2018年1月21日、中京競馬場で東海ステークス(GⅡ/ダート1800m)が行われる。テイエムジンソク、アポロケンタッキー、ディアデルレイ、シャイニービームらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?
今回は一番人気が予想されるテイエムジンソクについて考察していこう。
昨年末のG1チャンピオンズCで2着になったテイエムジンソクがここから始動。次のフェブラリーSに向けて、このステップレースで勝ち切ることができるのか、3つの要素から分析する。
目次
実績・近走成績は文句なし
昨年まで準オープンで留まっていたテイエムジンソクは夏以降急速に力をつけオープン連勝→G3勝ち→G1で2着としっかり成績を残してきた。まだG1勝ちはないが、アポロケンタッキーが回避すればここでは実績面で最上位の評価となる。
近走成績では特にここ2戦で一気にレベルを上げており、前々走のみやこSはG3ではあるがかなり強い勝ち方で、前走も最後は敗れたものの僅差で2着とこちらも十分評価できる内容である。
格上馬が結果を残すこのレース
意外とチャンピオンズC(旧ジャパンCダート)から東海Sというローテーションの馬は多くなく、G3やオープン特別からまわってきている馬が上位に来ることも多いこのレースだが、G1で結果を残していた格上馬がまわってきた場合はここでもしっかり結果を残している。
デビュー以降ダート1600m〜1900mでのみ走っており、ここ2戦も今回と同じ1800mで結果を残してきており、条件的に問題なし。もともと相手なりにきっちり走れて凡走は少ない馬なので、このレースでも当然信頼してよい。
G1戦線に比べて相手は弱体化
対戦相手の中でG1戦線を走ってきている馬は川崎記念にまわる予定のアポロケンタッキーを除くとアスカノロマンくらいで、そのアスカノロマンも最近はG3でも結果を残せていない。
それ以外の馬ではオープン特別を連勝しているディアデルレイなど勢いのある馬もいるが、これまで戦ってきた馬と比べると能力・実績ではさすがに差があるという評価となる。
まとめ
以上の分析から考えて、テイエムジンソクにとってここはあくまでも通過点。しっかり勝ち切るだろうし、勝たなければいけないレースである。
断然の人気が予想されるが、これだけの要素が揃えばその信頼度は高い。