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マーメイドS2018の競馬予想データ分析…6つの消しで好走率7割、回収率260超

(C)Arappa

2018年6月10日、阪神競馬場でマーメイドS(GⅢ/芝2000m)が行われる。ミリッサ、キンショーユキヒメ、レイホーロマンス、エテルナミノル、トーセンビクトリー、エマノン、アルジャンテらが出走するが、どんなレースが展開されるのか?台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

配当傾向を過去10年で見てみると、2008年には12頭立て最低12番人気のトーホウシャインが勝利したことで11,630円と単勝万馬券となった他、上位人気は1番人気2勝、2番人気1勝、3番人気2勝と混戦ムードとなっているのが特徴だ。

また、三連単も過去10年すべて万馬券となっていて、一番堅い配当となった昨年2017年でも単勝3番人気→2番人気→6番人気の組み合わせで14,720円となっている。2018年も従来の傾向通りの荒れた決着となるのか、一転して人気サイドの決着となるのか。

開催に際し、競馬TIMES編集部では予想の参考になりそうなデータをいくつかピックアップして紹介する。人気、血統、枠順、ローテーションなど、予想のポイントになりそうなデータとは?(対象データ:2008年~2017年に行われたマーメイドS)


ポイント1 極端な人気薄は消し!

過去10年で馬券圏内に入った延べ30頭のうち単勝6番人気以下が16頭と半数を超えているように元々荒れる傾向が強いマーメイドSでは単勝人気をポイントとして線を引くのが非常に難しいが、敢えて引くとすれば単勝8番人気以内か以下かでラインが引ける。

人気着別度数
8-16人気4- 7- 3- 67/ 81
人気勝率複勝率単回値複回値
8-16人気4.9%17.3%205147

回収率だけで見ると単勝8番人気以下をすべて100円ずつ購入していてもプラス収支になる計算だが、勝率・複勝率共に低く他に共通項が見当たらないことからここでは消しと判断していいだろう。

※以降、7番人気以内を対象に集計

ポイント2 父・ロイヤルチャージャー系・ネイティブダンサー系以外は消し!

血統からポイントを探すと父・ロイヤルチャージャー系・ネイティブダンサー系が結果を残している。ディープインパクトやステイゴールド、オルフェーヴルに代表されるように現在の日本種牡馬界の王道とも言えるロイヤルチャージャー系の成績は、クラシックで活躍するようなマイルから中距離で特に目立つ。また、ネイティブダンサー系の代表種牡馬はキングカメハメハで、競馬場・距離問わず比較的成績を残す万能型であるが阪神競馬場では好成績だ。

父系統着別度数
ロイヤルチャージャー系・ネイティブダンサー系以外0- 0- 0- 9/ 9
父系統勝率複勝率単回値複回値
ロイヤルチャージャー系・ネイティブダンサー系以外0.0%0.0%00

単勝7番人気以内だと該当する頭数自体が少ないとはいえ、過去10年で1頭も3着以内に入ったことがないことから見ても消しと判断していいだろう。

ポイント3 ノーザンファーム・社台ファーム生産馬以外は消し!

馬産地について注目をすると、社台グループが現在の日本競馬界の中心とも言える存在となっていて、マーメイドSにおいてもその傾向は同じでノーザンファーム・社台ファーム以外の牧場の生産馬が馬券圏内に食い込んでくるのはなかなか難しくなっている。

生産牧場着別度数
ノーザンファーム・社台ファーム生産馬以外2- 2- 5-18/27
生産牧場勝率複勝率単回値複回値
ノーザンファーム・社台ファーム生産馬以外7.4%33.3%4480

過去10年では2012年・2013年・2015年と3回も1着から3着まですべてがノーザンファームか社台ファームの生産馬で占める結果となっていて、それ以外の年でも2009年・2010年以外では2頭が占める結果となっている。

ポイント4 前走10番人気以下は消し!

