東京新聞杯2018の予想分析…4つの注目点から浮上する激走馬とは?

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2018年2月4日、東京競馬場で東京新聞杯(GⅢ/芝1600m)が行われる。グレーターロンドン、ダイワキャグニー、リスグラシュー、ダノンプラチナ、クルーガー、アドマイヤリード、サトノアレスらが出走するが、どんなレースが展開されるのか?台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

春のマイルGⅠヴィクトリアマイルや安田記念と同じ競馬場・同じ距離で行われる東京新聞杯の歴史は古く、1984年以降は長い間現在の条件で行われている。

過去にはキングヘイロー、アドマイヤコジーン、ハットトリック、スズカフェニックス、ローレルゲレイロなどの後のGⅠ馬も勝馬として名を連ねていて、GⅢとはいえ重要なマイル重賞の一つと言えるのが東京新聞杯だ。

配当の傾向を過去10年で見てみると、3連単はすべて万馬券そのうち10万円以上の配当が4回、9万円台が2回あり、平均は424,724円と大荒れの可能性が高い重賞と言っても過言ではない。

2018年もこれまで同様の決着となるのか、一転して堅い決着となるのか。

今回は過去10年の東京新聞杯の結果を元としてデータ分析するが、特に過去の穴馬の共通項から激走馬を探っていく。

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目次

過去10年の該当馬(2008年以降・単勝6番人気以下で3着以内)

着順 馬名
2016 2 エキストラエンド
2016 3 マイネルアウラート
2015 2 アルフレード
2014 1 ホエールキャプチャ
2012 1 ガルボ
2012 3 ヒットジャポット
2011 2 キングストリート
2010 3 エーシンフォワード
2009 2 キャプテンベガ
2009 3 スマイルジャック
2008 1 ローレルゲレイロ
2008 2 リキッドノーツ
2008 3 タマモサポート

注目点① 人気薄は狙っても一桁人気まで

該当馬のリストを見てもわかるように、過去10年で馬券圏内に入った延べ30頭のうち単勝6番人気以下が13頭と3分の1を超えている。

それでも人気別に見ると、特に2010年以降は該当馬8頭中7頭までもが単勝6番人気から9番人気までに入っていることからも極端な人気薄を狙うのは得策ではないことがわかる。

なお、人気順で見た場合に過去10年で1番人気が1勝もしていないということも馬券検討の際には注目が必要である。

人気別集計 東京新聞杯 過去10年

人気 着別度数 勝率 複勝率
1番人気 0- 1- 2- 7/ 10 0.0% 30.0%
2番人気 2- 0- 1- 7/ 10 20.0% 30.0%
3番人気 2- 1- 0- 7/ 10 20.0% 30.0%
4番人気 0- 1- 1- 8/ 10 0.0% 20.0%
5番人気 3- 2- 1- 4/ 10 30.0% 60.0%
6番人気 1- 1- 1- 7/ 10 10.0% 30.0%
7番人気 0- 1- 1- 8/ 10 0.0% 20.0%
8番人気 2- 0- 0- 8/ 10 20.0% 20.0%
9番人気 0- 1- 1- 8/ 10 0.0% 20.0%
10番人気 0- 0- 0- 10/ 10 0.0% 0.0%
11番人気 0- 0- 1- 8/ 9 0.0% 11.1%
12番人気 0- 0- 1- 8/ 9 0.0% 11.1%
13番人気 0- 1- 0- 8/ 9 0.0% 11.1%
14番人気 0- 0- 0- 9/ 9 0.0% 0.0%
15番人気 0- 1- 0- 6/ 7 0.0% 14.3%
16番人気 0- 0- 0- 7/ 7 0.0% 0.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名 人気
2016 エキストラエンド 6
2016 マイネルアウラート 11
2015 アルフレード 9
2014 ホエールキャプチャ 8
2012 ガルボ 8
2012 ヒットジャポット 7
2011 キングストリート 7
2010 エーシンフォワード 6
2009 キャプテンベガ 15
2009 スマイルジャック 9
2008 ローレルゲレイロ 6
2008 リキッドノーツ 13
2008 タマモサポート 12

注目点② 前走の着差は1秒以内

過去10年単勝6番人気以下で3着以内に入った13頭全部が、前走のレース格に関係なく1着馬との着差が1秒以内となっている。

前走の着順だけに注目が集まり、実際には勝馬から大きく離されていない馬が東京新聞杯では馬券圏内に入っていることが言える。

前走着差別集計 東京新聞杯 過去10年

前走着差 着別度数 勝率 複勝率
勝0.3~0.5 0- 1- 0- 1/ 2 0.0% 50.0%
勝0.1~0.2 1- 2- 0- 9/ 12 8.3% 25.0%
勝0.0 2- 0- 1- 9/ 12 16.7% 25.0%
負0.0 1- 0- 1- 5/ 7 14.3% 28.6%
負0.1~0.2 2- 1- 2- 14/ 19 10.5% 26.3%
負0.3~0.5 4- 3- 3- 25/ 35 11.4% 28.6%
負0.6~0.9 0- 1- 3- 23/ 27 0.0% 14.8%
負1.0~1.9 0- 2- 0- 28/ 30 0.0% 6.7%
負2.0~2.9 0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0%
負3.0~3.9 0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0%
負4.0~ 0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名 前走着差
エキストラエンド 0.5
マイネルアウラート 0.6
アルフレード 0.6
ホエールキャプチャ 0.5
ガルボ 0.5
ヒットジャポット 0.8
キングストリート 0.2
エーシンフォワード 0
キャプテンベガ 0.3
スマイルジャック 0.6
ローレルゲレイロ 0.2
リキッドノーツ 1
タマモサポート 0.4

注目点③ 前走は京都の重賞組!

