3歳牝馬の頂点を決める優駿牝馬オークス。府中の2400mという過酷な舞台に18頭の牝馬たちが挑む。
武豊騎手は前走のフローラステークスで手綱をとり優先出走権を獲得したマキシマムドパリに騎乗する。
そんな武豊騎手と優駿牝馬の歴史を振り返ってみよう。
初制覇は“名牝”ベガ
武豊騎手は22回騎乗して3勝を挙げている。
武騎手が初めてオークスを制したのは1993年のことだ。この年、武騎手は桜花賞馬のベガに騎乗した。レースでは先行策から残り200mで先頭に立つと、2着に1馬身3/4差をつける快勝。見事1番人気の支持に応えて2冠へと導いた。
ダンスパートナーとの出会い
2回目の勝利はその2年後。この年は3番人気のダンスパートナーに騎乗。スタートが苦手な同馬できれいなスタートを決めると、直線で鋭く伸びて差し切り勝ちを収めた。この年の優駿牝馬のタイムが同年の日本ダービーのタイムより速かったことが高い評価を得た。
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