比較的各馬の実力関係が事前にはっきりわかる牝馬路線では、前走でもある程度人気が上位に支持されていることが多く、前走でも人気が極端になかった馬がマーメイドSで好走する例は少ない。

前走人気着別度数
10番人気以下0- 0- 1- 9/10
前走人気勝率複勝率単回値複回値
10番人気以下0.0%10.0%018

前走が単勝10番人気でマーメイドSで馬券圏内に入れたのは、2014年ヴィクトリアマイル単勝10番人気13着後にマーメイドSに挑戦し単勝2番人気で3着に入ったフーラブライドのみとなっている。

ポイント5 前走重賞出走馬は消し!

前走のレースクラスからポイントを探すと、前走重賞に出走していた馬以外の馬がマーメイドSでは結果を残せている。春のGⅠシリーズ中心に戦ってきた実績馬よりも、ここから秋の飛躍を期する馬のほうが活躍できるレースと言える。

前走クラス着別度数
重賞1- 1- 4-24/30
前走クラス勝率複勝率単回値複回値
重賞3.3%20.0%1841

昨年2017年は前走GⅢ・福島牝馬Sで武豊騎手が騎乗して単勝1番人気に支持されながら3着に敗れたクインズミラーグロが再調整して幸英明騎手に乗り替わって挑戦した結果、単勝2番人気で2着となっているが馬券圏内に入ってくることは基本的に少ない。

ポイント6 関東馬は消し!

西高東低と言う長らく競馬界で常識となっている東西の能力差が、関西で行われる重賞ということで輸送による不利が関東馬には更に負担になっているといえ、関東馬は実力・人気共に兼ね備えた馬しか結果を残せていない。

所属着別度数
関東0- 3- 1-13/17
所属勝率複勝率単回値複回値
関東0.0%23.5%050

以前より挑戦してくる関東馬が増えつつはあり、直近3年に限ってみると毎年1頭ずつ関東馬が3着以内に食い込むようになってきてはいるが、1回も1着となったことはない。

まとめ 消しデータを取り除くと?

では、ここまで挙げてきた消しデータを取り除くと、どのような成績になるのだろうか?

着別度数
5- 1- 1- 3/10
勝率複勝率単回値複回値
50.0%70.0%345187

なんと、好走率は7割、回収率も260%超を弾き出し極めて優秀な成績となった。


今年はこのデータに該当する馬を軸に添えてみても、いいかもしれない。


エプソムカップ2018の競馬予想データ分析…5つの注目点から浮上する激走馬は?

(C)MAZIMICKEY

2018年6月10日、東京競馬場でエプソムカップ(GⅢ/芝1800m)が行われる。ダイワキャグニー、サトノアーサー、サーブルオール、スマートオーディン、グリュイエール、ハクサンルドルフ、マイネルフロストらが出走するが、どんなレースが展開されるのか?台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

エプソムカップは、日本ダービーが元々手本としたイギリスのダービーが行われているエプソム競馬場と1983年の第50回日本ダービーの開催を機に姉妹競馬場となったのがきっかけとなり、翌年1984年からこの時期に行われているGⅢレースだ。2018年はどのような決着となるのか。

今回は過去10年のエプソムカップの結果を元としてデータ分析するが、特に過去の穴馬の共通項から激走馬を探っていく。


過去10年の該当馬(2008年以降・単勝6番人気以下で3着以内)

着順馬名
20173マイネルハニー
20163マイネルミラノ
20143ダークシャドウ
20133サンレイレーザー
20123マイネルスターリー
20112エーブチェアマン
20103キャプテンベガ
20083グラスボンバー

注目点① 人気薄は人気に関係なく検討を

該当馬のリストを見てもわかるように、過去10年で馬券圏内に入った延べ30頭のうち単勝6番人気以下が8頭と3分の1に満たなく、やや少ない結果となっている。

しかも、過去10年の内2頭以上がリストアップされた年は1回もなく、1頭も該当しない年が2回あるように人気薄を狙うことは慎重に考えなければならないことが、エプソムカップの大きな特徴となっている。

なお、今回の該当馬を人気別や単勝オッズで見ると、高配当になる場合の人気を気にする必要はないものの単勝万馬券になるような極端な人気薄を狙うのは得策でないことがわかる。

