スワンステークス2017の予想データ分析…5つの消しで好走率約5割、回収率180超

2017年10月28日、京都競馬場でスワンステークス(GII/芝外回り1400m)が行われる。

開催に際し、競馬TIMES編集部では予想の参考になりそうなデータをいくつかピックアップして紹介する。

人気、血統、枠順、ローテーションなど、予想のポイントになりそうなデータとは?


目次

ポイント1 極端な人気薄は消し!

マイルチャンピオンシップの前哨戦という位置づけのスワンSは1、2番人気の信頼性が高くない(=目標が先にあるため)という一方、大波乱も起こりにくい。

人気着別度数
1番人気2- 1- 0- 7/ 10
2番人気2- 0- 1- 7/ 10
3番人気3- 2- 1- 4/ 10
4番人気1- 2- 1- 6/ 10
5番人気1- 0- 1- 8/ 10
6番人気0- 1- 1- 8/ 10
7番人気0- 0- 1- 9/ 10
8番人気1- 1- 1- 7/ 10
9番人気0- 1- 0- 9/ 10
10番人気0- 1- 3- 6/ 10
11番人気0- 0- 0- 10/ 10
12番人気0- 0- 0- 10/ 10
13番人気0- 0- 0- 10/ 10
14番人気0- 0- 0- 8/ 8
15番人気0- 0- 0- 7/ 7
16番人気0- 1- 0- 5/ 6
17番人気0- 0- 0- 4/ 4
18番人気0- 0- 0- 4/ 4
人気勝率複勝率単回値複回値
1番人気20.0%30.0%5641
2番人気20.0%30.0%9551
3番人気30.0%60.0%190159
4番人気10.0%40.0%86112
5番人気10.0%20.0%9466
6番人気0.0%20.0%088
7番人気0.0%10.0%044
8番人気10.0%30.0%205156
9番人気0.0%10.0%063
10番人気0.0%40.0%0328
11番人気0.0%0.0%00
12番人気0.0%0.0%00
13番人気0.0%0.0%00
14番人気0.0%0.0%00
15番人気0.0%0.0%00
16番人気0.0%16.7%0288
17番人気0.0%0.0%00
18番人気0.0%0.0%00

集計期間:2007.10.27 ~ 2016.10.29

基本的には“中波乱狙い”をしていくのが鉄則だ。

※以降、10番人気以内を対象に集計

ポイント2 高齢馬は消し!

基本的に短距離レースは若い馬が有利だ。若い馬はスピードに溢れている一方、高齢馬は徐々にスピードが衰えてくる。

年齢着別度数
3歳3- 0- 0-12/15
4歳4- 4- 4-13/25
5歳1- 4- 4-23/32
6歳2- 1- 1-19/23
7歳0- 0- 1- 4/ 5
年齢勝率複勝率単回値複回値
3歳20.0%20.0%19058
4歳16.0%48.0%103192
5歳3.1%28.1%12116
6歳8.7%17.4%6254
7歳0.0%20.0%080

集計期間:2007.10.27 ~ 2016.10.29

6歳以上になると極端に成績が悪くなっていることが分かる。5歳以下を中心に考えていこう。

ポイント3 キャリアの多すぎる馬は消し!

競走馬の脚は消耗品だ。キャリアを重ねすぎるとダメージが蓄積される。特にスピードが問われるレースでは、その消耗が致命傷になってくる

キャリア着別度数
21戦~2- 3- 3- 34/ 42
キャリア勝率複勝率単回値複回値
21戦~4.8%19.0%3482

集計期間:2007.10.27 ~ 2016.10.29

キャリアは20戦以内がベターと考えておこう。

ポイント4 極端な内枠は消し!

スワンSの特徴として「外枠有利」「内枠不利」が挙げられる。

枠番着別度数
1枠1- 1- 1-11/14
2枠0- 1- 0-10/11
3枠0- 0- 2- 5/ 7
4枠0- 1- 1-11/13
5枠0- 1- 2-10/13
6枠4- 2- 0- 5/11
7枠3- 1- 3-11/18
8枠2- 2- 1- 8/13
枠番勝率複勝率単回値複回値
1枠7.1%21.4%2282
2枠0.0%9.1%057
3枠0.0%28.6%0212
4枠0.0%15.4%034
5枠0.0%23.1%0110
6枠36.4%54.5%217153
7枠16.7%38.9%159166
8枠15.4%38.5%13096

集計期間:2007.10.27 ~ 2016.10.29

ご覧の通り、5枠より外の成績が極端にいい。あまり内枠の馬……1、2枠に入ってしまった馬に関してはやや評価を落とす必要がありそうだ。

ポイント5 馬格のない馬は消し!

そして短距離レースでは、いいポジションを取れるかどうかが一つのカギになる。一つの位置取りのミスを取り返すことは、短距離戦においてかなり難しいからだ。

馬体重着別度数
~399kg0- 0- 0- 0/ 0
400~419kg0- 0- 0- 0/ 0
420~439kg0- 0- 0- 0/ 0
440~459kg0- 2- 0- 10/ 12
460~479kg3- 1- 1- 17/ 22
480~499kg2- 4- 4- 21/ 31
500~519kg2- 1- 3- 17/ 23
520~539kg3- 1- 2- 5/ 11
540~0- 0- 0- 1/ 1
馬体重勝率複勝率単回値複回値
~399kg
400~419kg
420~439kg
440~459kg0.0%16.7%077
460~479kg13.6%22.7%5157
480~499kg6.5%32.3%93152
500~519kg8.7%26.1%6485
520~539kg27.3%54.5%156199
540~0.0%0.0%00

集計期間:2007.10.27 ~ 2016.10.29

480キロが一つのボーダーラインとなりそうだ。

まとめ 消しデータを取り除くと?

では、ここまで挙げてきた消しデータを取り除くと、どのような成績になるのだろうか?

着別度数
5- 3- 6-14/28
勝率複勝率単回値複回値
17.9%50.0%167211

集計期間:2007.10.27 ~ 2016.10.29

なんと、好走率は50%超、回収率も180%オーバーという極めて優秀な成績となっている。

今年はこのデータに該当する馬を軸に添えてみても、いいかもしれない。

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