シンザン記念2018の競馬予想分析、結果発表!回収率180超のデータ該当馬とは?

2018年1月8日、京都競馬場でシンザン記念(GⅢ/芝1600m)が行われる。ファストアプローチ、エアアルマス、カシアス、スターリーステージ、アーモンドアイらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

開催に際し、競馬TIMES編集部では予想の参考になりそうなデータをいくつかピックアップした。では、人気、血統、枠順、ローテーションなどから導き出したデータに合致するのはどの馬なのか?

5つの消しフィルターを通したとき、残る馬を探っていくことにしよう。


目次

消しデータまとめ

今回、ピックアップしたデータは以下だ。

ポイント1 極端な人気薄は消し!
ポイント2 二桁馬番は消し!
ポイント3 休み明けは消し!
ポイント4 前走1200m、2000mは消し!
ポイント5 前走未勝利は消し!

※詳細は過去の記事を参照

一つずつ、見ていくことにしよう。

ポイント1 極端な人気薄は消し!

まず人気だが、二桁人気から好走している馬もいるものの、基本的には10番人気以内の馬たちが優勢、といった状況だ。内枠の人気薄に注意しつつ、10番人気以内から選んでいくのがベターだろう。

馬名人気
スターリーステージ4
ファストアプローチ2
アーモンドアイ1
ベルガド10
マイネルエメ11
ブランモンストル8
ツヅミモン7
プリュス6
カフジバンガード3
ヒシコスマー9
カシアス5

11番人気以下なのは……

マイネルエメ

まずはこの馬が消える。

ポイント2 二桁馬番は消し!

最も顕著な傾向といえば、内枠が有利なことだ。

同じく内有利の京都金杯では差しが決まる結果となったが、基本的には差しより先行の方が有利であり、いいポジションを取りやすい内枠のほうが優勢である事実は揺るがない。実際、日曜日に行われた京都の芝レースではメイン、最終レースで逃げ馬が勝利。準メインでも4角2番手の馬が勝利していた。

基本的に一桁馬番から選んでいくのが良さそうだ。

馬番馬名
1
スターリーステージ
2
ファストアプローチ
3アーモンドアイ
4ベルガド
5マイネルエメ
6
ブランモンストル
7ツヅミモン
8プリュス
9
カフジバンガード
10ヒシコスマー
11カシアス

二桁馬番なのは……

ヒシコスマー
カシアス

ここではこの馬たちが消える。

ポイント3 休み明けは消し!

シンザン記念は年末年始が挟まり、調教が難しいこともあってか、休み明けの馬が走らない傾向にある。

馬名間隔
スターリーステージ6
ファストアプローチ3
アーモンドアイ13
ベルガド4
マイネルエメ4
ブランモンストル2
ツヅミモン4
プリュス3
カフジバンガード4
ヒシコスマー3
カシアス3

休み明けなのは……

アーモンドアイ

ここではこの馬が消える。

ポイント4 前走1200m、2000mは消し!

過去の距離別の成績を見ていくと、前走マイル前後を使っている馬が圧倒的な成績を残している。

マイルが圧倒的、1400mと1800mも悪くない。それより上下するようなら、ほとんどノーチャンス。マイル前後を使ってきた組を狙っていくのがベストだろう。

馬名前走距離
スターリーステージ1600
ファストアプローチ1600
アーモンドアイ1600
ベルガド1200
マイネルエメ1600
ブランモンストル1600
ツヅミモン1600
プリュス1400
カフジバンガード1600
ヒシコスマー1600
カシアス1600

前走1200m、2000mは……

ベルガド

ここではこの馬が消える。

ポイント5 前走未勝利は消し!

最後に、前走のクラス別の成績を見てみると、未勝利組が不振となっている。

勝ち馬が2頭出ているが、いずれも二番人気に支持された素質馬だった。ちなみに1頭は歴史的名牝のジェンティルドンナ、もう一頭はダービーで3着になったアントニオバローズだった。

そのクラスの才能を持っていないと、未勝利から好走するのは難しいというわけだ。

馬名前走
スターリーステージ未勝利*
ファストアプローチフューチG1
アーモンドアイ未勝利・牝*
ベルガド新馬
マイネルエメこうやま500*
ブランモンストル未勝利*
ツヅミモン新馬
プリュス未勝利*
カフジバンガードこうやま500*
ヒシコスマーフューチG1
カシアスフューチG1

前走未勝利なのは……

スターリーステージ
アーモンドアイ
ブランモンストル
プリュス

ここではこの馬たちが消える。

残った激走馬候補とは?

さて、ではいくつかの消しフィルターをくぐり抜け、ここまで残った馬はいるのだろうか? それは……

ファストアプローチ
ツヅミモン
カフジバンガード

今回の激走馬候補は3頭。

馬券の軸にするもよし、相手に加えるもよし。どんな扱いにするにせよ、気にかけてみるのがいいのではないだろうか。

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