人気別集計 エプソムカップ 過去10年

人気着別度数勝率複勝率
1番人気4- 4- 0- 2/ 1040.0%80.0%
2番人気3- 1- 1- 5/ 1030.0%50.0%
3番人気0- 3- 1- 6/ 100.0%40.0%
4番人気2- 1- 1- 6/ 1020.0%40.0%
5番人気1- 0- 0- 9/ 1010.0%10.0%
6番人気0- 1- 2- 7/ 100.0%30.0%
7番人気0- 0- 1- 9/ 100.0%10.0%
8番人気0- 0- 1- 9/ 100.0%10.0%
9番人気0- 0- 1- 9/ 100.0%10.0%
10番人気0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%
11番人気0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%
12番人気0- 0- 1- 9/ 100.0%10.0%
13番人気0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%
14番人気0- 0- 0- 9/ 90.0%0.0%
15番人気0- 0- 1- 7/ 80.0%12.5%
16番人気0- 0- 0- 8/ 80.0%0.0%
17番人気0- 0- 0- 8/ 80.0%0.0%
18番人気0- 0- 0- 7/ 70.0%0.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名人気単勝オッズ
2017マイネルハニー612.5
2016マイネルミラノ616.5
2014ダークシャドウ817.7
2013サンレイレーザー711.4
2012マイネルスターリー15146.9
2011エーブチェアマン614
2010キャプテンベガ927.5
2008グラスボンバー1274.3

注目点② 関東馬でも関西馬でも関東の騎手が騎乗!

過去10年単勝6番人気以下で3着以内に入った8頭中7頭に関東の騎手が騎乗していた。

同日に阪神競馬場でGⅢ・マーメイドSが行われることもあって騎手が分散することや、GⅠシリーズを戦ってきた有力馬が休養に入ることでリーディング上位騎手の手が空くことによっての乗り替わりが発生することが影響している。

調教師所属別集計 エプソムカップ 過去10年

調教師所属着別度数勝率複勝率
関東4- 3- 6- 70/ 834.8%15.7%
関西6- 7- 4- 70/ 876.9%19.5%

集計期間:2008年 ~ 2017年

騎手所属別集計 エプソムカップ 過去10年

騎手所属着別度数勝率複勝率
関東2- 2- 8-118/1301.5%9.2%
関西7- 8- 2- 18/ 3520.0%48.6%
外国1- 0- 0- 4/ 520.0%20.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名騎手
マイネルハニー関東・柴田大知
マイネルミラノ関東・柴田大知
ダークシャドウ関東・戸崎圭太
サンレイレーザー関西・藤岡康太
マイネルスターリー関東・柴田大知
エーブチェアマン関東・蛯名正義
キャプテンベガ関東・後藤浩輝
グラスボンバー関東・勝浦正樹

注目点③ 前走距離は1800mか2000m

次に前走の距離から見た時に、今回の該当馬8頭中7頭が前走で1800mか2000mのレースを使われていた。

2000mを超える距離から短縮して挑戦する馬や1800mに満たない距離から延長して挑戦する馬もいる中で、人気を落としていてもエプソムカップの実施距離である1800mから2000mでの距離適性がある馬のほうが低評価を覆して活躍できていることがわかる。

前走距離別集計 エプソムカップ 過去10年

前走距離着別度数勝率複勝率
1200m0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%
1400m1- 0- 0- 9/ 1010.0%10.0%
1600m4- 4- 2- 28/ 3810.5%26.3%
1800m2- 4- 3- 40/ 494.1%18.4%
2000m3- 2- 5- 43/ 535.7%18.9%
2100m0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%
2200m0- 0- 0- 4/ 40.0%0.0%
2400m0- 0- 0- 2/ 20.0%0.0%
2500m0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%
3600m0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名前走距離
マイネルハニー1800
マイネルミラノ2000
ダークシャドウ1800
サンレイレーザー1600
マイネルスターリー2000
エーブチェアマン1800
キャプテンベガ1800
グラスボンバー2000

