2018年11月3日、京都競馬場でファンタジーS(GⅢ/芝1400m)が行われる。レッドベレーザ、ラブミーファイン、ダノンファンタジー、ベルスール、レーヴドカナロアらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?
当コーナーでは、過去のデータやレース傾向から勝ち馬を導き出していく。なお、特に明記していない場合、過去10年を対象とする。
目次
データ① 実績
勝ち馬10頭中6頭に1番人気で勝った経験があった。残る4頭も、4番人気以内で勝っていた。
データ② 前走
勝ち馬10頭中5頭の前走が芝重賞。残る5頭の前走は、4頭が1着で、例外の1頭はオープン特別で2着だった。
勝ち馬10頭中7頭の前走が芝1400m以下で、うち5頭が芝1200mのレース。短い距離を使ってきた馬が優勢。ただ、京都でデビューした馬は、11頭が出走して3着もない。
データ③ 所属
美浦【1・0・1・ 10】(勝率 8.3%、連対率 8.3%)
栗東【9・10・9・107】(勝率 6.7%、連対率14.1%)
データ④ 人気
1番人気【1・1・3・5】
2番人気【1・0・1・8】
3番人気【0・1・3・6】
8番人気が2勝し、13番人気、14番人気が優勝するなど、波乱傾向が強い。
結論
中心となるのはジュランビル。小倉芝1200mの新馬戦を1番人気で勝ち、オープン特別で3着と、臨戦過程は理想的だ。
前走が芝重賞だったのは、ラブミーファイン1頭のみ。距離短縮がカギになるが、函館2歳S2着の実績は強調材料になる。
東京芝1400mの未勝利戦を1番人気に応えて勝ち上がったココフィーユ、小倉芝1200mの未勝利戦を1番人気で勝ったヴァニラアイスもチャンスは十分。
1番人気が予想されるダノンファンタジーは、距離短縮となる点をどう見るか。
アウィルアウェイは京王杯2歳Sへの出走が濃厚だが、こちらに出走してくれば最有力になる。