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引退した弟の有終の美に続いて――。

2018年1月21日、中山競馬場にてAJCC(G2/芝 2200m)が行われる。人気となりそうなのが、G1でも結果を残しているゴールドアクターや明けて4歳となったミッキースワロー、ダンビュライトあたりだろう。

前述した馬が人気を集めそうな一戦だが、あえて馬券妙味を求めてみるのも面白い。ここで興味深いのはショウナンバッハではないだろうか。正直なところ前走で馬券に食い込むことを期待していたが、4着と残念な結果に終わってしまった。

ここでもまだ好走する可能性はある。ショウナンバッハが馬券に絡むとする根拠について考察して行こう。


根拠① 近走の成績

なんと言っても重要なのは近走の充実ぶりではないだろうか。馬券に絡めてはいないものの、強敵相手に善戦していることは馬柱からも読み取れる。

特に勝ち馬との着差に注目すると分かりやすい。近5走における着差は、0.3-0.2-0.2-0.5-0.2となっており、決して大きく離されての負けではないのは明確だ。

前走の中日新聞杯ではハナ差4着と涙が出るほど惜しい結果だった。フロックだと見限る人も多いだろうが、近走の成績を見るとそうとも言えないことはお分りいただけただろうか?

オールカマーで0.2秒差だったルージュバックは、ジャパンカップで5着と好走することができた。前述した要素と合わせてショウナンバッハがAJCCで好走する根拠として挙げておく。

根拠② 乗り替わり

この馬は近走惜しい走りをしているが、実際のところ17戦馬券に絡むことができていない。これは完全にネガティブな要因である。騎手に関しても乗り替わりが多く、継続騎乗が少ないのが現状である。

今回騎乗するのは今年重賞3勝を含む8勝をあげて波に乗る戸崎騎手である。リーディングを獲得するのに集中する彼が勝ちの見えない馬に騎乗するとは思えない。

さらに17走前に馬券に絡んだレース・騎手を確認すると、それは戸崎騎手とのコンビで挑んだAJCCだった。7番人気で3着に持ってきている。クセの強い馬だけにコンビで成績を残している戸崎騎手が跨るのはプラスに働くこと間違いなしだ。

根拠③ 馬の状態

もともとショウナンバッハは調教での動きが良い馬である。美浦坂路で52秒台を頻繁にマークしており、51秒台で駆け上がることもあるのだ。今回の追い切りでのタイムも馬の状態を推し量るのに使えるだろう。

一週前追い切りのタイムは50.7秒(一杯)と発表されている。このタイムの良さだけで状態を判断するのは難しいが、この時計を見れば決して悪い状態にはないことは分かる。

最終追い切りのタイムは手元にないために判断することはできない。新聞やネットの情報などで入手することができた場合には、強敵が多い一戦なだけにこの馬の調子が上がっているのか注目して考える必要がある。

根拠④ ベテラン勢の勢い

JRAが発表した年齢別の成績(10年分)のデータによると、ショウナンバッハにも光が見えてくる。

そのデータによると、ミッキースワローやダンビュライトを含む4歳馬は過去10年勝利がない。一方でショウナンバッハやゴールドアクターなどを含む7歳馬の勝率は10.0%、連対率は20.0%と決して可能性のない数値ではないのだ。

さらに詳細に分析すると、7歳馬の成績は3-3-1-23であり、連対は多いが3着は少ないという結果である。フォーメーションで購入する場合には、このようなデータも加味してみると面白いかもしれない。

まとめ

いかがだっただろうか?予想オッズでは執筆時6番人気となっているショウナンバッハだが、この馬の好走の可能性を感じることはできただろうか。

人気薄で買いたい馬であるのは間違いないが、前走で力を見せてしまったため、このくらいの人気になるのは避けられない。人気馬が強いのは明確だが、弟の引退に花を添えるためにも、ここで一矢報いたいところだ。

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