注目点④ 前走は3番人気以下

過去10年単勝6番人気以下で3着以内に入った8頭すべてが前走でも人気がなく単勝3番人気以下となっていた。


前走で単勝1番・2番人気で敗退した馬は、敗退の原因が馬券購入の際に検討され、敗因が明らかな場合には再度上位に支持される傾向がある。

一方、前走人気がなく、実際に敗退した馬は徐々に検討の対象外となり単勝人気も徐々に下降していく傾向があるが、エプソムカップではそういった馬たちにも一旦フォーカスを当てていくことが必要だ。

前走人気別集計 エプソムカップ 過去10年

前走人気着別度数勝率複勝率
前走1人気2- 4- 0- 7/ 1315.4%46.2%
前走2人気3- 2- 2- 10/ 1717.6%41.2%
前走3人気0- 2- 1- 9/ 120.0%25.0%
前走4人気2- 0- 0- 10/ 1216.7%16.7%
前走5人気2- 0- 1- 9/ 1216.7%25.0%
前走6~9人1- 1- 3- 43/ 482.1%10.4%
前走10人~0- 0- 3- 52/ 550.0%5.5%

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名前走人気
マイネルハニー3
マイネルミラノ9
ダークシャドウ12
サンレイレーザー8
マイネルスターリー14
エーブチェアマン3
キャプテンベガ6
グラスボンバー14

注目点⑤ 前走レースはGⅡかGⅢ

最後に前走のレースクラスに注目すると今回の該当馬8頭中6頭が前走はGⅠに挑戦してきた馬ではなく、GⅡやGⅢを走った馬となった。

春のGⅠシリーズからの立て直しを目指す馬よりも、ここから秋の飛躍を期する馬のほうが活躍できるレースと言える。

前走クラス別集計 エプソムカップ 過去10年

前走クラス着別度数勝率複勝率
障害未勝利0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%
1600万下0- 2- 0- 5/ 70.0%28.6%
OPEN特別2- 3- 2- 59/ 663.0%10.6%
GⅢ2- 2- 6- 37/ 474.3%21.3%
GⅡ5- 2- 2- 30/ 3912.8%23.1%
GⅠ1- 0- 0- 7/ 812.5%12.5%

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名前走クラスレース名
マイネルハニーGⅢ小倉大賞典
マイネルミラノGⅢ新潟大賞典
ダークシャドウGⅡ中山記念
サンレイレーザーGⅡマイラーズC
マイネルスターリーGⅢ新潟大賞典
エーブチェアマン1600万きぼう賞
キャプテンベガOPEN特別都大路S
グラスボンバーGⅢ新潟大賞典

まとめ

ここまでの5つの注目点から、人気薄で激走する可能性のある馬を選定すると次の2頭が該当する。

ベルキャニオン
マイネルフロスト


なお、本原稿は特別登録の段階で執筆しているため、仮に今回の該当馬が上位人気に支持されたり、出走回避した場合などは、人気薄が上位に食い込む可能性は低いと見て、素直に上位5番人気までの堅い決着を予想する方法もありそうだ。

後は予想時点での単勝人気やオッズも確認の上、検討を加えていくのも、面白いのではないだろうか。


マーメイドS2018の競馬予想データ分析…5つの注目点から浮上する激走馬は?

(C)yusukekeiba

2018年6月10日、阪神競馬場でマーメイドS(GⅢ/芝2000m)が行われる。ミリッサ、キンショーユキヒメ、レイホーロマンス、エテルナミノル、トーセンビクトリー、エマノン、アルジャンテらが出走するが、どんなレースが展開されるのか?台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

牝馬の競走体系整備に伴って1996年に第1回が開催されて以降、馬場改修などの影響による場所変更を除いて6月から7月にかけての阪神開催で行われている牝馬限定重賞がマーメイドSだ。

2018年も従来の傾向通りの荒れた決着となるのか、一転して人気サイドの決着となるのか。今回は過去10年のマーメイドSの結果を元としてデータ分析するが、特に過去の穴馬の共通項から激走馬を探っていく。


過去10年の該当馬(2008年以降・単勝6番人気以下で3着以内)

着順馬名
20173アースライズ
20161リラヴァティ
20162ヒルノマテーラ
20151シャトーブランシュ
20153パワースポット
20142コスモバルバラ
20131マルセリーナ
20132アグネスワルツ
20122クリスマスキャロル
20123メルヴェイユドール
20112ブロードストリート
20113アースシンボル
20102セラフィックロンプ
20091コスモプラチナ
20081トーホウシャイン
20082ピースオブラヴ

