2018年10月14日、京都競馬場で秋華賞(GⅠ/芝1800m)が行われる。アーモンドアイ、ラッキーライラック、サラキア、プリモシーン、カンタービレらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?
当コーナーでは、過去のデータやレース傾向から高配当の使者となり得る穴馬を探していく。なお、特に明記していない場合、過去10年を対象とし、主に6番人気以下で3着以内に入った9頭を中心に分析する。
目次
データ① 重賞実績
6番人気以下で3着以内に入ったのは9頭。その9頭中8頭が、重賞で3着以内に入っていた。2008年に11番人気で優勝したブラックエンブレムは春にフラワーCを勝っていた。穴馬でも重賞実績は見逃せない。
データ② 近走で好走
6番人気以下で3着以内に入った9頭中6頭が前走3着以内。残る3頭はいずれも、重賞を除いた直近のレースで勝っていた。
データ③ ローズS組
6番人気以下で3着以内に入った9頭すべてが中3週以内。うち6頭がローズSに出走していた。
結論
最も大きな魅力があるのは、ローズSで3着だったラテュロス。その前走が13番人気での激走だっただけに、今回も評価はそれほど高くなりそうになく、狙い目だ
ゴージャスランチは前走のローズSで4着と健闘。それを除けば7戦して馬券圏外となったことがない安定感が光り、オープン特別で3着2回と、オープンクラスでの実績もある。
スカーレットカラーはローズSで13着と大敗したが、今年初戦のフェアリーSで2着と、重賞での好走実績がある。同様に、ローズSでは9着と敗れたが、3走前にオープン特別・忘れな草賞を勝っているオールフォーラヴも、妙味がある。
ローズS組以外では、ローズSと同日に500万下・汐留特別を圧勝したオスカールビーがおもしろい存在だ。