2018年12月1日、中山競馬場でステイヤーズステークス(GII/芝3600m)が行われる。リッジマン、ヴォージュ、アドマイヤエイカン、アルバート、モンドインテロらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?
当コーナーでは、過去のデータやレース傾向から勝ち馬を導き出していく。なお、特に明記していない場合、過去10年を対象とする。
目次
データ① 実績
勝ち馬10頭中7頭に芝3000m以上の重賞で3着以内の実績があった。残る3頭中、1頭は芝2500mのGⅡで3着があり、もう2頭はともに1000万下と1600万下を芝2400m以上で勝っていた。
データ② 前走
勝ち馬全10頭の前走が芝2400m以上のレース。中でもアルゼンチン共和国杯組が7勝と強い。
データ③ 年齢
3歳 【2・2・0・6】(勝率20.0%、連対率40.0%)
4歳 【1・2・4・17】(勝率 4.2%、連対率12.5%)
5歳 【3・1・1・29】(勝率 8.8%、連対率11.8%)
6歳 【2・2・1・30】(勝率 5.7%、連対率11.4%)
7歳 【0・1・1・15】(勝率 0.0%、連対率 5.9%)
8歳 【1・1・1・9】(勝率 8.3%、連対率16.7%)
9歳以上【1・1・2・9】(勝率 7.7%、連対率15.4%)
データ④ 性別
牡・騸馬【10・10・10・108】(勝率 7.2%、連対率14.5%)
牝馬 【0・0・0・ 7】(勝率 0.0%、連対率 0.0%)
データ⑤ 所属
美浦【5・2・4・69】(勝率 6.3%、連対率 8.8%)
栗東【5・8・6・46】(勝率 7.7%、連対率20.0%)
データ⑥ 人気
1番人気【5・1・1・3】
2番人気【0・2・3・5】
3番人気【1・1・2・6】
結論
中心となるのは、このレースを3連覇中のアルバート。アルゼンチン共和国杯からの参戦は過去2年と同じで、JRA史上初となる同一重賞4連覇に期待がかかる。
相手の筆頭になるのはモンドインテロ。芝2600mのオープン特別を2勝し、一昨年のこのレースで3着の実績がある。
リッジマンは芝2600mでオープン特別を含めて3勝し、今年のダイヤモンドSで2着。こちらも長距離実績が光る。