皐月賞2019の競馬予想分析!サートゥルナーリアが克服すべき3つの不安
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2019年4月14日、中山競馬場で皐月賞(GⅠ/芝2000m)が行われる。ダノンキングリー、アドマイヤマーズ、ヴェロックス、ニシノデイジー、サトノルークスなど有力馬が揃ったが、2歳GⅠのタイトルを獲得したサートゥルナーリアに対する視線が非常に熱い。母シーザリオ同様、クラシックのタイトルを手中に収めることは出来るか。

サートゥルナーリアの前走はホープフルステークスだったが、逃げたコスモカレンドゥラが前半62秒5のラップを刻み、スローで展開する中、2番手から4番手と前目につける。直線に入ると、前にいるコスモカレンドゥラやアドマイヤジャスタなどを振り切り、1馬身以上の差をつける完勝で単勝1倍台の支持に応えた。

下馬評が非常に高いのも納得ではあるが、実は不安な点が結構多い。サートゥルナーリアは与えられた試練をどのように乗り越えるのか、非常に注目だ。


不安① 3か月以上の休み明け

トライアルレースがあまり機能していないと言われる皐月賞、共同通信杯組が3連勝を挙げる時期もあるなど、少しばかりの間隔であれば特に問題はない。

ところが、中山競馬場で開催された皐月賞過去10回を見ると、3着以内に入った全ての馬が年内にレースを済ませており、これが年内初戦という馬は1頭もいない。

サートゥルナーリアは2歳時は6月にデビューするなど仕上がりは早いが、札幌2歳ステークスを回避するなど疲れが残りやすい傾向にある。

陣営は3か月の休み明けも問題ないとみて、大目標のダービーを考えてぶっつけで勝負に出たが、そこはクラシック。そう簡単に克服するのは難しい。

京成杯もホープフルステークスから少し遅れて開催されるのだから問題はないという見方もできるが、それも3着が精いっぱい。

ダービーが大目標だとしたら、皐月賞はそこまでの仕上げはしてこないだろう。それで勝てたらいいわけだが、そこまで甘いものかどうか。

不安② ホープフルステークスのレベル

ホープフルステークスで快勝したとはいえ、そこに出てきた馬のレベルは果たしてどうだったのか、こちらを見ていきたい。

2着だったアドマイヤジャスタはすみれステークスでコンマ2秒負けの2着、3着のニシノデイジーは弥生賞で4着、重馬場ではあったが、洋芝実績であるので重馬場で負けたと言い切るのはどうか。

4着コスモカレンドゥラはスプリングステークスで14着惨敗、5着ブレイキングドーンは弥生賞3着だが、コンマ4秒負け。6着ヴァンドギャルドは毎日杯で3着で皐月賞に出られず。

こうしてみると、負かした馬のレベルは本当に高かったのかという疑問符がつく。対戦したことがない馬は多く、そことの比較は必要だろう。

レベルが高かったと断言しにくいレースというより、ホープフルステークスが皐月賞に直結すると現時点で言いにくいのもこれまでの傾向。

あまり実績を過信していると、痛い目を見ることになりかねず、このあたりは慎重に検討を進めたい。

不安③ ルメール騎手への乗り替わり

過去3戦はいずれもミルコ・デムーロ騎手がエスコートし、何とか勝たせてきた。それが今回、クリストフ・ルメール騎手に乗り替わることになった。

デムーロ騎手は最優秀2歳牡馬のタイトルを持つアドマイヤマーズの主戦でもある。こちらを選んだ可能性も十分に考えられ、そうなると話は変わる。

しかも、今年のルメール騎手、去年までと比べてそこまで勝ち切れていないというのも妙に引っかかる。

1着と2着の差を見ると、2着回数の1.5倍以上1着があるのがここ数年の傾向だが、今年は1着と2着の回数があまり変わらない。

複勝率はあまり変わらず、勝率が2割に落ち込んでおり、去年に比べれば8分程低く、ここ数年ではかなり落ち込んでいる。

ルメール騎手はれっきとした超一流ジョッキーだが、人には好不調の波がある。それを克服できるかどうか、そこは注目しなければならない。

まとめ

1倍台に支持される可能性があり、トライアルレースが番狂わせで終わることが多かったために、一本被りに近くなることも予想されます。それだけの支持を集めながらも、それに比例するような実績を残していると言い切るのはどうか。

裏を返せば、これだけ不安要素がありながらも一蹴する強さを見せればダービーはもちろん、三冠まで見えてくる。調教では古馬を凌駕する動きを見せているというが、果たして皐月賞での走りはどうなるか。一挙手一投足から目が離せない。

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