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2018年10月27日、京都競馬場でスワンS(GⅡ/芝1400m)が行われる。モズアスコット、レーヌミノル、コウエイタケル、ヒルノデイバロー、ベステンダンクらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

競馬TIMES編集部では一週間をかけて当重賞を徹底的に検証していく。血統考察やデータ分析、有力馬の強調材料と不安要素の検証など、多角的な視点から当レースの見どころや注目点を解き明かしていく予定だ。

出走馬のおさらい、予想オッズの展望を振り返っていこう。


日程・概要

2018年10月27日(土) 4回京都8日目 13頭 [仮想出馬表] 【11R】  第61回毎日放送賞スワンS
3歳以上・オープン・G2(別定)(国際)(指定) 芝1400m・外 (A)

出走予定馬・登録馬

マイルCSの前哨戦というよりは、この時期に使うレースのないスプリンターも出走してくるこのレース。今年はかなり低調なメンバーで、ここなら安田記念馬モズアスコットが58キロでも負けられない一戦になる。

連闘で挑んだ前走の安田記念は、インにこだわった鞍上ルメール騎手のファインプレーもありアエロリット・スワーヴリチャードといった強豪を差し切った。アエロリットは今秋の毎日王冠で完勝しているように、決してメンバーに恵まれたわけではないのは間違いない。

フランケル産駒らしからぬスピード対応力と末脚のキレが武器で、京都1400mの舞台がマイナスになることもなさそうだ。仕上がりはまだ8分といったところかもしれないが、他に相手がおらず、圧倒的人気は予想されるものの逆らえない。

もう1頭のGⅠ馬、昨年の桜花賞馬レーヌミノルもこのメンバーなら地力は上位だろう。

今春は高松宮記念、ヴィクトリアマイル、安田記念とGⅠを連戦したが、どれも結果が出なかった。牡馬相手だと分が悪いというのもあるかもしれないが、やはり左回りだとコーナーの行きっぷりが悪いように見える。今回は右回りに戻っての距離短縮で、すんなり前付けできるようなら巻き返しがあるだろう。

2走前の朱鷺Sで3着、人気薄ながら最内から伸びかけた前走のセントウルS(4着)も好内容だったコウエイタケルも、このぐらいのメンバーなら上位を争う可能性はある。

道中どうも遊びながら追走するくせがあるようで、ここ2走のように道中から気合をつけていく競馬が合っている。前走のセントウルSでは小牧騎手がかなりその点に気を使って乗っていたように見え、継続騎乗の今回はさらに上積みがあってもおかしくない。

前走のスプリンターズS(9着)も内容は悪くなかったヒルノデイバローが続く。

とにかくムラなタイプで、すんなり先行して走る時もあれば、後ろから突っ込んでくるようなレースをする場合もある。道中でやめてしまうこともあるようにかなり乗り難しいタイプではあるが、スムーズに先行できれば去年もこのレースで2着があるように、重賞でも勝負になる馬である。揉まれると微妙なので頭数が少ない今回のメンバーは悪くなさそうだ。

あとは障害戦を経験して馬が代わったベステンダンク。1400mはどうかだがすんなり前に行ければチャンスはありそう。

他にはキレないが自分の時計は走るグァンチャーレ、以前ほどの爆発力はないが1400mなら安定して走るロードクエスト、きれいな馬場で見直したいデアレガーロ、前走に復調気配見えたキングハートやブラヴィッシモなどが続くが、モズアスコットの2着争いにとどまりそうだ。

登録馬は以下の通り。

キングハート 牡5 小崎騎手 星野厩舎
グァンチャーレ 牡6 ○○騎手 北出厩舎
コウエイタケル 牡7 小牧騎手 山内厩舎
サフランハート 牡5 幸騎手 北出厩舎
タガノブルグ 牡7 ○○騎手 鮫島厩舎
デアレガーロ 牝4 福永騎手 大竹厩舎
ドルチャーリオ 牡5 ○○騎手 池添兼厩舎
ヒルノデイバロー 牡7 四位騎手 昆厩舎
ブラヴィッシモ 牡6 ○○騎手 須貝厩舎
ベステンダンク 牡6 ○○騎手 安達厩舎
モズアスコット 牡4 ルメール騎手 矢作厩舎
レーヌミノル 牝4 和田騎手 本田厩舎
ロードクエスト 牡5 Mデムー騎手 小島厩舎

想定・予想オッズ

7番人気 キングハート 43倍
5番人気 グァンチャーレ 17倍
10番人気 コウエイタケル 66.1倍
9番人気 サフランハート 52.4倍
13番人気 タガノブルグ 243.7倍
4番人気 デアレガーロ 8.5倍
12番人気 ドルチャーリオ 203倍
6番人気 ヒルノデイバロー 19.1倍
11番人気 ブラヴィッシモ 179.1倍
8番人気 ベステンダンク 49.8倍
1番人気 モズアスコット 1.2倍
3番人気 レーヌミノル 6.7倍
2番人気 ロードクエスト 5倍

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