注目点① 人気薄は人気に関係なく検討を

該当馬のリストを見てもわかるように、過去10年で馬券圏内に入った延べ30頭のうち単勝6番人気以下が16頭と半数を超えていて高配当を裏付ける結果となっている。

しかも、過去10年の内2頭がリストアップされている年が6回もある上に1頭も該当しなかった年は1回もないことから積極的に人気薄を狙うことを考えなければならないのが、マーメイドSの大きな特徴となっている。

なお、今回の該当馬を人気別や単勝オッズで見ると、高配当になる場合の人気を気にする必要はないものの単勝万馬券になるような極端な人気薄を狙うのは得策でないことがわかる。

人気別集計 マーメイドS 過去10年

人気着別度数勝率複勝率
1番人気2- 1- 1- 6/ 1020.0%40.0%
2番人気1- 1- 2- 6/ 1010.0%40.0%
3番人気2- 0- 0- 8/ 1020.0%20.0%
4番人気0- 1- 1- 8/ 100.0%20.0%
5番人気0- 0- 2- 8/ 100.0%20.0%
6番人気1- 0- 1- 8/ 1010.0%20.0%
7番人気1- 3- 0- 6/ 1010.0%40.0%
8番人気1- 0- 0- 9/ 1010.0%10.0%
9番人気1- 0- 0- 9/ 1010.0%10.0%
10番人気0- 2- 2- 6/ 100.0%40.0%
11番人気0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%
12番人気1- 0- 0- 9/ 1010.0%10.0%
13番人気0- 1- 1- 6/ 80.0%25.0%
14番人気0- 1- 0- 6/ 70.0%14.3%
15番人気0- 0- 0- 3/ 30.0%0.0%
16番人気0- 0- 0- 3/ 30.0%0.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名人気単勝オッズ
2017アースライズ68.2
2016リラヴァティ610.8
2016ヒルノマテーラ713.3
2015シャトーブランシュ815.6
2015パワースポット1020.8
2014コスモバルバラ1376.6
2013マルセリーナ712.4
2013アグネスワルツ1028.8
2012クリスマスキャロル714.9
2012メルヴェイユドール1028.5
2011ブロードストリート712.1
2011アースシンボル1372.2
2010セラフィックロンプ1437.9
2009コスモプラチナ922.1
2008トーホウシャイン12116.3
2008ピースオブラヴ1040.1

注目点② 父・ロイヤルチャージャー系に注目

過去10年単勝6番人気以下で3着以内に入った16頭中13頭がロイヤルチャージャー系種牡馬となっている。

ディープインパクトやマンハッタンカフェ、ゼンノロブロイに代表されるように現在の日本種牡馬界の王道とも言えるロイヤルチャージャー系種牡馬の成績は、クラシックで活躍するような距離での活躍が特に目立ち、マーメイドSはまさに得意と言える条件だ。

種牡馬系統別集計 マーメイドS 過去10年

種牡馬系統別着別度数勝率複勝率
ロイヤルチャージャー系7- 9- 8-68/927.6%26.1%
ネイティヴダンサー系2- 1- 1-15/1910.5%21.1%
ニアークティック系1- 0- 0-19/205.0%5.0%
トゥルビヨン系0- 0- 1- 1/ 20.0%50.0%
その他のエクリプス系0- 0- 0- 3/ 30.0%0.0%
ナスルーラ系0- 0- 0- 5/ 50.0%0.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年
ソート:着別度数順

