東京大賞典2018の競馬予想分析!3つのデータから導く穴馬候補

2018年12月29日、大井競馬場で東京大賞典(GⅠ/ダート2000m)が行われる。東京大賞典過去10年を見ると、三連単の高額配当は2009年の11,310円が最高だった。明らかに荒れない。1番人気が3着を外さないから当然だが、馬単が4,110円の時もあり、何がおいしいか、その年によって変わる。

単勝オッズは2011年の100円が最低で、最高は2016年の1,630円となっている。単勝元返しではどうしようもなく、その時の馬連は260円で、馬単が290円。これでは話にならない。ただ今年は何が1番人気になるか不透明なので、こういう時は過去の傾向は無視して考えていいだろう。

穴馬が一切来なかったわけではない。何かしら3着には来ている。そういう馬を探して出来れば1着を願って買い続けることがびっくりするような配当になる。競馬は何があるかわからない。


目次

データ① 交流重賞で良績

2014年8番人気3着のサミットストーンは船橋所属の馬だが、単勝200倍だったこの年のダイオライト記念で3着に入るなどこれまでにも交流重賞で良績を残していた。2009年7番人気3着のロールオブザダイスも佐賀記念やダイオライト記念で結果を残しており、中央のオープン特別でダメでも好走できた。2015年6番人気3着のワンダーアキュートは9歳馬ながらかしわ記念などで勝っていた。

ここはサウンドトゥルーを推したい。JBCクラシックを最後に転厩となったが、JBCクラシックはコンマ5秒差の5着とそこまで負けていない。とにかく大井がこの馬に合っている。問題は転厩初戦、どこまでサウンドトゥルーのことをつかんでいるか、そこにかかっていると言っても過言ではない。転厩初戦は基本的にマイナス要素だが、人気が少しでも落ちるならここを狙いたい。

データ② ゴールドアリュール産駒でもう一度

血統的に見ていくと、サンデーサイレンス系が幅を利かせている。ノーザンダンサー系も目立つが、コパノリッキーなどのサンデーサイレンス系が目立つ。その中でもゴールドアリュール産駒を狙ってみたい。ゴールドドリームもその1頭だが、そこを狙うようでは穴馬狙いにはならない。もう1頭のゴールドアリュール産駒を狙う。

クリソライトでどうか。JBCクラシックはさすがに長期休養明けでどうにもならなかったが、その次の浦和記念では3着と頑張った。ジャパンダートダービーに勝つなど、大井ではそれなりの結果を残す。休み明け3戦目、順調に使えることはこの馬にとって非常に大きく、状態もいいだろう。まさかの一発は十分にある。

データ③ 地方馬で夢を見るならこの馬!

中央馬がどの馬も勝てるチャンスがあればいいが、エイコーンやリーゼントロックのように厳しい馬もいる。2着までは実力だが、3着は展開などの紛れでいくらでもチャンスが出てくる。そうなると地方馬にもチャンスがある。スーパーステションに目がいいくところだが、南関東で惨敗続きだったことは重く受け止めたい。違う馬で勝負をかけたいところだ。

面白いのはモジアナフレイバーだ。3歳馬という点ではオメガパフュームと同じだが、前走は勝島王冠でヒガシウィルウィンに完勝した。地方馬の中では勢いを感じさせ、最も可能性がある。力関係で言えば厳しいのは事実だが、もし狙うのであればモジアナフレイバーが面白い。

まとめ

サウンドトゥルー、クリソライト、モジアナフレイバーを挙げたが、どれかが来ればいいというような狙い方がいいだろう。ケイティブレイブなどがチャンスがある中でさすがにこの3頭で決まるようなことにはなりにくく、そうなれば驚愕の配当を目にすることになるだろう。そこの可能性は考えず、どれか1頭でも来ればいいという考え方がおすすめだ。

無理に穴馬を狙った感もあるが、競馬は何が起こるか分からない。中山大障害で断然人気のアップトゥデイトが落馬し大波乱となった。しかし、この前までにアップトゥデイトは競り掛けられ疲労度がたまっており、その影響もあっただろう。消耗戦になり、前でやり合う展開になってくれれば、十分チャンスは見えるはずだ。

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