3着以内に入った馬の前走の競馬場を集計した場合、過去10年と過去5年で大きく結果が異なり、近年は前走が京都競馬場で走った馬のほうが圧倒的に優勢となっている。

また、直近5年の前走のレースについて確認すると、京都競馬場で走った9頭すべてが重賞に出走している(京都金杯6頭・エリザベス女王杯2頭・菊花賞1頭)。

このことからも前走京都金杯で敗退して立て直したい馬か、前年秋の目標であったGⅠに出走後休養し今年の春シーズンをこのレースからスタートさせたい馬が近年の東京新聞杯で結果を残していることがわかる。

過去10年単勝6番人気以下で3着以内に入った13頭についても、直近5年で見ると似たような傾向が出ているので注目が必要だ。

前走場所別集計 東京競馬場 過去10年・過去5年

前走場所 着別過去10年 着別過去5年
札幌 0- 0- 0- 0/ 0 0- 0- 0- 0/ 0
函館 0- 0- 0- 0/ 0 0- 0- 0- 0/ 0
福島 0- 0- 0- 1/ 1 0- 0- 0- 1/ 1
新潟 0- 0- 0- 1/ 1 0- 0- 0- 1/ 1
東京 0- 1- 0- 15/ 16 0- 0- 0- 10/ 10
中山 3- 4- 2- 27/ 36 0- 2- 0- 13/ 15
中京 0- 0- 1- 3/ 4 0- 0- 0- 1/ 1
京都 4- 4- 4- 47/ 59 3- 3- 3- 17/ 26
阪神 3- 1- 3- 21/ 28 2- 0- 2- 10/ 14
小倉 0- 0- 0- 2/ 2 0- 0- 0- 1/ 1
地方 0- 0- 0- 1/ 1 0- 0- 0- 0/ 0
海外 0- 0- 0- 2/ 2 0- 0- 0- 1/ 1

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名 前走競馬場 前走クラス 前走レース名
エキストラエンド 京都 GⅢ 京都金杯
マイネルアウラート 阪神 GⅡ 阪神カップ
アルフレード 中山 OPEN特別 ニューイヤーS
ホエールキャプチャ 京都 GⅠ エリザベス女王杯
ガルボ 中山 OPEN特別 ニューイヤーS
ヒットジャポット 中山 OPEN特別 ニューイヤーS
キングストリート 中山 OPEN特別 ニューイヤーS
エーシンフォワード 中山 OPEN特別 ニューイヤーS
キャプテンベガ 中山 OPEN特別 ファイナルS
スマイルジャック 京都 GⅠ マイルCS
ローレルゲレイロ 阪神 GⅡ 阪神カップ
リキッドノーツ 京都 GⅢ 京都金杯
タマモサポート 中京 GⅢ 中日新聞杯

注目点④ 人気に関係なく3枠4枠有利!

枠別の成績に注目すると人気に関係なく、3枠4枠を中心とした中枠がはっきり有利となっていて、8枠にいたっては全くと言っていいほど奮わない。

枠番別集計 東京新聞杯 過去10年

枠番 着別度数 勝率 複勝率
1枠 1- 1- 4-12/18 5.6% 33.3%
2枠 1- 2- 0-14/17 5.9% 17.6%
3枠 4- 2- 0-13/19 21.1% 31.6%
4枠 3- 0- 2-14/19 15.8% 26.3%
5枠 0- 2- 1-16/19 0.0% 15.8%
6枠 0- 1- 2-16/19 0.0% 15.8%
7枠 0- 2- 1-17/20 0.0% 15.0%
8枠 1- 0- 0-18/19 5.3% 5.3%

集計期間:2008年 ~ 2017年

枠番別集計 単勝6番人気以下 東京新聞杯 過去10年

枠番 着別度数
1枠 0- 0- 3- 0/ 3
2枠 0- 1- 0- 0/ 1
3枠 1- 1- 0- 0/ 2
4枠 2- 0- 1- 0/ 3
5枠 0- 1- 0- 0/ 1
6枠 0- 0- 1- 0/ 1
7枠 0- 2- 0- 0/ 2
8枠 0- 0- 0- 0/ 0

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名 枠番 馬番
エキストラエンド 3 3
マイネルアウラート 6 10
アルフレード 7 13
ホエールキャプチャ 4 7
ガルボ 3 5
ヒットジャポット 4 7
キングストリート 2 3
エーシンフォワード 1 1
キャプテンベガ 7 14
スマイルジャック 1 2
ローレルゲレイロ 4 7
リキッドノーツ 5 9
タマモサポート 1 1

まとめ

ここまでの4つの注目点から、まずは前走1着馬との着差が1秒以内かつ前走が京都競馬場で重賞に出走した馬を選定すると次の4頭が該当する。

クルーガー
ストーミーシー
マイネルアウラート
リスグラシュー

後は枠順や予想時点での単勝人気も確認の上、検討を加えていくのも、面白いのではないだろうか。

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