馬名父系統種牡馬
アースライズロイヤルチャージャー系マンハッタンカフェ
リラヴァティロイヤルチャージャー系ゼンノロブロイ
ヒルノマテーラロイヤルチャージャー系マンハッタンカフェ
シャトーブランシュニアークティック系キングヘイロー
パワースポットロイヤルチャージャー系スズカマンボ
コスモバルバラロイヤルチャージャー系ロージズインメイ
マルセリーナロイヤルチャージャー系ディープインパクト
アグネスワルツロイヤルチャージャー系ゼンノロブロイ
クリスマスキャロルロイヤルチャージャー系アグネスタキオン
メルヴェイユドールロイヤルチャージャー系フジキセキ
ブロードストリートロイヤルチャージャー系アグネスタキオン
アースシンボルトゥルビヨン系トウカイテイオー
セラフィックロンプロイヤルチャージャー系マンハッタンカフェ
コスモプラチナロイヤルチャージャー系ステイゴールド
トーホウシャインロイヤルチャージャー系スペシャルウィーク
ピースオブラヴネイティヴダンサー系マイネルラヴ

注目点③ 騎手は乗り替わり!

過去10年単勝6番人気以下で3着以内に入った16頭すべてが前走から騎手が乗り替わりとなっていた。

毎年同日に東京競馬場でGⅢ・エプソムカップが行われることもあって騎手が分散することや、GⅠシリーズを戦ってきた有力馬が休養に入ることでリーディング上位騎手の手が空くことによっての乗り替わりが発生することが影響している。

前走騎手別集計 マーメイドS 過去10年

前走騎手着別度数勝率複勝率
乗替り7- 9- 7-73/967.3%24.0%
同騎手3- 1- 3-38/456.7%15.6%

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名騎手前走騎手
アースライズ中谷雄太坂井瑠星
リラヴァティ松若風馬松山弘平
ヒルノマテーラ四位洋文太宰啓介
シャトーブランシュ藤岡康太北村友一
パワースポット大野拓弥横山典弘
コスモバルバラ岩崎翼戸崎圭太
マルセリーナ川田将雅吉田豊
アグネスワルツ国分恭介池添謙一
クリスマスキャロル藤懸貴志秋山真一
メルヴェイユドール酒井学幸英明
ブロードストリート岩田康誠武士沢友
アースシンボル高倉稜田中勝春
セラフィックロンプ宮崎北斗丹内祐次
コスモプラチナ和田竜二津村明秀
トーホウシャイン高野容輔吉田稔
ピースオブラヴ福永祐一的場勇人

注目点④ 前走はGⅢ以下に出走!

今回の該当馬16頭中14頭が前走はGⅠやGⅡに挑戦してきた馬ではなく、GⅢ以下の格のレースを走った馬となった。

春のGⅠシリーズからの立て直しを目指す馬よりも、ここから秋の飛躍を期する馬のほうが活躍できるレースと言える。

前走クラス別集計 マーメイドS 過去10年


前走クラス着別度数勝率複勝率
500万下0- 0- 0- 2/ 20.0%0.0%
1000万下2- 2- 1- 10/ 1513.3%33.3%
1600万下3- 3- 3- 38/ 476.4%19.1%
OPEN特別3- 2- 1- 13/ 1915.8%31.6%
GⅢ1- 2- 0- 18/ 214.8%14.3%
GⅡ1- 0- 2- 8/ 119.1%27.3%
GⅠ0- 1- 3- 22/ 260.0%15.4%

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名前走クラスレース名
アースライズ1000万賢島特別
リラヴァティ1600万パールS
ヒルノマテーラ1600万パールS
シャトーブランシュ1600万パールS
パワースポットOPEN特別モンゴル
コスモバルバラ1000万野島崎特別
マルセリーナOPEN特別メイS
アグネスワルツOPEN特別都大路S
クリスマスキャロル1000万御室特別
メルヴェイユドール1600万パールS
ブロードストリートGⅠヴィクトリアマイル
アースシンボルGⅡ目黒記念
セラフィックロンプOPEN特別都大路S
コスモプラチナGⅢ愛知杯
トーホウシャイン1000万
ピースオブラヴGⅢ新潟大賞典

注目点⑤ 前走距離は1800mか2000m

最後に前走の距離から見た時に、今回の該当馬16頭中13頭が前走で1800mか2000mの距離を走っていて、そのうち9頭は1800m戦を使われていた。

マイルや短距離適性のある馬ではなく、中距離適性があると陣営も考えてここまで調整を進めてきている馬が、他馬との比較で仮に人気を落としていても活躍できることがわかる。

