 56kg 池添騎手 池添兼厩舎
過去の枠順傾向は?
枠順
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
---|---|---|---|---|---|
1枠 | 1- 1- 0- 6/ 8 | 12.50% | 25.00% | 31 | 27 |
2枠 | 1- 2- 0- 6/ 9 | 11.10% | 33.30% | 153 | 72 |
3枠 | 3- 1- 2- 3/ 9 | 33.30% | 66.70% | 187 | 133 |
4枠 | 0- 1- 3- 7/11 | 0.00% | 36.40% | 0 | 62 |
5枠 | 1- 2- 0- 9/12 | 8.30% | 25.00% | 42 | 34 |
6枠 | 1- 1- 0-10/12 | 8.30% | 16.70% | 17 | 83 |
7枠 | 2- 1- 3- 9/15 | 13.30% | 40.00% | 124 | 77 |
8枠 | 1- 1- 2-12/16 | 6.30% | 25.00% | 7 | 136 |
※10番人気以内が対象
2019年のレース展望
今年のきさらぎ賞は8頭立てと少頭数になった。人気が予想されるヴァンドギャルドは3枠3番、ダノンチェイサーは4枠4番、アガラスは7枠7番に入った。
人気の中ではアガラスが外枠に入った。もっとも、8頭立ての7枠であるため、さほど大きな影響が出るとは考えづらい。
過去10年で1〜3番が5勝を挙げているが、6〜9番も5勝。あまり大きな差は見られない。
今年はさほど枠順を気にすることなく、他のファクターを重視して予想を組み立てていくのがよさそうだ。