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2019年8月18日、札幌競馬場で札幌記念(GⅡ/芝2000m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるフィエールマン、ワグネリアン、ブラストワンピース、サングレーザー、クロコスミア、ペルシアンナイトらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

函館で開催された2013年を除く過去10回のデータを参考にする。


札幌記念の人気馬成績

過去10年のデータを見ると、1番人気が勝ったのは2回、2着は6回、3着は1回で、信頼度は高いが1着が少なく、そこが馬券の妙味になりそうか。

5番人気が3勝を挙げるなど、中穴狙いの人にはうってつけのレースであり、人気サイドですんなり決まらないレースとも言える。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 前走GⅠ組の取捨選択

前走GⅠ(4- 5- 6-18)
勝率 12.1% │ 複勝率 45.5%

GⅡの中でもグレードが高い札幌記念。一線級が集結する中で、求められるのはGⅠレベル。この成績は誰もが納得するところだ。

気になるのは天皇賞春組でそもそも頭数が少ないのと、唯一来たヒルノダムールは、大敗を喫していた。

過去5年の傾向は安田記念組か大阪杯組。コンマ2秒程度の負けにとどめたい。クラシック組は1秒以内の負けなら挽回できそうだ。

予想参考データ② 前目から中団がベストポジション?

逃げ馬はネオリアリズム以外来ていないという意外なデータがある札幌記念。データで見ると、先行と中団がそれぞれ成績をシェアするような感じだ。

しかし、ここ数年の、道中の通過順を見ると、中団にいた馬、やや後方に来た馬が結構来ている。逃げ馬や番手にいた馬が意外と残らないことが分かる。

勝ちこそ少ないが直線の末脚だけでどうにかなりやすくなっている。しかも、決まって人気ではない馬が上がり最速タイムを出し穴をあける。狙いはここか。

予想参考データ③ 函館記念組の取捨選択

サマー2000シリーズで重要なカギを握る札幌記念。ここで勝ち、あともう1つ出走すればサマー2000チャンピオンとなり、重賞1つ分の賞金を獲得できる。

函館記念組も大挙して参戦するが、成績は振るわない。函館記念を勝ってここでも結果を出す馬もいるが、その他はむしろ函館記念で大敗した馬が目立つ。

しかも、人気を裏切るというよりかは、人気なりの着順。パッとしなかった馬の方が狙いで、掲示板に入ったような馬は危険と言える。

2019年の危険な人気馬は?

クロコスミアは人気になる見込みだが、まず鉄砲がきかない。何回か叩いてようやく本調子という馬なので、いきなりここで狙うのは少し厳しいか。札幌記念の好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、ブラストワンピースは1つ目の消しデータに合致している。凱旋門賞挑戦のために走るブラストワンピース。一叩きしてフランスに行くにしても、ここで本気の走り、調整を仕掛けるとは思いにくい。

反対にフィエールマンは危険なデータに一つも当てはまらない。天皇賞春はルメール騎手がうまく乗って勝った。ここを使うのは気になるが、鉄砲はきくし、小回りも問題なし。まだ7戦目で大切に乗られており、フレッシュさがある。斤量減で乗れるのもプラスだ。人気馬の中で最も不安要素が少ないのが、フィエールマンと言えそうだ。

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