前走距離別集計 マーメイドS 過去10年

前走距離着別度数勝率複勝率
1400m0- 0- 0- 7/ 70.0%0.0%
1600m0- 1- 5- 29/ 350.0%17.1%
1700m0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%
1800m6- 5- 3- 47/ 619.8%23.0%
2000m4- 3- 0- 20/ 2714.8%25.9%
2400m0- 1- 1- 6/ 80.0%25.0%
2500m0- 0- 1- 1/ 20.0%50.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名前走距離
アースライズ1600
リラヴァティ1800
ヒルノマテーラ1800
シャトーブランシュ1800
パワースポット1800
コスモバルバラ1800
マルセリーナ1800
アグネスワルツ1800
クリスマスキャロル2000
メルヴェイユドール1800
ブロードストリート1600
アースシンボル2500
セラフィックロンプ1800
コスモプラチナ2000
トーホウシャイン2000
ピースオブラヴ2000

まとめ

ここまでの5つの注目点から、人気薄で激走する可能性のある馬を選定すると次の2頭が該当する。

アンドリエッテ
エマノン

なお、本原稿は特別登録の段階で執筆しているため、仮に今回の該当馬が上位人気に支持されたり、出走回避した場合などは、人気薄が上位に食い込む可能性は低いと見て、素直に上位5番人気までの堅い決着を予想する方法もありそうだ。

後は予想時点での単勝人気やオッズも確認の上、検討を加えていくのも、面白いのではないだろうか。


エプソムカップ2018の最新人気・予想オッズ、出走予定馬は?過去の歴代勝ち馬一覧

(C) Yusuke Tsutaya

2018年6月10日、東京競馬場でエプソムカップ(GⅢ/芝1800m)が行われる。ダイワキャグニー、グリュイエール、マイネルミラノ、ハクサンルドルフ、スマートオーディンらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

今回は週中時点における最新予想オッズをお届けする。どの馬が人気に指示されるのか? 実績やポテンシャルの割に低評価な馬とは?

以下が出走予定馬と、週中時点での予想オッズの傾向、そして過去の勝ち馬の一覧だ。


概要

2018年 6月10日(日) 3回東京4日目 16頭 [仮想出馬表]
【11R】  第35回エプソムカップ
3歳以上・オープン・G3(別定)(国際)(特指) 芝1800m (C)

出走予定馬・登録馬

アルジャンテ 牝5 酒井騎手 尾関厩舎
アデイインザライフ 牡7 北村宏騎手 萩原厩舎
エアアンセム 牡7 藤岡佑騎手 吉村厩舎
グリュイエール 牡6 福永騎手 藤原英厩舎
ゴールドサーベラス 牡6 柴山騎手 清水英厩舎
サーブルオール 牡5 ルメール騎手 萩原厩舎
サトノアーサー 牡4 戸崎圭騎手 池江厩舎
シャイニープリンス 牡8 勝浦騎手 栗田博厩舎
スマートオーディン 牡5 武豊騎手 池江厩舎
ダイワキャグニー 牡4 横山典騎手 菊沢厩舎
トーセンマタコイヤ 牡7 柴田善騎手 加藤征厩舎
ハクサンルドルフ 牡5 川田騎手 西園厩舎
バーディーイーグル 牡8 三浦騎手 国枝厩舎
ブラックスピネル 牡5 石川騎手 音無厩舎
ベルキャニオン 牡7 石橋脩騎手 堀厩舎
マイネルフロスト 牡7 柴田大騎手 高木厩舎
マイネルミラノ 牡8 丹内騎手 相沢厩舎

想定人気・予想オッズ

9番人気 アルジャンテ 22.5倍
10番人気 アデイインザライフ 44倍
6番人気 エアアンセム 18倍
4番人気 グリュイエール 11.5倍
15番人気 ゴールドサーベラス 258.7倍
3番人気 サーブルオール 5.2倍
2番人気 サトノアーサー 2.9倍
16番人気 シャイニープリンス 291.7倍
5番人気 スマートオーディン 12.4倍
1番人気 ダイワキャグニー 2倍
11番人気 トーセンマタコイヤ 59.5倍
7番人気 ハクサンルドルフ 20.6倍
14番人気 バーディーイーグル 121.4倍
8番人気 ブラックスピネル 33.2倍
12番人気 ベルキャニオン 75.2倍
9番人気 マイネルフロスト 39倍
13番人気 マイネルミラノ 77.3倍

過去の勝ち馬たち

2017/06/11 ダッシングブレイズ [西]吉村圭司厩舎
2016/06/12 ルージュバック [東]大竹正博厩舎
2015/06/14 エイシンヒカリ [西]坂口正則厩舎
2014/06/15 ディサイファ [東]小島太厩舎
2013/06/09 クラレント [西]橋口弘次厩舎
2012/06/10 トーセンレーヴ [西]池江泰寿厩舎
2011/06/12 ダークシャドウ [東]堀宣行厩舎
2010/06/13 セイウンワンダー [西]領家政蔵厩舎
2009/06/14 シンゲン [東]戸田博文厩舎
2008/06/15 サンライズマックス [西]増本豊厩舎


エプソムカップ2018の競馬予想分析…グリュイエール重賞初制覇への3カ条

(C)だわさの写真館

2018年6月10日、東京競馬場でエプソムカップ(GⅢ/芝1800m)が行われる。グリュイエールは、もともとクラシック候補としても名前が挙がっていたほどの素質馬。2走前の名古屋城S(芝2200m)では、2.09.9という驚愕の日本レコードを叩き出し、ポテンシャルの高さを示した。

その後に両前脚の屈腱炎を発症し、長期休養を余儀なくされたが、約2年ぶりの実戦となった前走の府中Sを勝ち、オープンに再昇格。勢いに乗って重賞制覇を狙う。

前2走の内容からも、重賞のここでも注目を集める存在。果たして、3連勝はあるのか――。その可能性を探っていく。


ポイント① 長休明けを激走した反動は?

先述の通り、前走は約2年ぶりの実戦で勝利。今回はひと叩きされた分の上積みが見込める一方で、休み明けで激走した反動や二走ボケなどの心配もある。

高い技術を持つ藤原英昭厩舎なら、しっかりと力を出せる状態に仕上げてくるだろうが、屈腱炎で長く休養していただけに、どうしても脚元を気にしながらの調整を強いられているはず。まずは前走からいい状態をキープできているかがカギになる。

ポイント② 高速馬場は味方するか?

先週の安田記念がコースレコードタイの1.31.3で決着したように、今の東京はかなり速いタイムが出ている。芝2200mの日本レコードを保持しているグリュイエールにとって、今の馬場は歓迎だろう。

ただ、高速馬場の適性は申し分ないが、あまり時計が速くなりすぎると、脚に負担がかかり、走りに影響を与えないかという不安もある。

また、東京では週中に雨が降り、日曜も午後に雨の予報が出ている。馬場が渋れば脚への負担は軽減されそうだが、逆に今度は道悪の適性が疑問になる。良馬場以外では、稍重で1回走って3着。うまく力を出せる馬場状態になるか。

ポイント③ 昇級初戦と折り合い

もともと折り合いの難しさがあるタイプで、前走も道中で何度も行きたがる仕草を見せていた。前2走の時計から判断しても、重賞でも十分に通用する裏付けはあるが、今回はメンバーが大幅に強化されるだけに、折り合いを欠いたり、レースに集中し切れなかったりするようだと、厳しいかも知れない。

エプソムCはGⅠの谷間の重賞ながら、例年メンバーの質が高く、重賞実績のある馬が強い。サンプル数は多くないものの、過去10年で昇級初戦だった馬は【0・2・0・5】。データは昇級馬に向かい風となっている。

また、距離短縮で折り合いの不安は軽減されそうだが、芝1800mは【0・0・0・4】。4戦はいずれも重賞で、本格化する前のものだとは言え、結果が出ていないのは気になるところだ。

まとめ

父ディープインパクト×母父キングカメハメハの配合は、今年のダービーを制したワグネリアンと同じ。さらに、オーナーが金子真人HD、鞍上が福永祐一騎手という点も共通している。遅れてきた大器グリュイエールは、ここを飛躍の足がかりとすることができるのか。


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